テレビで話題になっていたので立ち読みして来ました。
岩崎夏海さんの
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)
ドラッカーは第一次世界大戦前にオーストリアで生まれた経済学者で、主に社会の中の組織のあり方を研究し、企業経営、組織の中の人間について多くの著書を残しています。
ざっくり言うと適材適所、人は自分の求めている物がハッキリすると力を発揮するということが書かれているのですが(ざっくりすぎてゴメンナサイ)、機知に富んだ名言も多く、経営の神様とも言われているそうです。
「マネジメント」はそんな彼の代表的な著書のタイトル。
ちょっとお堅い専門分野をわかりやすく紹介するために、小説の形を借りて、表紙はカワイイ女子高生の絵…
という傾向は最近よく見かけますが、くやしいことにこれはなかなか面白かった。
野球部という組織も大切なのは人間関係。
そこにマネジメントの視点を入れるというのは素人にもわかりやすくて、思わずドラッカーが読みたくなってしまいました☆
まんまと乗せられてるなぁ。(だからくやしいので立ち読みで済ませました。誰が買うもんか!)
野球部にとっての仕事とは何か?
鉄鋼会社は鉄を作ることが仕事なのではない。
それは顧客の立場になって初めて見えてくる。
自動車会社のキャデラックが運搬道具としての自動車ではなく、客がキャデラックの車に求めているのはミンクの毛皮やブランド品と同じ「ステイタス」であると考えて、「ステイタス」としての車を売ることによって経営を立て直して行ったという話は面白かった☆
何のために働いているのか?
その作業は誰のために行っているのか?
つきつめていくとやるべき事が見えてくる…
利益を追求することが会社の役割じゃないんですよね。
官僚や政治家、天下り公務員に聞かせてやりたいなぁ~
(ついでにうちの上司にも☆)
この三連休、ちょっとケガをしていたということもあって(大丈夫、もう全然平気です)どこへも遊びに行かずに、家のことや片付けや病院回りで終ってしまいました。
おかげで本は読めたけど。
面白かったのは、作家の三浦しをんさんの爆笑エッセイ、
*(キラキラ)*『桃色トワイライト』*(キラキラ)*(新潮文庫)
NHKの大河ドラマの話題が「新撰組」とちょっと古めですが、本を大量に抱えて引越ししたり、相変わらずホモマンガや少女マンガに夢中の常軌を逸した妄想や空想がてんこもりで、つっこみどころ満載で楽しませてもらいました☆
サイテーな話もいっぱいです。
部屋を案内してくれたイケメン不動産屋のお兄さん森田(仮名)の住んでいる部屋が1Kだと聞き出すと、左手の薬指に指輪をしているのを目ざとくみつけ、
「ははーん、森田よ。おぬし、その指輪を『女よけ』としてはめているのだな?」
と妄想が始まり、イケメン不動産屋が振り返るとすっぽんぽんで待ち構える女性客の図を思い浮かべ、
「ぐっしっし。色男はつらいな、森田よ!」
と勝手にイケメン不動産屋と言い寄る女性客のドラマを脳内放映して見たり。(失礼な話しだ)
そうかと思うと喫茶店で9時間も女友達とくっちゃべったり、あびるように酒を飲んで友人に「仮面ライダークウガ」のオダギリジョーがいかに自分の好みであるかをえんえん語ったり…(ちなみに彼女はヴィゴ・モーテンセンの胸毛も愛している。ヴィゴ様は「指輪物語」でアラゴルンを演じた俳優)
人間ってホント度し難い生き物ですね。
でも毎回笑わせてもらえるからこの人のエッセイ大好き♪
これでまたしばらくは頑張れそうです☆
岩崎夏海さんの
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)
ドラッカーは第一次世界大戦前にオーストリアで生まれた経済学者で、主に社会の中の組織のあり方を研究し、企業経営、組織の中の人間について多くの著書を残しています。
ざっくり言うと適材適所、人は自分の求めている物がハッキリすると力を発揮するということが書かれているのですが(ざっくりすぎてゴメンナサイ)、機知に富んだ名言も多く、経営の神様とも言われているそうです。
「マネジメント」はそんな彼の代表的な著書のタイトル。
ちょっとお堅い専門分野をわかりやすく紹介するために、小説の形を借りて、表紙はカワイイ女子高生の絵…
という傾向は最近よく見かけますが、くやしいことにこれはなかなか面白かった。
野球部という組織も大切なのは人間関係。
そこにマネジメントの視点を入れるというのは素人にもわかりやすくて、思わずドラッカーが読みたくなってしまいました☆
まんまと乗せられてるなぁ。(だからくやしいので立ち読みで済ませました。誰が買うもんか!)
野球部にとっての仕事とは何か?
鉄鋼会社は鉄を作ることが仕事なのではない。
それは顧客の立場になって初めて見えてくる。
自動車会社のキャデラックが運搬道具としての自動車ではなく、客がキャデラックの車に求めているのはミンクの毛皮やブランド品と同じ「ステイタス」であると考えて、「ステイタス」としての車を売ることによって経営を立て直して行ったという話は面白かった☆
何のために働いているのか?
その作業は誰のために行っているのか?
つきつめていくとやるべき事が見えてくる…
利益を追求することが会社の役割じゃないんですよね。
官僚や政治家、天下り公務員に聞かせてやりたいなぁ~
(ついでにうちの上司にも☆)
この三連休、ちょっとケガをしていたということもあって(大丈夫、もう全然平気です)どこへも遊びに行かずに、家のことや片付けや病院回りで終ってしまいました。
おかげで本は読めたけど。
面白かったのは、作家の三浦しをんさんの爆笑エッセイ、
*(キラキラ)*『桃色トワイライト』*(キラキラ)*(新潮文庫)
NHKの大河ドラマの話題が「新撰組」とちょっと古めですが、本を大量に抱えて引越ししたり、相変わらずホモマンガや少女マンガに夢中の常軌を逸した妄想や空想がてんこもりで、つっこみどころ満載で楽しませてもらいました☆
サイテーな話もいっぱいです。
部屋を案内してくれたイケメン不動産屋のお兄さん森田(仮名)の住んでいる部屋が1Kだと聞き出すと、左手の薬指に指輪をしているのを目ざとくみつけ、
「ははーん、森田よ。おぬし、その指輪を『女よけ』としてはめているのだな?」
と妄想が始まり、イケメン不動産屋が振り返るとすっぽんぽんで待ち構える女性客の図を思い浮かべ、
「ぐっしっし。色男はつらいな、森田よ!」
と勝手にイケメン不動産屋と言い寄る女性客のドラマを脳内放映して見たり。(失礼な話しだ)
そうかと思うと喫茶店で9時間も女友達とくっちゃべったり、あびるように酒を飲んで友人に「仮面ライダークウガ」のオダギリジョーがいかに自分の好みであるかをえんえん語ったり…(ちなみに彼女はヴィゴ・モーテンセンの胸毛も愛している。ヴィゴ様は「指輪物語」でアラゴルンを演じた俳優)
人間ってホント度し難い生き物ですね。
でも毎回笑わせてもらえるからこの人のエッセイ大好き♪
これでまたしばらくは頑張れそうです☆
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