ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



心って、なんなの? 脳の中で生まれた作用なんて言ってる人もいて、いろんな説明を聞いたことあるんだけど、よくわかんないんだよね? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『大悟の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 地上に生きている人間は、魂が肉体に宿った存在であって、外から目に見える部分ではなく、そのなかにある、目には見えない部分こそが、真実の自分なのです。
 その真実の自分というものは、悟りの目が開けた者から見れば、外見上は、肉体と同じような等身大の形状を持った霊的存在なのですが、そういう物体的な存在であり、形を取って現れるものであると同時に、法則として存在するものでもあるという面を持っています。
 っまり、人間の心は、「一定の形を取ろうとすれば、そのように現れることもできるし、また、法則として、あるいは作用として働こうとすれば、そのように働くこともできる」という性質を持っているのです。
 たとえば、(中略)片栗粉を水に溶かして熱を加えていくと、不思議なことに、どんどん固まっていき、固形状になります。しかし、それがほんとうの姿かというと、そうではなく、熱が冷めると、また元の液体に近い状態になります。
 人間の実体も、それとよく似たところがあり、(中略)肉体に宿っているあいだは、熱せられて固まった片栗粉の溶液のような姿を取っているわけですが、やがて死を迎えて肉体を去ると、元の〝液体状〟の存在に戻るのです。(中略)
 人間は、死んで霊体になると、最初のうちは肉体と同じような姿を取っていますが、何年かたつうちに、それが自分のほんとうの姿ではないことが分かってきて、むしろ、心としてのみ存在するようになります。(中略)心というものは必ずしも形を意味していません。心とは、人間の意識の働き、精神作用のことです。(中略)
 たとえば、みなさんは、「自分はハートの温かい人間だ」「自分は非常に理性的な人間だ」「自分は熟しやすく冷めやすい人間だ。すぐカーッと熱くなったり、また冷めたりするような人間だ」「自分は非常に温和な人間だ」など、さまざまに自己認識をし、自己定義をしているでしょうが、そういう定義によく似たかたちです。(中略)そのような特徴でもって説明できるものが、みなさんの個性を判断するための、通し番号というか、背番号、バーコードのようなものなのです。
 「こういう心の特徴、心の傾向性を持った存在があります。こういう特徴を持った心です」と言えば、「それは、〇〇に住んで
いる××さんですね」と判明するわけです。それがその人のアイデンティティー(自己同一性)になるのです。

 形はどのようにでも変化していくものなので、形状だけでは、だれなのか判断できません。それが霊界の実態です。(中略)
 しかし、本来の自分の姿とは、「私は温和で、とても寛容な人間です」「私は非常に熱心な人間です」「私は知的なものにあこがれる、非常に知性的な人間です」「私はとてものんびり屋です」といった、さまざまな形容詞で語られるものなのです。それが本来の自分であり、霊界に還ると、そのようなあり方に戻っていくので、自己認識を変えなければならないのです。
(222~226ページ)

心とは魂の中核部分であるが、その実体は、法則あるいは作用であるり、さまざまな形容詞で語られ、定義されるものである──。

人間の本質は、肉体ではなく、何らかの形状でもなく、法則や作用である、なんて、なかなか飲みこみにくい話ではあります。

でも、これがすっと分かるってことは、霊的な認識力が上がったってこと。

それはすなわち、一つの悟りを開いたことでもあるのだと、私は理解しているのです。
 

『大悟の法』

 大川隆法著


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