私的図書館

本好き人の365日

『魔女図鑑』

2009-05-06 09:05:00 | 本と日常
今日までGWという方も多いのでしょうね。

私は遠方の友達に会いに行ったり(焼肉食べました♪)、映画を観たり(ミロシェ・フォアマン監督の「カッコーの巣の上で」他)、夜更かししたり、昼まで寝ていたり、本を読んだりして充電していました。

高速道路の渋滞もしっかり経験しましたよ。

どこまで走っても地方の高速道路なら1,000円になるというETC割引を利用するために、ETC(高速道路自動料金収受システム)も車に付けました。

その割引制度の影響か、テレビでは高速道路の利用者が増えたって言っていましたが、確かにいつもより渋滞している距離が長いように感じました。

読んだ本は、

角野栄子さんの*(キラキラ)*『新魔女図鑑』*(キラキラ)*

図書館で見つけた本の扉に描かれていた扉の絵。

その扉にさわってみると、いつの間にやら扉の中に導かれて…

その本は魔女の家につながっていて、その家に住んでいる本物の魔女から、魔女についての様々なことを教えてもらうことになるのですが、『魔女の宅急便』の作者でもある角野栄子さんの魔女案内が、とても面白くてどんどん引き込まれました。

魔女の由来や歴史だけじゃなくて、ホウキの作り方や、ハーブの植え方、魔女料理の作り方など、実際に試せるように丁寧な図解入りで説明されています☆

もう一冊はマンガ。

高橋留美子さんの短編傑作集*(キラキラ)*『赤い花束』*(キラキラ)*

『Pの悲劇』『専務の犬』に続く作品で、大人の悲喜こもごもがユーモアを交えながら描かれています。

妻が入院してしまい、それまでまかせっきりだった父親の介護を自分がすることになったサラリーマン。
まかせておけって、大見得を切ったものの、オムツをあてることも初めて…

夫を亡くした義母の温泉旅行に付き合うことになった嫁。
最初は気を遣ってうまくやっていたのに、義母の勝手な言動にストレスも限界、そんな時に道に迷ってしまって…

夫として妻として。
男、女、父親、母親、夫婦、親子。
そして一人の人間として。

ちょっと笑えて、ちょっと泣ける。

そんな6編の物語が収められています。

こういうの描かせたらうまいなぁ~

お気に入りは、中年のサラリーマンが、クラス会で初恋の人に会いに行く「日帰りの夢」です♪

あと一冊、

イギリスの作家、サリー・ガードナーさんの*(キラキラ)*『コリアンダーと妖精の国』*(キラキラ)*

衣装箱のふたを開けるとそこは妖精の国…

こちらはまだ読みかけですが、連休がもう少し残っているので、楽しみに読みたいと思っています。

でもその前に、掃除して洗濯して冬物しまって定額給付金の手続きもしなくっちゃ…


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