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「アクアスやいづ」って何だ!

(海に浮かぶ船がモチーフという、アクアスやいづ)

土曜日、中島潔童画展のあと、後は温泉だと女房と話しながら、国道150線で焼津に出て、4月に高草山登山のあと一人で立ち寄ったサンライフ焼津の黒潮温泉に立ち寄った。駐車場に車が少なかったので、今日は空いているねと話しながら玄関に進むと、温泉は終了したと張り紙があった。今日は休みかと残念に思いつつ、よく読むとサンライフ焼津はリニューアル工事に入り閉鎖されたようだ。この10月から平成20年の3月までの工期でリニューアルする。焼津市勤労会館を併設するというが、そこに温泉施設も出来るのであろうか。

丘の上の“かんぽの宿”にも行ってみたが、温泉の雰囲気が無いし、駅の前の黒潮温泉にも行ってみたが、入る気がぜずに素通りした。国道150号線を西へ進んでいると「アクアスやいづ」の看板が目に入った。ここに温泉施設があるのではないのかと、海岸の埋立地に、「アクアスやいづ」の不思議な建物があった。だだっ広い駐車場に車を入れたが、何も案内板が出ておらず謎めいた建物である。

建物から歩いて来た制服の女性に、ここは何する所かと女房が聞いた。「プールなどスポーツ施設があって、レストランもあります。コーヒーだけでも飲めますよ。」「温泉は無いです。プールは水着が必要ですし、‥‥」と、頓珍漢な問答であった。この夫婦はいったい何をしにここへ来たんだと言いたそう。

後日、「アクアスやいづ」は、焼津市が「富士山などの恵まれた景観や日本一深い駿河湾からもたらされる深層水を活用した焼津市駿河湾深層水体験施設(タラソテラピー施設)」として平成18年7月に開館した施設である。と言われても、我々には何をやっている施設なのかピンと来ない。こんな施設が継続的に利用されていくものなのだろうか。やはり施設の中に日帰りの黒潮温泉を作らないと、人は集らないような気がする。

温泉は諦めて、帰り道で、妙に腹が空いたと話しながら、そういえば昼食を摂るのを忘れていたと気付く夫婦であった。
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