アウトレットモールに買い物に行って来ました。
試着室でシャツのサイズを確かめていると、ガチャガチャとドアノブの動く音。
扉にカギはあったのですが、まさか開けられるとは思っていなかったので、カギはかけていなかったんですよね。
あわてて手を伸ばしたものの一歩遅く、ドアを開けて中をのぞいてきたのは小さなクソガキ…もとい、小さな男の子。
その子は私と目が合うと、つまらなさそうに無言でドアを閉めました…
何だいまの!?
女性もたくさん利用していたからお母さんを探してた?
全部開けて?
いやいやいや、それはいろいろ問題あるでしょ。
子どもの行動には驚かされますね(苦笑)
そのお店は試着室が10部屋くらい並んでいたのですが、土曜日ということもあり、お子さん連れでけっこう混雑していました。
店内に響き渡る泣き声と叫び声。
あの興奮して思いっきり高い声で叫ぶのは何でなんでしょう?
中には子どもに「何でたたくの? お母さんすごく痛かったよ!」とすごく理路整然と自分の被害を訴えているお母さんもいました。
気持ちはわかる。気持ちはわかるけれど、言ってきかないからやっかいなんだよ(笑)
喫煙所には手持ち無沙汰なお父さんの集団。
中には店の中であれこれ品定めしている女性にしびれを切らし「外で待っているから」といってさっさと出て行く男性もいました。
ま、よくある光景ですね♪
私はあれこれ試着してみたものの、結局何も買わずに帰って来ました。
アウトレット品といっても値段がね。
まだまだ私なんかには手がでません。
帰りに取り寄せてもらった本を受け取りに地元の図書館へ。
ずっと絶版で手に入らなかった、モンゴメリの初期の作品『果樹園のセレナーデ』(村岡花子 訳)がようやく見つかったんです!!
やっと、やっと手に取ることができました♪♪
内容は読んでから紹介したいと思いますが、私が驚いたのはその値段!
文庫本で280円。
安い! 安すぎる!!
最近じゃ文庫本でも平気で千円とかするのに、280円で100年以上昔のカナダの小説が読めるなんて!
図書館の蔵書なので返さなきゃいけないのが非常に残念です。
何万円もする服よりも、私はやっぱりこの280円の本の方がいいな☆
特に、本は人類の英知の結晶ですよね。
何千年の歴史も、遠い国のことも、昔の人の考えや生活のことも、長年の研究の成果も、読めば誰でも知ることができる。後世に伝え残すことができる。
ボストン美術展で、『廃仏毀釈』からまぬがれた『国宝級』の芸術作品を観て、『価値観』について深く考えさせられました。
私の住んでいる所だと、名古屋が一番近いので見に行きたいとは思っていますが、仕事があるのでどうなるか。
ご覧になられたんですね。いいなぁ~
昔の人の書いたものや描いたものを保存してながめるなんて、そんなことをする動物はきっと人間だけでしょうね。
考えると不思議な感じがします。
何に価値を見いだすか、私は服装や装飾品より本や自由な時間が欲しい人間ですね。
ま、お金がたくさんあれば欲しいと思うかも知れませんけど(苦笑)
本はまさにたくさんの人々の英知や想像力の結晶。とても安上がりなタイムマシーンでありどこでもドアであり、よきアドバイザーです。
安上がりってところが特に気に入っています(笑)
のサブタイトルで図書館をテーマにした内容の本の紹介をしていました。
いつもならすかさずメモるのに・・
そのときは読みたいページに急いでしまい
メモを忘れてしまいました。
後日おなじ喫茶店に行って記事を探したのですが
見つけることができず後悔しています。
所有、物欲。生きるエネルギーですよね。
私も「あの時メモしておけばよかった」と思うことがあります。
あと「あの時思い切って買っておけばよかった」とか。
「あの時思ったことを言えばよかった」とか。
最後のはちょっと違いますかね(苦笑)
人はなぜ書物を所有したがるんでしょう?
面白そうな内容ですね♪
物欲も立派な生きるエネルギー。
断捨離をしなくちゃとも思いますが、なかなかそこまで達観できません。