平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
大空武右衛門のこと
夜、台所で女房が騒ぐ、「大きな蜘蛛がいる」
それはアシダカグモで、人には悪さはしない
蜘蛛の巣は張らない、食べ物にはたからない
蜘蛛や蝿などを捕って食べる益虫である
縄張りがあり、一部屋に一匹しか居つかない
見た目は悪いが駆除してはならない
今、沼津の大相撲の巡業が来ていると、テレビのローカルニュースが報じている。中でも、翠富士と熱海富士が大人気である。大相撲で、地元の力士に注目して、応援するのは、人生初めてである。場所中は大相撲のテレビ中継は見なくても、必ずローカルニュースで二人の相撲は報道されている。
今日、8月の古文書講座の「面白古文書」を準備した。8月のテーマは「大空武左衛門」である。身長2メートル超えの農民の子が、肥後の殿様に召し抱えられ、相撲取りにしようと、江戸に連れて来れられるが、江戸で大注目だったにも関わらず、根が優しい武右衛門は、一度も相撲を取ることなく、故郷へ帰って行ったという。
その「大空武左衛門」の実物大の絵を、渡辺華山が、「蘭鏡」を使って、書いたものがあり、その絵を二代目蜀山人(初代は大田南畝)が写し取り、曲亭馬琴(滝沢馬琴、「南総里見八犬伝」の著者)が讃を書いた。江戸の有名人が関わった肖像画である。
その讃は漢文で書かれ、当然返り点などは一切ない。辞書を引き引き何とか読み終えた。「蘭鏡」とは何を指すのか、沢山疑問は残るけれども、一応準備は終わった。
読書:「江戸の雷神 死化粧」 鈴木英治 著
読書:「物語の種」 有川ひろ 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 41
夕方、前の茶畑で散水を始めた
この暑さで茶畑も水を欲しているのだろう
おかげで、今夜は我が家は少し涼しく感じる
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
十九日 晴れ
出勤、取り調べ。
出勤、取り調べ。
廿日 晴れ
出勤、取り調べ。例年の通り、山道繕(つくろ)い問い合わせこれ有り、明後日の積り。
出勤、取り調べ。例年の通り、山道繕(つくろ)い問い合わせこれ有り、明後日の積り。
廿一日 晴れ
出勤、取り調べ。昨朝、一作殿帰宅の内、追って承り候事も、今日直(ただ)ち
出勤、取り調べ。昨朝、一作殿帰宅の内、追って承り候事も、今日直(ただ)ち
に、また出役の趣。
廿二日 大雨、坤(ひつじさる)風より、東北風に成る。
川支(つか)え、未(ひつじ)上刻。
川支(つか)え、未(ひつじ)上刻。
廿三日 曇り
未上刻、川口明(くちあ)け。
未上刻、川口明(くちあ)け。
廿四日 曇り
気分悪しく、休息。
気分悪しく、休息。
廿五日 曇り
土蔵修覆見廻り。
(つづく)
土蔵修覆見廻り。
(つづく)
読書:「迷い神 素浪人稼業 9」 藤井邦夫 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 40
酷暑の夏、庭の唯一のバラが花を付けている
暑さに花びらも縮んでいるように見える
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
十六日 晴
南安東、与七郎忰、捨松改め治郎七義、今般、有東坂伊兵衛殿娘、嫁取り
候に付、今日披露の趣、申し来り候間、出張致し候。右立ち合い客来たる。
伊兵衛殿、平川瀬源七、北脇の人壱人、祝儀終りて一泊。
十七日 晴
一作殿出張、郷宿臺屋へ相尋ね面会。帰路、古庄へも尋ね帰宅。
十八日 晴
横砂惣二郎殿へ五拾斤取り替え遣わし候。もっとも、去三月、三拾とも、
六月配達の積り。出勤十六、十七日、割増し、その外取り調べ致し候。
与右衛門殿奥印の義、申し出候処、皆済未進これ有り候間、右売り渡しの
内金、先へ借用致し、相納候て後、奥印致し候例の旨申遣し候。今日出勤の節、儀兵衛殿へ申し談じ候義、昨日郷宿にて一作殿咄しこれ有り候。拜借日に
返納物控えの分、貰い出し、早々相送りくれ候様申候間、その段、談ず。
(つづく)
読書:「花の御殿 くらがり同心裁許帳 5」 井川香四郎 著
