私的図書館

本好き人の365日

角野栄子『ラストラン』

2011-01-30 12:29:00 | 本と日常
朝起きたら雪景色。

こんな日は家でのんびりしていたいけれど、朝から予約してあった点検に車を持っていき、日曜朝市というスーパーのタイムバーゲンに買出しに行って来ました。

積雪は10㎝くらい。
雪かきの必要な地域の方々、ご苦労様です。

NHKで放送している「週刊ブックレビュー」

今週は『魔女の宅急便』で知られる角野栄子さんが出演されていました。

最新作『ラストラン』(カドカワ銀のさじシリーズ)について語ってみえましたが、古希をこえてますます創作意欲盛んな様子で、若々しい姿とその想像力の豊かさに憧れの気持ちを抱きつつ拝聴しました☆

最新作『ラストラン』は東京で暮らす74歳の女性が主人公。

おだやかに過ぎていく日々…
ふいに若い頃夢中だったバイクが懐かしくなると、彼女は一念発起して、幼い時に死別した母親の故郷、岡山をめざすことを思い立ちます。

もう一度、やりたいことをやるわ!

ところがその時、彼女の前に12歳の少女が現れ、二人はバイクで一緒に岡山に行くことに…

その少女はなんと主人公が5歳の時に死別した母親のゆうれい!!

74歳の娘と12歳の母親(ゆうれい)は、途中でわがままな幽霊などに出会いながら、奇妙な旅を続けます♪

角野栄子さんご自身も、5歳の時に母親と死別していらっしゃるそうで、その故郷を訪ねたことがあるそうです。
「母という人がどういう人なのか知りたかった」という角野さんの言葉が胸に響きました。

この小説にはだから自伝的な要素もたぶんにあるのだとか。

12歳の母親と74歳の娘の旅かぁ~
どんな会話を交わすんだろう☆

とっても読んでみたくなりました。


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