【急告】リサイタル

2020年10月22日 | 日記
11月29日(日)に、熊本市東区のルーテル健軍教会でリサイタルを開催することになりました。
10月に予定していたリサイタルを延期して、本音を言えばちょっとホッとしていたのですが、M先生から「今がタイミングだと思うわよ。お客様に元気になって頂くコンサートをしましょう!」と投げかけられ、(私を含め)世間の皆様もそろそろナマの音楽が欲しくなっているし、クリスマスも近いし、ということで、今年の第1アドヴェントに当たる日に、45分ぐらいの短いコンサートをすることにしました。クリスマスにちなんだ曲を含め、皆様に親しみやすく、心が元気になれる曲を選ぼうと思っています。目下、鋭意選曲中です。
チラシができたらアップしますが、今はいつものような2時間の演奏会は難しいので、夕方5時からと7時から、45分のミニコンサートを2回やることにしました。入場料は2,000円(学生1,000円)。皆様のご来聴をお待ちしています。


ブレス

2020年10月14日 | 日記
久々のブログです。後期は対面授業、動画配信、オンタイムのzoom授業が入り乱れて頭が混乱しそうな毎日(笑)。まあ、もともと混乱した頭なので、普段と大差ないと言えばそうなのですが。
そんな中でも、リサイタル(いつになるかわかりませんが)に向けて準備だけは進めなくてはと思い、スキマ時間にチョコッと練習を積み重ねております。
スキマ時間と言えば、曲の中でブレスを取る時も、休符でたっぷり時間があれば落ち着いてブレスできますが、16分音符の羅列の中で、瞬間的にブレスを取らないといけないこともよくありますよね。
その時、焦ってはいけない、というのが最近の教訓です。一瞬のスキマであっても、十分に時間はあると思って、落ち着いて横隔膜を十分に降ろす。そして、呼気圧をじゅうぶんにコントロールしながら、フレーズの最後までもたせる。速い曲はどうしてもブレスが雑になりがちですが、横隔膜が降りきるまできちんと吸気を取り込むことが大切ですね。
しかしブレスは筋肉の仕事です。とくに下半身の筋力が要ります。内転筋、骨盤底筋、腹直筋の3点セットをしっかり使った呼気のコントロールを練習しないといけません。問題のフレーズを、息だけでやってみたり、母音だけでやってみたり、母音を変えてやってみたりして、最後に言葉をつけて、子音の時に支えが抜けないようよく注意して練習する、というメニュー。丁寧に練習しなくては、と肝に銘じる毎日です。