千日回峰って、命がけのものすごい荒行なんでしょ。満行したら、悟りが開けるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『酒井雄哉日本天台宗大阿闍梨に引導を渡す』のまえがきで、次のように説いておられます。
日本天台宗の大僧正にして、千日回峰行を二度満行された酒井雄哉(さかいゆうさい)氏が、死後2カ月余りで本年11月30日に、私のところに現れた。
突如、呼吸ができない息苦しさと、あっと言う間に室温が1℃ぐらい下がって来たのを見て、私に死後の自分の状態について解説してもらい、できれば救ってもらいたいのだと看破した。
そこで幸福の科学総合本部にて、公開霊言をした。彼に引導を渡すまでの、その137分の記録が本書である。
日本天台宗では活き仏になっていたはずなのに成仏できず、死後、幸福の科学に助けを求めて来た点、一定の求道心はまだ残っていたのだろう。
霊言は、最初は私が執行し、あとはチャネラーに移して、私自身も説得にあたったものである。真実を知らないマスコミが美化しているのを見るにつけ、「救いとは何か」「成仏とは何か」に答えた一書である。
(1~2ページ)
2013年に発刊された、日本天台宗の大阿闍梨(だいあじゃり)である酒井雄哉氏の霊言集です。
千日回峰行を2度も満行して、「活き仏」になっていたはずの大阿闍梨であっても、じっさいには全く何も悟っていなかった、という冷厳な事実が明らかとなっていくやり取りは、まさに圧巻です。
本書は、天台宗に関係する方はもちろん、「救いとは何か」、「成仏とは何か」、という根源的な問題に興味関心がある方にとって、間違いなく必読文献であると、改めて私は思っているのです。
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『酒井雄哉日本天台宗大阿闍梨に引導を渡す』
大川隆法著
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