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私的図書館

本好き人の365日

『夢のカルテ』

2012-01-24 16:29:08 | 本と日常
病院へ検査の結果を聞きに行って来ました。

結果は良好。この前よりかなり数値が改善したとのことで、病院の皆さんに褒めてもらいました♪

ホメられて伸びるタイプです!

薬の量も減ったので、今後は筋力をつけましょうということで、いろんなトレーニング方法を教えてもらってきました。

筋肉に効果的に負荷がかかるようにすれば、大きな動きは必要ないんだとか。とりあえず、TVを見ている間、腕を伸ばした状態で広辞苑を片手で交互に持つというのをやっています。これが下手な鉄アレイより断然重い(苦笑)
あとはゆっくりとしたスクワットなど。

健康ってありがたいなぁ。

最近、普段は読まないようなジャンルの本を立て続けに読んでいます。これもその一冊。

高野和明、阪上仁志 著
『夢のカルテ』(角川文庫)

他人の夢の中に入れる能力を持った女性カウンセラーが、刑事と知り合ったことで様々な事件の解決に協力していくことに…

犯人探しというミステリーに加え、夢の世界、過去のトラウマ、大人の恋愛などを散りばめたエンターティメントな作品。

刑事という職業との出会いが予定調和に感じないこともないですが、フロイトの『夢判断』を愛読書にしている私にとっては、夢の内容を分析していくシーンがすごく面白かったです♪

舞台がなじみ深い横浜というのも懐かしかった。

夢、象徴、イメージ、投影…

小説の内容とはちょっとはずれますが、例えばフロイトは、夢は変装した願望の変装した充足だといっています。わかりやすい例でいうと。

「ある男性がいとこの女性から風船を2つもらう夢を見た…」
この夢を解くとこうなります。
「この男性は風船が欲しいのではない。彼が欲しいのはいとこの方。2つの風船は彼女のオッパイの象徴」

夢を共有することで見えてくる真実。

でも、知りすぎてしまうことは決して幸せなことではない。
わかってしまうがゆえの主人公の苦悩というものも小説の中では描かれています。
そして彼女の身に危険が迫る!?

でも恋愛対象の相手がこちらの深層心理まで見透かす能力があるっていうのは正直ちょっと嫌かな(苦笑)

例えるならケータイをのぞかれるみたいな?

いや、やましいことは何もないんだけれど、それは神明に誓ってないんだけれど、何か心理的にプレッシャーを感じる…(笑)

連作短編という感じで、いくつかの事件が描かれています。
この設定なら続編も書けそう。

年中行事

2012-01-24 00:14:47 | 日々の出来事
皆さん、もうお年玉付年賀ハガキの当せん番号は確認しました?

うちはいつもの通り切手シートのみでした(笑)

子供の頃は当せん番号を確かめること自体が楽しくて、家族の分まで番号を確かめていたのに、いまは万に一つでも高価な商品が当たっていたらと、そっちの方が気になって、一応確かめてしまいます。

大人って嫌ですね(苦笑)

昔はいつもこの時期、新聞に発表される大学入試センター試験の問題をどれだけわかるかやってみていたのですが、寄る年波には勝てず、最近は国語の漢字問題だけ挑戦しています。脳ミソの定期検診。

問1 ア 駆逐 イ 摂取 ウ 習慣 エ 折衝 オ 尽くせない

カタカナで表記されたア~オの漢字がわかった上で、同じ漢字を含むものを選択肢の中から選ぶのですが、私はエだけ間違えてしまいました。5問中4問正解。

折衝(セッショウ)って、日常会話で使わないよ~

いや~、受験生って大変ですね。
こんな(問題文)読みにくい文章を読んで、出題者の意図を読取らなくちゃいけないなんて。

これから二次試験。
これが終れば春が来る。
受験生頑張れ!!