よいお年を!

2013年12月31日 | 日記
寝るだけ寝たら少し動けるようになったので、家から出ずに棚や机の整理などしていたら(モノを片付けなくては掃除もできないというテイタラクで...)、父のお友達が食べ物を届けに来て下さいました。奥様が料亭で働いていらっしゃるとかで、昨日も何種類ものお惣菜を作って父に持たせて下さった上に、今日もまた田作りや豆の甘煮、馬肉のうま煮、こっぱ餅などをたくさん持ってきて下さり、感謝感激。我が家はもともと商売をしていた上に私が教える仕事をしていた(いる)せいで、昔から人の出入りが多く、その分食べ物の頂き物が多いので、仕事で忙しい時など大助かりです。父が海苔問屋をしていた関係で海産物の頂き物が特に多く、お陰で活きた伊勢海老や車海老、イクラ、ハマグリなどが世間では一体いくらぐらいするものなのか知らないまま今に至っています(笑)。
ともかく、具合の悪い時に台所に立たなくて済むのは本当に有り難いです。合掌して美味しく頂き、とても食べ切れない量だったので、残った分をお重に詰めたらお節が出来上がってしまいました(笑)。これでも昔はそれなりにお節を作っていたのですが、何しろ父と2人では黒豆もなますもきんとんも伊達巻もがめ煮もちっとも減らないので(笑)、もう気合を入れて作るのはやめました。頂き物を詰め合わせたお節には人さまの情けがたっぷり詰まっています。今も頂き物のおそばで年越し蕎麦を作り、頂いたところです。何と金箔入りのめんつゆが付いていました(笑)。来年はきっと良い年になるでしょう。
おそばを茹でながら聴くともなく紅白歌合戦を聴いていましたが、天下の紅白だけあってさすがに皆さん気合の入った歌いぶりですね。特に演歌は日本の心。うちの父は「小さい頃の石川さゆりをよく知っていた」というのが自慢で、彼女が歌う時は箸を止めて聴き入っていました。私は、自分の声が島倉千代子さんに似ていると思っていたので、彼女の歌がもう聴けないのが寂しいです(今気づきましたが、うちの母の若い頃の歌声がお千代さんによく似ていました。私の声帯も母譲りなのでしょう)。若い歌手たちも皆一生懸命歌っていますね。若干歌詞が多過ぎるのと、メロディの訴求性が歌詞に負けているのが残念ですが、歌が好きだという気持ちはしっかり伝わって来ます。発声に関しては...コメントを控えることにしましょう(笑)。
さて、あとわずかで2013年も終わりです。来年は午年。ミューズの神々の住む山に蹄の一蹴りで霊泉を湧き出させた天馬ペガサスにあやかり、美しい音楽の泉がこんこんと湧き出ずる年になるよう、手を携えて参りましょう。皆様、どうぞよいお年を!

追記 M先生からメールが来ました。「メサイア」の練習、今後も月1回続けていきましょう、とのことで、新年は早速1月6日の夜7時からだそうです。ご参加をご希望の方、どうぞご一報下さい。練習だけの参加でも、参加できる時だけの参加でも構いません。ご一緒に全曲演奏を目指しましょう。

