私的図書館

本好き人の365日

ピンクの子豚と牡蠣フライ

2011-02-24 18:37:00 | 本と日常
変な夢を見ました。

どこかへ行こうとしているのですが、なぜが子豚をたくさん連れていて、道の途中に背丈より高い土の壁(土手?)が盛り上っていて先に進めない。
それでとりあえずその土の壁に子豚を何とか押し上げるのだけれど、あまり場所が広くなくて子豚たちは押し合いへしあいしながらこちらにお尻を向けて並んでいる。
子豚と子豚の間に何とか別の子豚を押し込もうとすると、今度は押された子豚が向こう側に落ちてしまって全部の子豚を乗せることができない。
どうやら落とさずに一緒に壁を乗り越えたいみたい、という夢…

毛並みもわかるほどリアルでやわらかくって、やけにピンクな子豚だったなぁ。

たくさん問題(子豚)を抱えているのに、もっと大きな障害(土の壁)が立ちはだかり、問題(子豚)を抱えたまま越えようとしているから、身近な問題がどんどん落っこちてしまっている、ってこと?

夢は変装した願望の変装した充足なんだそうです。

子豚を抱えたまま土の壁を越えたいってことなのかな?

う~ん、へんな夢でした。

最近立ち読みして気になった本。

村上春樹 著
*(キラキラ)*『雑文集』*(キラキラ)*(新潮社)

自己PRをどう書けばいいかという質問に、自己を説明するのは難しいから、牡蠣フライについて書いたらどうか、と村上さんがアドバイスしています♪

牡蠣フライについて書くことで、自然とその人の人となりが文章にあらわれてくるものだからと。
なぜ牡蠣フライが出てきたかというと、別に牡蠣フライに意味があるわけじゃなくて、ぬいぐるみでもプラモデルでもいいのだけれど、たまたま村上さんが牡蠣フライが好きだったから、だそうです☆

この他に、自身の作品や仕事について、出会った人や思ったことなどについて書かれた文章、文学賞関係でこれまで行ってきた受賞スピーチの数々、イスラエルで行った有名な「壁と卵」というあいさつも収められています。

村上春樹ファンには面白いかも。
でも逆に「ファンなら買うだろう」という出版社の商売気が感じられて、私は立ち読みで済ませました(苦笑)

もう一冊は英国の作家でファンタジーの女王といわれるダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品。

*(キラキラ)*『メルストーン館の不思議な窓』*(キラキラ)*(東京創元社)

魔術師の祖父が亡くなり遺産としてメルストーン館を相続した主人公。
ところが引き継ぐものはそれだけじゃなかった!
不機嫌な家政婦と横暴な庭師。
やがて一人の少年が訪ねて来て…

主人公が年配の男性ということで、ちょっととっつきにくい印象を受けましたが、魔法をからめたハチャメチャさは相変わらず面白い♪



夢って前の日に体験したことやテレビで見た物なんかが割とよく登場しませんか?

…ピンクの子豚なんてどこで刷り込まれたのかな?

夢の中くらいいい思いがしたいのに。


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