私的図書館

本好き人の365日

本棚の冒険 黎明編

2004-12-09 23:52:00 | 本棚スペシャル
この一週間、ず~と風邪に苦しんでいます*(汗)*

せきが止まらないんです、ゴホッ、ゴホッ*(泣く)*

今日は会社を休んで病院に行って来ました。市販の薬をずっと飲んでいたからか、肝機能がかなり弱っているとのことで、強い薬はやめて、うがい薬だけ出してもらって、点滴をうって帰って来ました。
頭がボ~としていても、横になるとせきが止まらないので、今日は日がな一日ゲームと読書です。
ついでに本棚も少し整理しました。

この間の続きで、本棚の中身をここで少し紹介しますね☆

今回もきっちり詰め込まれていてなかなか取り出せない文庫本の棚から…

「ガリヴァ旅行記」 スウィフト
「人間の土地」「夜間飛行」 サン=テグジュペリ
「ランボー詩集」 ランボー
「田園交響楽」 ジット
「桜の園・三人姉妹」 チェーホフ
「ペスト」「異邦人」「シーシュポスの神話」 カミュ
「変身」 カフカ

一応、名が知られているのかな?
この辺は有名どころの外国人作家の作品が並んでいます。
有名作品なんて、文庫本で十分。
すべて五、六百円で手に入ります。

「青い鳥」 メーテルリンク*(キラキラ)*
「絵のない絵本」「人魚姫」 アンデルセン*(キラキラ)*
「ヘンゼルとグレーテル」「ブレーメンの音楽師」 グリム*(キラキラ)*

このあたりのお話は楽しいものが多いですね。
河合隼雄の「昔話の深層~ユング心理学とグリム童話~」という本と合わせて読むと、また違った昔話の裏側が垣間見れて興味深いですよ☆

「ジーキル博士とハイド氏」 スティーヴンソン
「人生論」 トルストイ
「自我論集」 フロイト
「死にいたる病」 キルケゴール

…上の二冊はちょっと難しかった。
体調の悪い時にはあまり開きたくない部類の本です。(キルケゴールって理屈っぽいんだもの*(涙)*)

「魔法物語」 斉藤肇
「マークスの山」(上・下) 高村薫
「愛と幻想のファシズム」(上・下) 村上龍

「封神演義」(上・中・下) 安能務 訳*(キラキラ)**(星)**(キラキラ)*

ここは講談社文庫の本。
中でも「封神演義」は大のお気に入りです☆

「名著12編に学ぶ 中国古典のリーダー学」 守屋洋

孫子、老子、十八史略など、中国古典のおいしいところだけ紹介したこの本。
普段耳にする格言やことわざの由来や、それにまつわる小話なども載っていて、とってもお得感があります☆
お気に入りは「菜根譚」と「荘子」です。

「金閣寺」 三島由紀夫
「檸檬」 梶井基次郎
「蜘蛛の糸・杜子春」「羅生門・鼻」 芥川龍之介
「三四郎」「こころ」 夏目漱石
「お伽草子」「走れメロス」 太宰治
「銀の匙」 中勘助
「沈黙」 遠藤周作
「ブンとフン」 井上ひさし
「パン屋再襲撃」 村上春樹
「青春論」 亀井勝一郎
「なんで英語やるの?」 中津燎子

…一見、節操のない並び方に見えるかも知れませんが、これでも一応自分なりの理由があったりするんです。

まだせきが止まらないので、今夜はこの辺で寝ます。
はやく風邪、治らないかな~