年賀状

2013年12月29日 | 日記
このパソコンには「筆ぐるめ」というソフトが入っていて、これで住所録を作成したり年賀状を作ったりすることができることをつい最近知りました(笑)。そこで昨夜から住所録の作成にかかったのですが、140名ほどの住所を登録したところで、その住所録が忽然と消滅しました(爆)。どこかにあるはずだと思ってあちこち探しましたが、時間と労力のムダと悟り、もう一度最初から打ちこみ直し。さて、いざウラの本文を作ろうと思ったら、難しくてこのソフトを使いこなせません。いろいろやってみましたが、これもムダと悟り(笑)ワードで作成しました。今年は2月にウィーンでデジカメを掏られてしまったので、それ以後の写真のデータがすべてスマホに入っています。しかしスマホの写真をどうしたらPCに送れるのかわからないし、それを加工して年賀状を作る時間ももう無いので、今年は写真入りの年賀状は諦めて、文章だけの無愛想な年賀状にしました。
年賀状を作ると今年一年を振り返ることになります。今年もいろんなことがあったものです。世の中にもですが、一身上にもいろいろありました。年賀状には主に音楽活動の歩みを書き連ねましたが、プライベートなことを振り返れば、5月1日に同居の父が脊柱管狭窄症の大手術を受け、同月29日にいったん退院、翌日別の病院に転院し、その翌日にリサイタルをしたことが思い起こされます。手術を受けるのも入退院や転院をするのも父ですから、私はただ付き添っているだけのはずなのですが、身内というのはまことに不思議なもので、たとえば父が「腰の左側が痛い」と言うのでさすってやると、摩訶不思議、私の左腰にその痛みがうつるのです。風邪などの感染症が家族にうつるのは当然と言えば当然ですが、こんなおかしな「痛み分け」というものもあるのだと初めて知りました(笑)。
それから、6月の被災地コンサートの経験も忘れられません。過疎地が大災害に見舞われても大都会の場合と違ってすぐに忘れられてしまうことを痛感しました。毎月被災地に足を運び、「どうか私たちのことを忘れないで下さい」という切なる叫びを何度も聞いてこられたM先生がどんなに胸のつぶれるような思いを重ねてこられたか、察するに余りあります。年末のチャリティコンサート、是非今後も続けていきたいと思います。一人でも多くの方が一緒に歌って下さるようになることを心から願っています。こういう形で、被災地に心を向ける人たちが一つの大きなゆるい輪になっていければ、それも犠牲になられた方たちの供養になると信じます。そう言えば今年の漢字は「輪」でしたね。
音楽に話を戻せば、8月の第九、11月のワーグナーと今年は我が合唱団にとって大曲続きでした。高齢化と少人数化が進行する中で、他団体の主催とは言え、こういう大曲を何とかサマになるように仕上げるのは骨の折れる仕事でした。さて、この合唱団、来年はどうなっていくことでしょう。
と、他人事のように高齢化を憂えていた私に、今年の最後になって「お前ももう若くはないんだから無理をするでないぞ」とのお告げが下りました(笑)。パソコンがあったから年賀状も書けましたが、お一人お一人に一言メッセージを手書きする体力はもう残っていません。無味乾燥な印刷文字で本当に恐縮ですが、今回の年賀状はメッセージなしでお許し頂きたいと思います。
今年ももうあと2日。皆様は大掃除やお節作りに勤しんでいらっしゃることでしょう。私は今年はパスさせてもらって、一日も早く声と体力を回復すべくひたすら寝ることにします。

