私的図書館

本好き人の365日

『これから「正義」の話をしよう 』

2010-09-20 23:10:00 | 本と日常
今日は家電量販店に行って地デジ対応テレビを買って来ました♪

現在のアナログ放送が2011年7月24日に終了してしまうので、いつかは買い替えなきゃなとは思っていたのですが、せっかく部屋の模様替えもしたことだしと思って、思い切りました。

家電エコポイントが付いて多少お値打ち感はありますが、やっぱり高い買い物をする時はドキドキします。

でも買ってよかった。
映像はキレイだし、見られる番組は増えるし、いろいろな情報が見られるデータ放送も面白い♪

手の平に納まる携帯末端からインターネットに接続し、空気中を様々な情報が飛び交う。

いい時代というか、すごい時代になりました。

最近買った電子書籍は、NHK教育放送でその授業風景が放送されて話題になった、アメリカはハーバード大学のマイケル・サンデル教授の本。

*(キラキラ)*『これから「正義」の話をしよう Justice 生き延びるための哲学』*(キラキラ)*(早川書房)

1人を犠牲にすれば5人が助かる状況で、その1人の命を奪うことは果たして正しい選択か?

経済至上主義がまかり通るこの時代に、何が正しいといえるのか? なぜ人々はそれを信じているのか? といった問いに、興味深い例題を出しながらサンデル教授が「一緒に考えよう」と語りかけてきます。

テレビ番組が面白かったので読んでみようと思ったのですが、この本、けっこう売れているみたいです。

電子書籍では900円でした。

もう一冊は紙の本。

幻想の歌い手と呼ばれるファンタジーの紡ぎ手、パトリシア・A・マキリップの、

*(キラキラ)*『女魔法使いと白鳥のひな』*(キラキラ)*(創元推理文庫)

二部作の第一弾ということで長編が読めるのはとっても嬉しい♪

大好きな作家さんだから作品が読めるのは嬉しいけれど、このところ立て続けに作品が翻訳されている感じ。

何かあるのかな?

マキリップの作品では『妖女サイベルの呼び声』との出会いが衝撃的でしたが、彼女の作品に登場する”一人で立つことのできる”女性が好きなんです。

もちろん恋もあるし愛する男性も登場しますが、彼らにべっとり寄りかかるのじゃなくて、自分の生き方を持ちながら、共に歩いて行く。

待っているだけのお姫様はマキリップの作品には登場しません!

この作品も楽しみに読みたいと思います☆



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