読書:「跡目 鬼役 十八」 坂岡真 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 39
散歩道のフヨウ
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
十四日 晴
今日、一作殿義、昨日調べ物、かつは、今般仰せ出され候、当分助郷の分、
府中江尻橋、御進発の節の振合(ふりあい)を以って、相願い候処、御
聞き済まし相成り候由に付、早速罷り出で候様、野村九作殿より申し越され
今日、一作殿義、昨日調べ物、かつは、今般仰せ出され候、当分助郷の分、
府中江尻橋、御進発の節の振合(ふりあい)を以って、相願い候処、御
聞き済まし相成り候由に付、早速罷り出で候様、野村九作殿より申し越され
候間、罷り出で、その序(ついで)、調べ書き上げ致し、助郷方にても両人
罷り出で、当辰、宗門人別帳印、寺印取り、かつ出役(しゅつえき)。
今般は一作、始め十右衛門、林助三人にて出づ。
十五日 曇り
神詣で。出勤致し候処、耀海寺罷り出で候は、昨、宗印致し候処の内、松川屋
神詣で。出勤致し候処、耀海寺罷り出で候は、昨、宗印致し候処の内、松川屋
元兵衛の内、政治義、先年、同寺檀家に候処、清見寺町へ養子に出し、罷り
越し候に付、宿送り人別、昨卯年差し出し候処、右の寺主よりも、前以って断
りこれ有り候由の処、政治郎義、偽(いつわ)り申し出で、送り人別貰い請け
候由。右に付、元兵衛方宗門まで相滞り候の処、同人よりも種々相謝(あやま)
り候に付、先(まず)源兵衛宗印は致す。尚、政治義も宗印抜き候義、相成ら
ざる旨にて済む。もっとも、当辰年、御役所へ差し上げ候分はそのままに
致し、下書の義は張り下げ致し置く。昨年の義は、両帳とも書き加え候積り。
(つづく)
(つづく)
読書:「突きの鬼一 9 跳躍」 鈴木英治 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 38
大代川土手の竹林
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
十日 曇
右茶ほいろ、手塚庄兵衛殿にて売り、製(つく)り上げ致す。
右茶ほいろ、手塚庄兵衛殿にて売り、製(つく)り上げ致す。
十一日 曇り、雨
昼前出勤、御触れ向き書き写し、これを演(と)き、堅(かた)く配付。
昼前出勤、御触れ向き書き写し、これを演(と)き、堅(かた)く配付。
大総督賄い、出不足の分、御支配より御察當(さつとう)これ有り、詫びに
※ 察當(さつとう)➜ 江戸時代、違法行為をとがめること。
宿方へ出で候処、その当日、触れ当て不足の分だけ、不足買い上げ銭、
惣代へ差し出し、事済(ことすみ)に致し遣わす。今晩、横浜警衛として、
海軍副総督、鍋嶋侍従様御泊り。
惣代へ差し出し、事済(ことすみ)に致し遣わす。今晩、横浜警衛として、
海軍副総督、鍋嶋侍従様御泊り。
十二日 曇り
出勤、諸取り調べ物致す。これは今般御下り相成り候、官軍大総督様御付、
その外の食、人馬賃銭とも、下書き致す。もっとも去九日、取り調べ致し
出勤、諸取り調べ物致す。これは今般御下り相成り候、官軍大総督様御付、
その外の食、人馬賃銭とも、下書き致す。もっとも去九日、取り調べ致し
置き候えども、落藩もこれ有るに付、再調べ致す。
十三日 曇り
先だって御下げ渡し相願い候、掛川、浜松様御賄い人馬賃とも、払い返し
残金預り、割増金、新右衛門番分、請け取る。
(つづく)
先だって御下げ渡し相願い候、掛川、浜松様御賄い人馬賃とも、払い返し
残金預り、割増金、新右衛門番分、請け取る。
(つづく)
読書:「散斬 交代寄合伊那衆異聞 17」 佐伯泰英 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 37
大代川土手、オニユリの群落
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
七日 雨
当辰年、宗門人別帳、小前印形取り仕舞(しま)い候処、俄かに、駿府御逗留
当辰年、宗門人別帳、小前印形取り仕舞(しま)い候処、俄かに、駿府御逗留
これ有り候 大総督有栖川宮様始め、外(ほか)四卿とも、明八日、当駅
御昼休み、蒲原御泊りの由、府中宿よりも、内知らせこれ有り候間、一同へ