チャリティコンサート

2013年12月27日 | 日記
今年最後のイヴェント、クリスマス・チャリティコンサートが終了しました。暮の忙しい時に100名を上回るお客様がご来場下さり、楽しく温かい雰囲気の素敵なコンサートになりました。
最後まで手を尽くしてみましたが、やはり私の声は使い物にならず、主催者のM先生が指揮をしながらソロも歌われるというアクロバットをなさることに。さすがにソロ全曲は負担が大き過ぎるので数曲カットして、その代わり急遽牧師先生にご協力をを頂き、それぞれの曲の前に聖書の当該個所の朗読をして頂くことになりました。これがなかなかよかったようです。やはり外国語の曲は何を歌っているのかわからないと面白くないですよね。特に宗教曲はキリスト教になじみのない人にはさっぱりわからない、と言われることも多いですから。朗読で、そう言えばあの場面ね、と納得しながら聴いて頂けたようです。
開演するや否や、M先生が東北の被災地の現状をお話されました。毎月通って被災者と触れ合っている人にしかわからないお話ばかりです。今や震災で無くなった方よりも、被災後ストレスによる生命力の消耗で亡くなった方の方が多いそうです。牧師さんや和尚さん、保育士や教師、福祉施設の職員など、被災者のケアやサポートをする方たち自身が被災者であるということの苦しさも、M先生の口から聞くと本当に胸に迫ります。被災者の方たちは皆さん口をそろえて、「どうか私たちのことを忘れないで!」とおっしゃるそうです。誰にも顧みられないことほど辛いことはありませんよね。決して忘れない、という気持ちを募金やメッセージに託してM先生に届けて頂くこのチャリティの試みは、きっとご来聴の皆様の真心に響いたことと思います。
さて、演奏です。クリスマスにちなんでM先生がピアノでクリスマスの歌をメドレーでお弾きになり、また、民謡「おてもやん」などの弾き語りもあり、皆手拍子で調子を合わせ、楽しみました。M先生のオリジナル「春の小川」変奏曲も、東北の春を彷彿とさせる名演でした。10分ほどの休憩時間には被災者の方たちが作られた小物の販売も行われました。そして後半はメインの「メサイア」抜粋です。今回はピアノとオルガンの伴奏、10人ほどの合唱をM先生が指揮されます。24日に関西でチャリティコンサートをしてこられたM先生は、25日に京都から熊本までご自分で車を運転して熊本入りされたのです。「ソロを歌うとわかっていれば飛行機か新幹線にしたのに。あと数時間早くメールくれれば...」とぼやかれていました(笑)。私はひたすら平身低頭です。M先生も肉体的には相当にお疲れだったはずですが、そんなそぶりも見せずに見事にコンサートを仕切って下さいました。私はオルガンの譜めくりとしてはりつきました。M先生に「寝てればよかったのに」と言われましたが、せめて何かの形で参加したかったので。開演前には、私がソロを歌うと思って来て下さっているお客様にお詫びやご挨拶を申し上げて回りました。皆さん残念がりながらも労わりの言葉をかけて下さり、感謝感謝。前回のブログをお読みになったNさんはじめ合唱のメンバーや読者の方たちから温かいメールが届き、2月にウィーンにご一緒した天草のYさんからも「盛会を祈っています」とのメールを頂きました。ばんぺいゆさんも、お心づくしのお手製かりんシロップを託して届けて下さいました。喉にも心に沁みました。皆様、本当に有難うございました。
メサイアは素晴らしい作品ですね。歌うたびに思います。私が一番好きなバッハよりも華やぎと開放的な喜びがあり、聴く人を明るい気持ちにしてくれます。そうでありながら、知らず知らず人知を超えた世界への通路に導いてくれます。これが宗教音楽の醍醐味だと思います。昨年も今年もメサイアで一年を締めくくりましたが、いずれ全曲演奏ができる日を目指して、メサイアは是非毎年の恒例にしたいと思います。
そして、殊の外充実度の高かった今年の最後に、初めて本番に穴を開けてしまった私、来年大台に乗る自分の肉体年齢を自覚し、社会への貢献度を保ちつついかにして生活のスリム化を図るか、知恵を働かせて改善を期しなさいという天からのメッセージと受け止めたいと思います。

メリー・クリスマス!

2013年12月25日 | 日記
皆様、素敵なクリスマスをお迎えになったでしょうか。
昨日MRIの検査を受けました。8年間続いている片側顔面けいれんの原因を突き止め、今後の対策を考えるための検査です。片側顔面けいれんは病気ではなく症状で、多くの場合は脳の中の血管が老化のため延びて神経に触れることで起こるそうです。まれに腫瘍が神経を圧迫しているケースもあるので念のために検査をしたのですが、写真を見てみると、予想通り血管がぐにゃぐにゃっと蛇行して神経を圧迫していました。子どもの頃はまっすぐな血管が、加齢でこんなになるんですね。腫瘍などは何もなかったので一安心です。
治療法としては、今処方して頂いている内服薬を続ける、顔面にボツリヌス菌を注射して痙攣を抑える(3ヶ月ぐらいしかもたない)、手術で血管と神経の間に隙間を空ける、の3つの方法があるそうです。私の症状はそんなにひどくないので手術は勧めないと言われ(私も手術はしたくないなあ)、とりあえずしばらく薬で様子を見て、ボトックスに切り替えたければそうしましょう、とのこと。内服薬は眠気に襲われるので夜しか飲めないし、飲んでもあまり効かないけれど、まあ全然効かないわけではないから、この線に落ち着きそうです。動脈硬化による血管の蛇行は「なおる」ことはないそうなので、付き合っていくしかありませんね。さらに蛇行が進むことで血管が神経から離れる可能性もゼロではないそうですが(笑)。
そういうわけで、こちらは一応落着したのですが、問題は明日のチャリティコンサートです。何と声が出なくなりました。喋り声もかなりひどい嗄声ですが、歌声は全く出ません。昨日は夕方の予定をキャンセルして整体に駆け込み、「とにかく休養することです」と言われてしっかり寝てきました。今日もずっと家にこもっていますが、依然として歌声が戻ってきません。これは明日のソロは厳しいなあ。ひょっとしたら生まれて初めて本番に穴を空けることになるかも。歌を楽しみに来て下さる方には本当に申し訳ないです。
でも、M先生はどんな時でもピンチをチャンスに変えるマジシャンなので、心配はしていません。目的は東北の被災者の方々に思いを届けることですから、もし歌えなければ、歌うのと同じ気持ちで裏方を務めさせてもらいます。どんなことにも意味がある、それを発見することが大事、というのが私の信条。これも何かのメッセージだと思います。
今日はクリスマス、皆様どうぞ明日のコンサートのためにご一緒に祈って下さい。私たちの祈りをサンタさんがきっと神様に伝えて下さると信じます。





