読み終わりました*(音符)*
ルイザ・メイ・オルコットの『第三若草物語』 ~プラムフィールドの子供たち~ *(星)**(キラキラ)*
第一『若草物語』(原題「Little Women」)
はあまりに有名ですが、その続編があることはあまり知られていないんじゃないかな?
この『第三若草物語』は、世界名作劇場でアニメ化され、「ナンとジョー先生」というタイトルで放送されたこともあるんですよ!
おてんばだった三女のジョーも、結婚して家庭を持ち、いまや二児の母。
マーチ伯母さんの残してくれたプラムフィールドで、身寄りのない子や近所の家の子らを集めて、彼女の理想とする子供たちの家を始めます。
教育方針もユニーク!
一人一人に与えられた畑。
果樹園に、動物たちに、お菓子つくりに、毎週土曜日の夜の枕投げ!
勉強も必要だけれど、同じくらい友達も、遊びも大切♪
「正直と勇気と勤勉と、それから神さまと友だちと自分を信ずること」
個性豊かで、ひっきりなしに問題を引き起こす子供たちと、ジョー先生の織り成す、とってもにぎやかで心暖まる物語☆
ジョー先生の幼い二人の男の子に、長女メグの双子の兄妹デミとデーズィ。
いたずら者のトミーに内気な音楽家ナット。
粗野でらんぼう者のダンに、ジョー先生の子供時代そっくりのナン*(ハート3つ)*
お金は無くなる、馬は暴れる、迷子に火事に黒コゲのパイ。
最後は、いまや立派な貴婦人となった末の妹エミリーの一人娘、かわいい王女様のベスを招いて「シンデレラ」のはじまりはじまり*(音符)*
とても百年以上昔に書かれたお話とは思えない*(びっくり2)*
笑いあり、涙ありで、なんだかとても豊かな気もちになれました。
あ~、読めて良かった♪
『第二若草物語』では、四姉妹のそれぞれの青春時代が語られましたが、その中でもジョーの悩みや苦しみ、もがく姿が心に残っているのに対して(それとなんといっても三女のベス!)、この『第三若草物語』でのジョーは、少女のようなはつらつさを持ちながら、落ち着いた”母”として印象が強くなっています。
子供たちを包み込む、あったかいお母さんという感じ*(星)*
ジョーの旦那さん、ベア先生もいい味だしてるし*(ハート3つ)*
『若草物語』をご存知の人には、新鮮な新たな物語との出会いを。
知らない人にも、生き生きとした子供たちの活躍する物語を、楽しんでいただけると思います♪
虫たちの声がにぎやかになり、木々も色付き始めるこの季節。
秋の夜長、読書の秋と洒落込むにはピッタリの一冊ですよ☆
ルイザ・メイ・オルコット 著
吉田 勝江 訳
角川文庫
ルイザ・メイ・オルコットの『第三若草物語』 ~プラムフィールドの子供たち~ *(星)**(キラキラ)*
第一『若草物語』(原題「Little Women」)
はあまりに有名ですが、その続編があることはあまり知られていないんじゃないかな?
この『第三若草物語』は、世界名作劇場でアニメ化され、「ナンとジョー先生」というタイトルで放送されたこともあるんですよ!
おてんばだった三女のジョーも、結婚して家庭を持ち、いまや二児の母。
マーチ伯母さんの残してくれたプラムフィールドで、身寄りのない子や近所の家の子らを集めて、彼女の理想とする子供たちの家を始めます。
教育方針もユニーク!
一人一人に与えられた畑。
果樹園に、動物たちに、お菓子つくりに、毎週土曜日の夜の枕投げ!
勉強も必要だけれど、同じくらい友達も、遊びも大切♪
「正直と勇気と勤勉と、それから神さまと友だちと自分を信ずること」
個性豊かで、ひっきりなしに問題を引き起こす子供たちと、ジョー先生の織り成す、とってもにぎやかで心暖まる物語☆
ジョー先生の幼い二人の男の子に、長女メグの双子の兄妹デミとデーズィ。
いたずら者のトミーに内気な音楽家ナット。
粗野でらんぼう者のダンに、ジョー先生の子供時代そっくりのナン*(ハート3つ)*
お金は無くなる、馬は暴れる、迷子に火事に黒コゲのパイ。
最後は、いまや立派な貴婦人となった末の妹エミリーの一人娘、かわいい王女様のベスを招いて「シンデレラ」のはじまりはじまり*(音符)*
とても百年以上昔に書かれたお話とは思えない*(びっくり2)*
笑いあり、涙ありで、なんだかとても豊かな気もちになれました。
あ~、読めて良かった♪
『第二若草物語』では、四姉妹のそれぞれの青春時代が語られましたが、その中でもジョーの悩みや苦しみ、もがく姿が心に残っているのに対して(それとなんといっても三女のベス!)、この『第三若草物語』でのジョーは、少女のようなはつらつさを持ちながら、落ち着いた”母”として印象が強くなっています。
子供たちを包み込む、あったかいお母さんという感じ*(星)*
ジョーの旦那さん、ベア先生もいい味だしてるし*(ハート3つ)*
『若草物語』をご存知の人には、新鮮な新たな物語との出会いを。
知らない人にも、生き生きとした子供たちの活躍する物語を、楽しんでいただけると思います♪
虫たちの声がにぎやかになり、木々も色付き始めるこの季節。
秋の夜長、読書の秋と洒落込むにはピッタリの一冊ですよ☆
ルイザ・メイ・オルコット 著
吉田 勝江 訳
角川文庫