どの赤ん坊も、神はまだ人間に絶望していないというメッセージをたずさえて生まれてくる。
―タゴール―
2011年はインドの詩人、ラビンドラナート・タゴールの生誕150周年にあたります。
私が初めてタゴールの詩と出会ったのは長野県にある「安曇野ちひろ美術館」を訪れた時のこと。
昔からいわさきちひろの絵が好きで、この美術館には前からずっと行ってみたいと思っていました。
子どもたちにそそがれたちひろの温かい眼差し。
優しい色彩で描かれた美しい花や子ども達の絵。
そんな中に、絵にそえられる形で、上記のタゴールの詩があったのです。
衝撃でした。
子どもたちが未来を見つめているのに、大人たちが絶望していたらいけませんよね。
よく行く本屋さんの隣に小学校があって、子どもたちがプールで騒ぐ声がよく聞こえてくるのですが、どんな時でも子どもたちは元気元気!!
「何がそんなに楽しいの?」と思うくらいワーワーキャーキャーやっています♪
生きているだけで楽しいっていいなぁ☆
こっちまで楽しくなってしまう。
アジア人で初めてノーベル文学賞を受賞したタゴール。
日本ともかかわりが深く、岡倉天心との交流などが知られています。
いまどき「詩が好きです」なんて恥ずかしくてなかなか言えないけれど、たまにこっそり詩集を読んだりもする私は、タゴールの詩もテレビなどで紹介して欲しいなぁと思います。
インドやバングラディッシュ、日本でもインド大使館などがタゴール生誕150周年記念のイベントをやっているようですが、まだまだ認知度が低いような気がするので。
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