照りもせず
曇りも果てぬ
春の夜の
朧月夜に
しくものぞなき
―大江千里―
寒くてサボッていた夜のウォーキングに久しぶりに出かけると、雲が薄くかかってぼんやり輝く月が夜空に浮かんでいました。
一応暦の上では立春が過ぎているから、2月でも「春の夜」になるのかな?
でもこの歌を口ずさんでいた『源氏物語』の登場人物、朧月夜と光源氏が出会ったのがたしか春のお花見の席だったから、やっぱり桜の季節?
短歌とか詳しくないので、見当はずれだったらごめんなさい。
ま、どっちでもいいですね。
歩いている時はだいたいこんなとりとめのないことばかり考えています。
ウォーキングの目的地、近くのコンビニで雑誌を立ち読み。
夜も遅いというのに、相変わらず幼い子供を連れた夫婦がいたり、仕事帰りのサラリーマンに、ATMのやり方がわからなくて店員に聞いている若いカップルがいて、コンビニは賑わっていました。
この時間、駅を見下ろす高架橋の上から決まって見えるのが、停まった電車の中を点検している車掌(運転手?)さん。
田舎の駅で周りが真っ暗だから、闇の中に電車の中だけが明るく照らし出されて、よく見えるんですよね。
何度か猫が飛び出したことがある曲がり角を曲がり、自動販売機がコーと鳴っているマンションの入口を眺めながら、誰もいない公園を通り過ぎて、お寺の墓地を左手に見ながら坂道を上る。
たいした距離じゃありませんが、けっこう体がポカポカになります。
でも、寒い時ってやっぱり温かいものが欲しくなっちゃいますよね。
コンビニのおでんとか、肉まんとか、この季節すごく美味しそうに見えます♪
がまんせず
食欲果てぬ
春の夜の
おでんを買って
しまう我が身よ
―ホーク―
…ウォーキングの目的地をコンビニにしたのって、間違いだったかな?
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そうですね・・・
もう少ししたら、くちこも歩きましょうか・・・
表現、いいなあ(*^_^*)
夜の散歩もいいものですよ。
朝起きられないので夜しか歩けないんですけど(苦笑)
短歌も褒めてくださってありがとう(^^)
嬉しかったです☆