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初仕事、風呂の栓の交換

(頂いたお地蔵さん人形)

今朝、女房に親戚の90歳になるおばあさんから電話を頂いて、お地蔵さん人形を作ったので取りにおいでと呼ばれた。孫たちも帰ってほっとしていた女房が、すぐには行けないと、お年寄りの気の短さを託ちながら、会うのは久し振りだといそいそ出かけた。話が弾んだのか、午後を回ってから帰ってきた。お地蔵さん人形は、他の親戚にも1体ずつ上げて欲しいとことづかって、3体頂いて来た。もう50体ほど作り、いろいろな人にあげているという。高齢の人が作るとその人の味が出て、飾るだけで縁起物になる。

新年最初の、自分の仕事は風呂の栓を交換することであった。以前に交換したとき、一回り大きいものを買ってきてしまい、そのまま取り替えたが、ぴったり収まっておらず、朝まで置くと風呂の水がほとんど無くなっているときもあるという。もう1、2年経っているから、今さらと思ったが、すべてに節約の折から、無駄に流してしまうのはもったいない。それで、女房の留守の間に、車をホームセンターに走らせた。前回、失敗しているから、しっかり寸法を測って行けばよいものを、紙をその寸法に千切って寸法の代わりとした。

商品棚で商品を手にして、千切った紙と合わせてみたりしてみるが、どうにも確証が得られない。また間違えて買ってしまっては、何にもならない。もう一度、寸法を測りに帰ろうかと思っていると、場内放送で、「寸法違いやお気に召さない商品はお客様コーナーで後日でもお取替えいたします」と自分に向けたように放送があった。「もっともお買い上げ時のレシートがなければ応じられない場合があります」と加えるのも忘れない。もっともである。

その放送を聴いて安心し、これだろうと思ったサイズのものをレジを通して持ち帰った。合致していれば一度で済むことになる。帰りの車で、商品を手にしてこれが正しいと思った大きさの感覚が、前回買ったときと同じだったと思った。つまり、自分の中での風呂の栓はこのサイズで、間違えていながら修正できていなかったのである。これは九分九厘間違ったと思った。

外装の外からあてがってみただけで間違いがはっきりした。前回購入したものと全く同じものであった。再びお店に戻り、お客様コーナーで話すとすぐに細かい現金まで払い戻してくれた。商品棚まで戻り、一サイズ小さいものを持ち、値段が同じであることを確認、レジで先ほど返却を受けたお金をそのまま払った。風呂の栓はぴったりはまり、これで漏水も止まるであろう。

日本ではお店で買った商品が返品がきくのは当たり前のことであるが、あの場内放送は実にタイムリーな放送であった。無駄に行き来をしたが気分は悪くない。女房に栓を取り替えたと話すと、お風呂のフタは買って来なかったのかという。そういえばお風呂のフタも壊れたと聞いていたけれども、指摘がなかなか厳しい。
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