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散歩に出たが寒さに震える

(二人と一匹の長い影)

東京女子マラソンで野口みずきが優勝して北京オリンピックの代表を確実にした。それを見終わってから、女房とムサシを伴なって散歩に出た。来週、社内ハイキングがあるから、少しは足慣らしをしておかねばならないと思ったからである。セーターを来て軍手までしたが、外はブルっと来るほど寒かった。本当に涼しい秋が来るのだろうかと疑ったほど暑かった、あの残暑からまだ2ヶ月しか経っていない。陽射しが残っているが西風は冬のものであった。

いつもの犬の散歩は大代川の土手を中心に幾つかのコースが出来ているというが、今日は大井川の河原まで行ってみようと提案した。来たことのないコースにムサシは落ち着かず、道端のあちこちが気になって、匂いをかいでは縄張りの匂い付けのため足を上げる。小出しにしてけれども、おしっこもそのうち出なくなってしまった。


(稲藁の塊)

途中の田んぼに稲藁を俵状に縛った塊が幾つも転がっていた。北海道の牧草地のような風景であった。おそらく機械で作るのだろうが、これも家畜の餌にするのだろうか。写真に取っておいた。

大井川の河原も西風が吹きまくっていた。一年ほど前に出来たグランドゴルフ場も今日はもう人影がなかった。バイパスの橋の向こうでは人が寄っていて、ソフトボールの大会が行われているようだ。

西へ傾いた陽が雲から顔を出した。影が長く芝生に落ちた。女房とムサシを呼んで影を写真に撮ってみた。陽がまた雲に隠れかけて、影が薄くなってしまった。そういえば同じ図柄の写真が下の娘夫婦のブログにあったのを思い出した。


(バックで戻ってきたSL)

帰り道、大井川鉄道の踏み切りの遮断機が下りた。待つ間に、SLがバックでやってきた。踏み切り近くで白い蒸気を吐いた。奥の紅葉は今が盛りであったのだろう。窓には行楽帰りの観光客の顔が映っていた。

寒さはこれから本番を迎える。しかし、家に閉じこもってばかりはおれない。
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