持ち廻り差し出し候処、今般は病気の者、又は他行帳付けなどこれ有り候間、
手廻り兼ね候に付、夜中、手繰りさせ、宿割り致し候処、卯の刻頃、宿割り帳
到来(とうらい)、尚又、割り替え候処、又御宿割り様、五つ頃御越しにて、
又々割り替え、大手違いに相成り候えども、御着、刻(とき)遅く候間、
差し支えの筋もこれ無く、御賄い仕り候処、人足手薄、買上など致し
御賄い仕り候。
八日 曇り、晴れ、右に類す。
御賄い済み、八つ半頃より休息。蒲団掛り致す。
御賄い済み、八つ半頃より休息。蒲団掛り致す。
九日 晴れ
右御通行、人足、馬、御人数とも調べ書き上げ致し、右御付き添い、會計方へ
右御通行、人足、馬、御人数とも調べ書き上げ致し、右御付き添い、會計方へ
差し上げとして、新右衛門殿、沼津泊りまで遅くに出張(でば)る。
茶摘み致す。
(つづく)
(つづく)
読書:「隠し船の館 口入屋用心棒 49」 鈴木英治 著
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コロナは再び流行し始めたのか
散歩道で見つけたカラスウリのつぼみ
東海地方もようやく梅雨が明けたようだ。昼のニュースが報じていた。
午後、掛川中央図書館の文学講座に出席した。テーマは「徳川家康」。「徳川家康」といえば、山岡荘八の「徳川家康」を思い出す。13巻ある作品を、実家で読んだ。もう50年以上前の話である。天下統一が成って、幕府を開くあたりまで読んできて、もういいかと読むことをやめた。60年たって、家康が大御所として過ごした駿府の近くに住んで、そういえば、家康の晩年をどう書いているのだろう。改めて読んでみようかと思う。
昨日、午前中、二ヶ月に一回、夫婦で受診している島田のS医院に行く。今日は自分のレントゲン検査と女房の血液検査がある。駐車場がいっぱいで、いつもより随分と待たされた。待たせて申し訳ないと断って、先生は「またコロナが流行り始めて、今日は検査で陽性が8人も出ている。流行の時でもここには一日に4人ぐらいしか扱わなかった。」と話す。待合室で見ていると、検査技師や看護師、事務員などがひっきりなしに駐車場に足を運んでいる。先生も裏口から駐車場に行き外で診察をしているようだった。
発熱外来は駐車場で待たせ、検査して、コロナ陰性だと、待合室とは別室に待たせて、診察する。陽性だと、診察、診察、会計まで、駐車場の車まで出向いて、行っているようであった。だから、職員の出入りが頻繁になる。院内感染防止に十分な神経が使われているようだ。
掛川図書館ではしっかりとマスクをして受講した。
読書:「慟哭 鬼役 十七」 坂岡真 著
読書:「銭十文 素浪人稼業 8」 藤井邦夫 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 36
散歩道のヒマワリ
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
三日 晴れ
事業。
四日 晴れ
紺屋町御役所より、高札三枚補理(しつらい)、持参致すべき旨、御廻状の処、
外(ほか)用向きにて、一作殿出府これ有り候間、右三枚の高札板、大小もこれ
有り申すべく候間、出役(しゅつえき)先にて、外宿一同打ち合わせ、
補理(しつらい)候様致したく、右に付、帳付け新右衛門弟、榊原様、旅籠請け
取り候用もこれ有り、出張に付、一作殿へ御廻状の表、並びに口上を以って、
その段申し遣わし候。
曽我主水(もんど)様、土着に付、御越しに相成り候。土太夫町弥七殿参り候
処、ちょっとに帰り。
※ 土着(どちゃく)➜ その土地に住みつくこと。
(つづく)
読書:「歌の旅びと 下」 五木寛之 著
読書:「見返り峠 くらがり同心裁許帳 4」 井川香四郎 著
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「慶應四年日録/徳元」を読む 35
掛川図書館近所のカノコユリ
今朝、地区の防災点検、ポンプはエンジンが修理へ出してあるのか、載っていなかった。点検できず。帰り、Nさんから小玉のスイカを頂いた。
午後、クーラーの元、昼寝を二時間ほどした。今日はのんびりである。
*******************
「慶應四年日録/徳元」の解読を続ける。
(四月二日の続き)
