ドイツ歌曲の夕べ

2019年05月04日 | 日記
令和の幕が開きましたね。10連休をいかがお過ごしですか。私は大学がお休みなだけで、普段と何も変わらず、レッスンをしたり授業の準備をしたりしています。
さて、昨日は市内の画廊喫茶で友人Iさんが「ドイツ歌曲の夕べ」というリサタルを開催されました。前半はシューベルトとメンデルスゾーンとシューマン、後半はブラームスとドヴォルザークという5人の作曲家の作品で構成されたコンサートで、チケットやチラシ、プログラムのデザインもすべてIさんが自分でやり、対訳も自分で作り、演奏の合間に自分で曲の解説をしながら進める、という手作りスタイルでした。こういうコンサートをやってみたかったのだそうです。選曲が彼女らしく、特にドヴォルザークの「ジプシーの歌」は、彼女の声によくマッチしたベストセレクトだったと思います。伴奏のM先生も、どこかジプシーを思わせるような奔放さを秘めた方なので(笑)、お2人ともしっかりハマっていました。歌もとても良かったのですが、特筆すべきは伴奏です。この会場は反響がかなり強いのと、ピアノの鍵盤のタッチにばらつきがあるのとで、コントロールが大変だったと思います。まるで鍵盤を撫でるような弾きぶりでしたが、ダイナミクスも和音のバランスも絶妙でした。お客様も楽しまれた様子で、親密でなごやかな雰囲気でした。
私も10月にはリサイタルです。ぼちぼち準備を進めなくてはね。でも、とりあえずはあと3日間の大型連休、気持ちだけでも少しのんびりしたいと思います。


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2 コメント

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Unknown (ばんぺいゆ)
2019-05-04 12:12:33
素敵な演奏会だったのでしょうね。
聴けなくて残念でした。でも、先生のブログから全てのことを感じ取ることが出来良かったです。
お客様が多いけど夕食がないから行けるかなと少し希望を持っていたのですが30人超えると朝の片付けだけでも大変です。明日まで歌詞を口ずさみながら頑張らないといけません。先生もお手伝いで大変だったのでしょう?お疲れ様でした。Iさんとお話しされることがあったら聴けなくて残念でしたとお伝え下さい。
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Unknown (吉田)
2019-05-05 01:02:55
ばんぺいゆさん、コメント有難うございました。Iさんには明日お会いするので、お伝えしておきますね。私はステマネでしたが、どうも肝心のところであまり役に立たず...受付のお手伝いの若い方たちがしっかり回してくれて助かりました。
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