ハイエクって経済学者がいるんでしょ。どんなこと言ってるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ハイエク「新・隷属への道」』――「自由の哲学」を考える(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように説いておられます。
ノーベル経済学賞をもらったハイエクの名前は、経済学を学んだ者や一部のインテリを除いてそれほど有名ではないかもしれない。イギリスのサッチャー首相やアメリカのレーガン大統領が新自由主義の旗印のもと、ハイエク主義にもとづいて「小さな政府」を主張しはじめてから「知る人ぞ知る」といった感じになってきた。逆に言えば、国家エリート主導で、すぐに経済的結果の出るケインズの人気が長い間高かったというべきかもしれない。しかし、ハイエクが『隷属への道』で全体主義に対して打ち込んだボディブローは、歳月とともに効いてきている。
本書ではハイエクは、「新しい亡国の権力」が立ち上がってきていることを述べている。ハイエク学者たちが、まだ十分に気づいていないワナがあるということだ。これに気づかねば、日本の未来もあやういと言わざるをえない。
(1~2ページ)
ハイエクの霊言は2冊目であり、1冊目は、ケインズ、シュンペーターの霊言とともに、『未来創造の経済学』として発刊されているものを、以前にご紹介しました。
今回は、お一人だけでしっかりと1冊分講義してくださっていて、その生前の学説の概要というだけでなく、「いま」の問題に天上界のハイエク先生としてどう答えるのかが、とてもよく理解できる霊言集になっています。
経済学を専門として学んでいる方はもちろん、ハイエクの経済学を教養として学びたいと思っている方は、まず本書で勉強してから、世に出ているハイエク本を勉強するのが、理解の早道ではないかと改めて私は思っているのです。
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『ハイエク「新・隷属への道」』
大川隆法著
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