クリスマス会

2013年12月23日 | 日記
今日は我が教室の今年最後のイヴェント、クリスマス会の日でした。オーバーワークで先週ついに風邪をひいてしまった私は、「絶対にこじらせない!」と自分に言い聞かせつつ、薄氷を踏む思いで毎日を過ごし、ともかくも無事今日を迎えました。今朝目覚めたら咳が止まっていたので、「やったー!」と(まだ何も始まっていないのに(笑))快哉を叫び、支度を整えて会場へ。10時に会場を開けて頂き、男性の生徒さんに手伝って頂いて設営を終え、10時30分からリハーサルを開始しました。午前中は熊本市内の生徒さん達のリハで、私を含め8名が伴奏合わせをしました。伴奏をして下さったのはうちの若い生徒さんで、ピアノが専門のUさんです。歌の伴奏が大好きだと言うので、これ幸いとお願いしたのですが、何しろ8人分、全部で12曲もあります。いくら何でもちょっと多過ぎたかな(笑)。でも、よく歌を聴きながら立派にきちんと伴奏してくれて、感謝感謝。12時から30分間はゲスト出演のチェロの方たちのリハーサル、その後1時30分までは市外から来られる生徒さん達のリハに充てました。県外からやってきた4人組の聖歌隊と県南からの4名がソロとアンサンブルの合わせの練習をして、1時30分から合唱のリハーサル。合唱だけに参加する7名も含め、総勢23名の女声3部合唱「Ave verum corpus」は、想像通り豊かな響きでとても素敵です。ソロの方たちも皆さんなかなか調子がよく、今日はきっと素晴らしいサロンコンサートになるだろうと期待に胸が膨らみました。
開演の時間になると、出演者総勢37名、ご家族やご友人が加わって50名近い人数が小さな画廊喫茶にギュウ詰め状態で、過去26回のクリスマス会の中で最多人数となりました。今日は時間的に十分な余裕を持ってリハーサルをしたので、落ち着いた気持ちでスタートすることができました。最初の出演は小学校1年生の女の子2人。まず最初に、お母さんと一緒に4人で「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ってくれました。皆で一緒に歌ってほしいというU先生のお言葉で、私も一緒に歌いました。ピアノ教師をしていた頃よく歌った曲です。懐かしい!次に一人ずつピアノを弾いてくれました。先生との連弾もあり、可愛い演奏に場が和んだところで独唱コーナーの始まり。最初はカウンターテナーのT君のイタリア歌曲「Vergin tutto amor」、次は今年のニューフェイス、テノールのNさんの「Ombra mai fu」、続いて同じくテノールのニューフェイスTさんのシューベルト歌曲「野ばら」と「旅人の夜の歌」。ビギナーらしい初々しさと端正さで、好感の持てる良い演奏でした。次は女声です。うちの教室のアシスタントのSさんがイタリア歌曲「Se tu della mia morte」を、今年初出演のソプラノNさんがイタリア歌曲「Piacer d'amor」とプッチーニのオペラアリア「私のお父様」を、常連のIさんは日本歌曲「うばぐるま」とメンデルスゾーンの歌曲「歌の翼に」を、ベテランのYさんが日本歌曲「浜辺の歌」とチレアのオペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」のアリア「私は芸術のしもべです」を歌われました。4人ともリハの時より伸び伸びと良い声が出ていますし、味わいのある歌いぶりでした。