呉冷麺＠珍来軒

９月１４日、ツエーゲン金沢がアウェイでレノファ山口ＦＣとの試合を応援するため遠征してきました。
それと併せて前から行きたいと思っていた広島県呉市へも行ってきました。
目的は「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」の見学です。
どちらも良かったです。





さて呉市には『呉冷麺』という一年中食べられる冷たいご当地麺があるとのこと。
それはラヲタとしては放っておけないとばかり呉市を発つ前に食べることにしました。



９月１６日金曜日、ホテルをチェックアウトしてぶらぶら散策しながら行ってきたのは呉冷麺発祥の店「珍来軒」さんです。
１９５５年に創業以来呉市民に愛されているお店です。

開店３０分ほど前に着くとすでに赤ちゃん連れの夫婦が待ってます。
私も続いて店の前の椅子に座って待つことに。
その後も続々と人が来て開店時までに２０人近くの列となりました。

ようやく開いたかなと思ったら店員さんが一組ずつ人数を確認して中に戻っていきました。
それからしばらくして暖簾を出して一組ごとに店内に案内していきます。

私も案内されてまずは券売機で食券購入。
もちろん『呉冷麺』にします。
小（８００円）と大（９００円）がありましたがホテルで朝食をしっかりとったので小にしました。
しかし『中華麺』や『ワンタン麺』も気になるな。







食券を渡して着席します。
店内は中央に４人掛けのテーブルが２卓あって囲むようにカウンター席があります。
スタッフはホールに２人、厨房に４人くらいいたでしょうか。



待ってる間卓上にある呉冷麺の歴史や食べ方を読んでおさらいします。
壁にあるサインは誰のものなのかよくわかりません。







１０分ほど待って出てきました。
一見普通の冷やし中華のように見えます。

百聞は一見に如かず、いただきます。
まずスープは冷やし中華特有の甘酸っぱさに比べ酸味は控えめ。
そのかわりピリッとした辛さがついてきます。
ごま油の風味も効いてますね。



麺はなんと平打ち麺です。
中華麺だと冷やし中華になってしまうというこだわりから平打ち麺を使っているのだとか。
しかしこの麺がツルシコでとても良い。
スープにもよく絡んで啜ればとてつもなくうまいのです。



トッピングはチャーシュー２枚、小海老２尾、ゆで卵一切れ、千切りきゅうりと至ってシンプル。
あえて具を豪華にしないことで気軽に何度でも食べようって思わせるのでしょう。





途中で卓上にある特製の酢からしをかけて味変させます。
辛さよりさっぱりとした感じが引き立ってこれはいい。





残り少なくなったところで今度は黒酢を。
これまたいい感じです。



ぺろっと完食してごちそうさま。
これは大でも全然良かったかも。
たしかにバランスが良くて年中食べても飽きない味だなと。
冬場は温かいスープがつくそうなので時期を変えてまた食べに来たいものです。
お店出たら入店待ちの行列がまだまだ伸びてたよ、すごいな！


お店の詳細：
住所　広島県呉市本通４－１０－１ 藤盛ビル
電話番号　０８２３－２２－３９４７
営業時間　１１：３０〜１５：００（材料切れ次第閉店）
定休日　火曜日