八番出し、当春、自普請目論見(もくろみ)の処、水中
※ 自普請(じぶしん)➜ 堤・川除(かわよけ)・用水・道橋等の普請において,周辺村落が費用を出して行った工事。
深くに候間、石積み相成らず。これにより巻籠(まきかご)に致し候ては如何
※ 自普請(じぶしん)➜ 堤・川除(かわよけ)・用水・道橋等の普請において,周辺村落が費用を出して行った工事。
深くに候間、石積み相成らず。これにより巻籠(まきかご)に致し候ては如何
※ 巻籠(まきかご)➜ 堤防施設の一つ。川中に積み重ねる石出しを蛇籠(じゃかご)で包んだもの。
(いかが)の旨に付、見分致す。もっとも入用辻、石積み、巻き籠は差し支え、
※ 辻(つじ)➜ 物の合計。
却って籠の方、入用相減じ候様に相成候由に付、その積りに取り計らい置き、
※ 辻(つじ)➜ 物の合計。
却って籠の方、入用相減じ候様に相成候由に付、その積りに取り計らい置き、
江川堀見廻り致す。戻り、持山境木に植付致し候間、俗に飛龍松と申す木の
根立ち芽、取りに行く。
当年、下女の義、一旦、善五郎娘抱え置き候処、嫁付き候間、
風呂や半右衛門方より抱え置き候処、これも間に合いかね候間、断り申し遣わす。横砂村よりも相頼み置く
積りの処、今日参り候。
(つづく)
当年、下女の義、一旦、善五郎娘抱え置き候処、嫁付き候間、
風呂や半右衛門方より抱え置き候処、これも間に合いかね候間、断り申し遣わす。横砂村よりも相頼み置く
積りの処、今日参り候。
(つづく)
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水木金土、四日間の奮闘
庭の真っ赤な花 2題
ハイビスカスとガーベラ
この水曜日から土曜日まで、4日連続の古文書講座、五講座をこなした。さすがに疲労で、今日の二講座の後、昼寝した。
4日間、五講座の内容は次の通りである。
水曜日 まきのはら塾の「古文書解読を楽しむ」講座の講師。
この日のテーマは、田沼意次の罪状を糾弾した文書である。意次で町お
こしをしている牧之原市でこの文書はどうかと思ったが、まだ、途中で
あるが、しっかり読み解くと、それら罪状がでっち上げであったことが
判ると思う。
木曜日 掛川図書館古文書講座へ出席、受講。
木曜日 掛川図書館古文書講座へ出席、受講。
年に10回のこの講座には、もう10数年通って受講している。郷土史
が専門のK講師からは、今も講師として、いろいろ学ぶことが多い。
金曜日 静岡、駿河古文書会の当番、発表。
「遠州相良引渡一件」本多越中守から板倉佐渡守への所替の一件書類
金曜日 静岡、駿河古文書会の当番、発表。
「遠州相良引渡一件」本多越中守から板倉佐渡守への所替の一件書類
で、始めてから年二回平均で7年になるという。ほぼ自分が担当してき
たが、今回で読み終えることになった。
講座の中で、六つ時とか、五つ時とかいう時間が今の時間で何時になる
のか、未だにすぐには思い浮かばないと話した。すると、ある方がこん
な計算式を教えて下さった。
(9-何どき)×2=現在のおよその時間
五つ時なら、(9-5)×2で、8時となる。朝も夕も同じである。
これは便利だ。
土曜日午前 金谷宿大学の「古文書に親しむ(初心者)」講座の講師。
講座の前にショックな話があった。受講者のO氏の奥さんという方が見
えて、先月、O氏が亡くなられたと聞く。びっくりして、とっさにはお
悔やみの言葉も出なかった。自転車の事故で亡くなられたという。古文
書講座のファイルや、古文書の辞書も残っていて、古文書の勉強を楽し
んでいらしたという。欠席の前回と今回の資料をどうされますと聞くと
頂いて、仏壇に供えますと言われた。受講者の方が現役で亡くなられる
のは、自分の講座では初めてのことである。残念!無念! 合掌。
土曜日午後 金谷宿大学の「古文書に親しむ(経験者)」講座の講師。
「硯屋日記」を本格的に読み始めたが、それほど難しくないと思って読
み進んでいくと、どう読むのか中々判断に迷う所が講座を進めるうちに
出てきた。もっとしっかり読み解いて、講座に臨まなければならない。
読書:「罪人の刃 徒目付 久岡勘兵衛」 鈴木英治 著
読書:「一日署長」 大倉崇裕 著
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