シルヴィアに寄す

2012年02月29日 | 日記
「シルヴィアに寄す」はシューベルトの有節歌曲です。とってもシンプルな曲ですが、うきうきするようなリズムと晴れやかな曲想が魅力的で、一度はステージで歌ってみたいと思いながらまだ叶わずにいます(シンプルな曲を舞台に乗せるのは勇気が要るので)。今日、そら豆さんがレッスンにこの曲を持ってこられました。「広い野原が褒めたたえているシルヴィアとは誰?彼女が近づくのを見れば美しく優しい。天の恩寵としるしは、万物が彼女に従うことを証している。彼女は美しくて善良なのか?その魅力は可愛い子どものように人をさわやかにする。愛の神が彼女の目に向かって急ぐと、彼は目が見えるようになり、甘美な安らぎの中にとどまる。だからシルヴィアの名を鳴り響かせよ、優しいシルヴィアの誉れを歌え、歌人よ。彼女は、大地が与え得るどんな魅力をも凌駕する。彼女に花環を、そして弦の響きを!」こんな手放しの賛美を奉られるシルヴィアってどんなに素敵な女性なんでしょうね。歌詞を見ればこれは男性が歌う歌なのでしょうが、女性が歌う方が合うような気がします。とても心弾む歌です。リートのお好きな方は是非歌ってみて下さい。

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2 コメント

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候補のひとつです (ばんぺいゆ)
2012-03-01 01:15:32
以前やりかけた曲なのでこれもどうかな~~と思っていましたが、まだレッスンには持って行っていませんでした。ぜひ、これもプログラムに入れてみたいです。
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Unknown (吉田)
2012-03-01 08:39:42
ばんぺいゆさんの声にも合う曲だと思います。ぜひご検討を。
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