次に声楽アンサンブル。県南からご参加の女声ペアがペアルックで現れ、「ひいらぎかざろう」、「もみの木」、「もろびとこぞりて」のクリスマスメドレーを歌いあげられました。ピアノ伴奏付きの華やぎのある楽しいアンサンブルでした。一転、今度は県外からご参加の教会の聖歌隊のア・カペラです。日本語の讃美歌「ダビデの村の馬屋のうちに」と、パレストリーナの「ミサ・ブレヴィス」から「キリエ」。それはそれは純度の高いハーモニーで、心洗われる思いがしました。
数分間のトイレ休憩をはさみ、第2部の開始です。チェロ独奏で「G線上のアリア」、「金婚式」、「君をのせて」が演奏されました。伴奏は指導者のU先生。チェロの音って渋くていいですね。楽器を抱くようにして弾くスタイルも素敵です。聴いていると声の調子が良くなるような気がします。チェロの後は、先ほどクリスマスメドレーを歌って下さったUさんのイタリア歌曲「Amarilli」とJさんのオペラアリア「Vedrai carino」、そしてTさんの日本歌曲「おやすみ」とマスカーニの「Ave MAria」、Nさんの日本歌曲「たんぽぽ」とシュトラウスの歌曲「万霊節」。この4人は県南からのご参加で、Nさん以外は今回が初登場。どなたも気持ちのしっかり乗った大人の歌です。ここでゲストの登場。我が盟友、メゾソプラノのIさんがカルメンの「ハバネラ」をフランス語で色香ゆたかに歌って下さいました。その次に歌った私の曲は、ワーグナーの「タンホイザー」からエリーザベトのアリア「全能の聖母よ」です。「ハバネラ」とこれほどの好対照も珍しいでしょう(笑)。ものすごい瞬発記憶力を発揮して、暗譜で歌いました(が、途中1小節の間奏で次のフレーズの頭の歌詞をド忘れし、1小節遅れて入ってしまって伴奏者を焦らせました(笑))。
独唱が終わり、次はチェロ4本のアンサンブルです。「今日初めて合わせをしました」と仰っていましたが、チェロの重厚な響きが重なり合うと格別な味わいがありますね。
いよいよ最後の合唱です。モーツァルトの「Ave verum corpus」、自画自賛になりますが、リハーサル通りの素晴らしい出来でした。
ここまでで既に4時、県外の聖歌隊のメンバーはそろそろ退出の時間です。これから茶話会ですが、午前中に県北で本番を一つこなした後駆け込みで参加して下さったNさんが、茶話会のオープニングとして日本歌曲の「浜千鳥」とマスカーニのオペラアリア「ママも知る通り」を朗々と歌い上げて下さいました。これをもって演奏はすべて終了。
茶話会では、今回初めてご参加の方に自己紹介を兼ねて一言ずつご挨拶を頂きました。となたも皆、快い緊張感と歌える喜びに浸った数時間だったようです。和やかに談笑して5時過ぎに解散。今年の良い締めくくりができました。
皆さんがお帰りになった後、会計を締めて片付けをし、外に出ると一気に緊張が緩みました。アシスタントのSさんとゲスト出演のIさんと3人で近くのカフェに入り、そのまま夕食会となりました。3日後にはもう一つの大きなイヴェント、チャリティコンサートの「メサイア」が控えています。ここで少しクールダウンをしておかなくては。と思いつつ、女3人でかしましくおしゃべりしているうちに、もともと風邪っぴきの声がだんだん低くなってきて咳が出始めました。重い腰を上げて帰宅したのは10時近くでした。
家でほっとくつろぐうちに、身も心もほぐれてきました。明日はMRIの検査の日です。検査中、爆睡しそう(笑)。