インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

イヴの日没とタイガース

2016-12-24 21:01:02 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
今日はクリスマスイヴ。
サンセットタイムに間に合うように浜に出たが、イヴの夕日は格別だった。大きな金色(こんじき)の斜陽が次第にオレンジ味を増して、朱鷺色からピンクへ、海上の空に沈んでいった。イヴのスペシャル日没であった。


夜はプラムケーキをカットして、ホテルスタッフとシェア、プライベートではケーキを肴に夫と赤・白ワインで乾杯した。
息子(ラッパー/BIG DEAL)のコルゲート歯磨きコマーシャルを夫に見せたりした後、ユーチューブで久々にタイガースをチェック。
アルフィーの高見沢さんがMCでフルにカバーしたことのある「君だけに愛を」を覗いた。
昭和の熱狂炸裂、いいなあ。高見沢さんカバーも捜したけど、残念ながらなかった。

水曜午後11時からのNHKラジオFMのアルフィー「終わらない夢」で、高見沢さんが推奨していたタイガースの「嘆き」も改めて聴いてみた。恋人との噂のあった安井かずみ作詞で、とてもいい。

このところずっと高見沢さんに浮気(本気?)していたが、ジュリー、やっぱりいいなあ。しかし、現実は苛酷で、若い頃のジュリーはもういない、今は過去の栄光からは程遠い老残の沢田研二がいるのみ。声にはほとんど衰えがなくても、動画を見るとがっかりする。2012年のタイガースオリジナルメンバー復活コンサートでご本人に遭遇しているが、男も見ただけで妊娠するとの風評を獲った伝説の美形の面影は跡形もなかった。

高見沢さんお薦めの「嘆き」、ほんとにいい。イヴに白ワインを呑みながら、聴くにはサイコー。
コアなファンには人気だったという曲、高見沢さんがいつかカバーしてくれることを祈る。先月13日の福井ライヴのGSカバーでは、「君だけに愛を」を期待したのだが、なかった。

そういえば、今日はアルフィーの恒例・武道館クリスマスコンサートだった。さぞかし盛況だったろう、行きたかったなあ。
でも、福井ライヴの席が初めてにしてはよすぎたので、あれ以上の席には今後恵まれないような気もするし、後ろで見ると、いささか興ざめのような気もして。ほんと、いい席とれてラッキーだったな。旧友Dには感謝感謝感謝!

最後に、極めつけ。2012武道館コンサートでも披露してくれたタイガースの哀愁のこもったラブソングをどうぞ。
僕のマリー



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タイガースのピーとアルフィーの坂崎さんの接点

2016-12-24 14:51:47 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
今月初めに東京で二年ぶりに旧友Fに逢った。
Fは60年代後半絶大なる人気を博したグループサウンズの王者、ザ・タイガースの元ドラマー、ピー(瞳みのる)さんのマネジャー業務を請け負っている。
ピー(PEE)さんはタイガース解散後、高校の漢文教師を勤めていたが、リタイア後、音楽に復帰したのである。
2012年の武道館公演、タイガースのオリジナルメンバーが集ってのリバイバルライヴにも一メンバーとして登場したが、以後ソロ活動、日本全国を周っているのである。

ピーさんは歌わないため、ボーカルを捜していて、三年ほど前にわが愚息に声をかけていただいたこともあった。結局、IT企業に就職したばかりで、インドを半年も空けられないとのことで断念せざるを得なかったのだが、以後、日本でオーディションして受かった若いメンバーたちと、全国を飛び回っているとのことだ。

私が今はまっているアルフィーの話をすると、意外な事実が判明。昨年のアルフィーの秋フェス(10月10日の宇都宮市文化会館・大ホール)で、くしくも同日小ホールで瞳さんの公演も催されたとのこと(以下、70歳で超パワフル、ドラム演奏に力がこもるピーの動画をどうぞ!)。

アルフィーのバックバンドのドラマー、吉田太郎氏の奥様が、ピーさんの物販店のお手伝いをなさっていたとの意外な情報もキャッチ。なんでだんなさんの所属するアルフィーの物販店のお手伝いでなく、ピーなのか不思議だが、元タイガースのピーファンだったとか? 想像をたくましくしてしまった私だった。

さて、音楽業界は狭い。大先輩のタイガースのピーさんが同じ会場で同時公演しているとの情報はアルフィー側にも伝わっていたらしく、坂崎さんがグループを代表してご挨拶に伺ったらしく、そのとき撮ったという貴重なプライベート記念写真を特別に送信してもらったので、初公開したい。

以下、どうぞ(ミニ写真はクリックすれば、拡大されます)。


時2015年10月10日、
宇都宮市文化会館で
くしくもアルフィー
とピーのコンサート
が同時開催


アルフィーの乗ってきた高級車


アルフィーのツアートラック


ツアートラック三台


大先輩であるタイガース
のピーさんに挨拶に見えた
坂崎さんと、瞳みのる&
22世紀バンドが共に記念撮影。

それにしても、さすがアルフィー、礼儀正しいというか、自身もドラマーをやり、お話し上手で如才ない坂崎さんが挨拶に伺ったとは、美談である。

*メモ(ウイキから引用)
瞳みのる(ひとみ みのる、本名:人見豊【読みは同じ】、1946年9月22日 - )は、日本のドラマー、中国文学・中国語研究者。グループ・サウンズ:『ザ・タイガース』のメンバーとして活躍。ザ・タイガース解散以後は慶應義塾高等学校教諭として中国語・漢文を担当し、漢文・中国語関連参考書を出版したことでも知られる。近年は作詞、作曲、訳詩、戯曲の原作、脚本、日中近代音楽の交流史の研究などを行なっているが、近年、旧ザ・タイガースのメンバーとの音楽活動を再開したり、自らバンドを組織したり、戯曲の原作やプロデュースによる独自の芸能活動・執筆活動も行って話題となっている。

コメント (2)
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三ツ星ホテルの結婚式の生バンド(写真)

2016-12-24 14:24:50 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
昨夕浜に散歩に出た帰途、結婚式の豆電飾で華麗に彩られた三ツ星ホテル・ホリデーリゾートからエレキサウンドがびんびん響いてきたので、外人の特権で忍び込んでみた。
以下、撮影した写真をどうぞ。


披露宴会場はただいま準備中、客のいないがらんとした
屋外ステージで歌手がリハーサルにいそしんでいた


芝ガーデンに白いドレープのかかった椅子が配置されて
いたが、準備段階で参列者の姿は見えなかった


現地では大音響サウンドが当たり前、これだけでかい
スピーカーが何機もあれば(かなり使い込んで古い)、
耳がつーんとなることはいわずもがな。多くて百人
規模の参列者なのに、アルフィーのコンサートの
サウンドを上回るんである。



赤いライトに浮かび上がり、一端売れっ子
シンガー気取りだが、結婚式に借り出される
無名の芸人である


ストラトキャスターの偽物っぽい黒のエレキギター


エレキ伴奏を待ったが、歌手のリハーサルだけで残念


新郎新婦の納まる盛装した壇上
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