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年に一度のすき焼きパーティ

(片雲さんから頂いたビオラで、庭の仕切りの小花壇を作った)

年も押し詰まった今夜は、我が家、年に一度のすき焼きパーティである。夕方の開宴を目指して、3家族が集ってくる。名古屋のかなくん母子はもう何日か前に帰って来ている。パパは名古屋から夕方5時半には到着する。まーくん一家は4時過ぎにやって来て、かなくんを交え、ゲームに興じている。息子は今朝から正月用の富士山の写真を撮りに行ったが、5時40分には戻ってくる。富士の写真はうまく撮れたようで、このブログにも拝借する積りである。3家族11人の役者はそろった。

川根のAさん(男性)は、我家の入り口に畑を借りて、川根から通ってきて野菜を作っている。時々野菜を頂くこともあるのだが、今朝、玄関先へ来て、しばらく畑には来れないから、畑に残った野菜は全て採ってくれてよいと言って行かれた。奥さんの介護で苦労されているとは聞いていた。近所の方にも分けてあげてくれと言い残して帰られた。畑を見に行くと、大根、正月菜、春菊、白菜などが立派に育っている。正月前で、青菜の高直の時期だから、大いに助かる。少し気は引けるが、早速、今夜のすき焼き用に春菊を少し頂いてきた。

今年は予定外に頂いた商品券もあるので、財政に不安はない。アピタに女房と出掛けて、いつもより多めに、上肉と具材を買ってきた。

ムサシの散歩から戻って来る頃には、女房とかなくんママの手で準備が進んでいる。幼児が4人いるとはいえ、11人が全員ダイニングに入るには少し無理がある。まずは子供たちから食べさせようと、声を掛けるが、ゲームに夢中で、まだお腹が空かないという。作り始めれば匂いに釣られて集まって来るだろうと、鍋奉行の自分が鍋に牛脂を溶かして、肉を焼き始めたら、たちまち子供たちも集ってきた。すでに食べる気満々である。

我家のすき焼きの味付けは、砂糖と醤油だけの関西風で、割下は一切入れない。ようやくこの味にも皆んな慣れてきたようだが、子供もスタンバイしているので、まずは味を薄めに作った。子供たちの箸が意外と進む。特に牛肉を美味しいとパクパク食べる。もっと野菜も食べろと言っても、肉を選んで食べている。彼らに関西風のすき焼きの味を印象付けたから、彼らは一生すき焼きを関西風の味で覚え込んだはずである。すき焼きを食べる度に、鍋奉行の祖父のことを思い出してくれるならば大成功である。

味が濃いと言われるから、今日は、全体に味をやや薄めにした。その為かどうか、用意した材料の野菜まで気持良くはけた。一寝入りしてやゝ腹が減った。汁だけでも残っていれば、うどんを入れて夜食にしようと思う。
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