十二月の名言集 2007-12-05 18:16:00 | 本と日常 だれもかれもプディングについて何かしら述べた。だがだれ一人として、このプディングはこんな大家族に小さすぎるなどと言いもしないし、考えもしなかった。そんなことをすればまったくの異端者である。クラチット家のだれもがそのようなことをほのめかしただけで、顔を赤くしたことであろう。 ―ディケンズ「クリスマス・カロル」―
メニューの写真 2007-12-04 18:32:00 | 本と日常 お店で「アジの開き定食」を頼んだら、メニューに載っていた写真とのあまりの違いにしばし呆然…そりやあ、わかってますよ。あれはあくまでイメージ写真。まったく同じ物が出てくるなんて思ってないです。でも、ちょっとは期待したっていいじゃないですか!…アジの開き、大好きなんです。なんだかコピー機で縮小されたようなアジの開きを箸でつつきつつ、二口くらいしかないすきまの開いた小皿からお新香をつまみ、ぬるいみそ汁を飲んでため息。ヘタに写真付きなんてしないで、お品書きだけにしとけば、こっちもそんなものかと思って何とも思わずに普通に食べるのに。期待したこっちが悪いのかな?ま、ぬるいみそ汁はどちらにしても嫌だけど。
あ り が と う 2007-12-02 23:57:00 | 本と日常 おはよう。ありがとう。おかえりなさい。ごくろうさま。大丈夫?どういたしまして。お元気ですか?お久しぶりです。ゆっくりと、相手を見て言葉にしたい、私のすきなことば。いただきます。ごちそうさま。いってきます。こんにちは。おねがいします。いらっしゃいませ。ただいま。おやすみなさい。相手に言われると嬉しい私のすきなことば。見知らぬ人の親切。不器用な人の心づかい。友達のお母さんの手料理。晴れた日の空。友達からの電話。よその家のカレーの匂い。電車の座席に一人で座る小学生。自分より小さい妹弟の手を引く子ども。この世界には、たくさんの私の好きなものがある。それはみんな、自分以外の人たちからもらったものだ。みんなそうだ。 2007.12.02.