昨日から本日にかけての教会キャンプ。
メインイベントは高祖山への山登りでした。
標高461メートルの山は山登り経験者にとっては
朝飯前のお手軽登山コースのようですが
小学校1年生から6年生までの各種年代取り揃えたちびっこたちや
普段、運動というものから遠ざかっている教師陣
そして御年72歳の牧師先生にとっては、なかなかきつく、
ハードな山登りとなりました。
なんてったって、道のりは本格的な登山なのです。
小学校の遠足で行くようなハイキングコースではないので
舗装された道が用意されているわけもなく
猪たちが餌を探している痕跡が見られる獣道を間近に
自分たちで次の足場を考えながら上っていく2時間半。
朝まで降っていた雨が足場をさらにずるずるにしており
大人も子供も汗だく、泥だらけになりながら、必死になって上りました。
道のあちこちには丸々と肥えた20センチはありそうな
長く長く太ったミミズがうねうねしており
その様子にちびっこたちはきゃあきゃあ言って大騒ぎ。
明らかに毒キノコだと思われる美しいきのこたちにも大興奮。
非日常との対面がつまった山登りです。
頂上までの道のりの途中、今回絶対にちびっこたちに見せようと
教師たちで決めていた防空壕でひと休み。
昼間にも関わらず、懐中電灯がないと真っ暗で
奥も見えないようなスポットです。
そこにちびっこたちがひとりずつ入って、奥の壁を
触ってくるという肝試しのようなイベントを用意しました。
生意気盛りの男の子たちもややびびり気味で入って行きます。
防空壕の奥には野生の蝙蝠まで住んでいます。
帰ってきたときには、一様に達成感を満喫し
何往復もしたがるちびっこたち。
蝙蝠の姿にも興味津々、時間を忘れて食い入るように見つめ続けます。
どうやら野生の動物自体、珍しいみたい。
・・・・とは言え、ここでそんなに時間とってられないから。
ここがゴールじゃないんだから。
と、言いながら、防空壕が何のために作られたのかを説明する教師。
戦争があって、敵から逃げるためにね・・・と説明していると
ちびっこのひとりが
「それって100年前ぐらい?
江戸時代の終わりぐらいの話?」
と質問してきました。
「もっともっと最近。
たった60年前の話ぞ。
やけん、牧師先生は現実に経験しとるとぞ。」
わあわあ騒いでいた子供たちも神妙な顔をして聞く姿に
「実際にその場所に行き、そういった場所での経験をしている人から
そのときの話を直に聴く」ことの有益度を感じたり
「こどもたちの心に自然に入っていくようなカリキュラムの設定と
そういった場の提供」が必要なんだな、と考えたり
でも、そこまですることの大変さを思ったり
学校教育、地域教育、そして家庭での教育について
考えさせられる一場面でした。
登山の途中では6年生が1年生の荷物を持ってあげたり
お互いに危ない足場を教えあったり
どうしても遅れがちになってしまう人たちを
要所要所できちんと待っていたり、
みんなと一緒に山登りをした牧師が72歳だと知って
「72歳でこんなきついことできると?すごいねー。」
と、心から感心したり
お互いにお互いを思いやる行動が自然に取れた素敵な体験でした。
今年の教会キャンプのテーマは「つながりは喜び」。
聖書の箇所は
「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。」
という箇所です。
ぶどうはいくつもいくつも実が一緒に連なっている。
一粒でなることはない。
私たちもみんな一緒に過ごしている。
ひとりで生きているわけではない。
お互いに支えあって、連れ立って生きてるんだよ。
というメッセージを子供たちに伝えました。
・・・ほんの少しでも伝わっているといいな。
ちなみに本日の説教では、昨日、登山に借り出された牧師が
登山のときのことをメッセージに盛り込んでおりました。
「私ひとりだったら、この山に登れ、と言われても
躊躇することなく、回り道をして帰っていたと思います。
でも、みんなで登ることになって、仕方がなく登ってみた。
途中で引き返そうかな、と思うけれども
要所要所でみんなが私を待ってくれているわけです。
それがまたプレッシャーで
イヤだなー、先に行って欲しいなーと思うけれども
待ってるものはしょうがない。しょうがないからそこに行く。
すると、またみんなで出発する。
出発するからまたついていく。
するとひとりだったら絶対に登らない山にも登れるんですね。
無事に頂上にたどりつき、景色を堪能できました。
思うんですけれども、こういうのが支えあうってことなんですね。
待ってくれる人がいるってこと。
それが支えると言うことなんです。
そして、支えてくれる人がいるってことは
ただそれだけで、ものすごく大きな力になるんです。」
メインイベントは高祖山への山登りでした。
標高461メートルの山は山登り経験者にとっては
朝飯前のお手軽登山コースのようですが
小学校1年生から6年生までの各種年代取り揃えたちびっこたちや
普段、運動というものから遠ざかっている教師陣
そして御年72歳の牧師先生にとっては、なかなかきつく、
ハードな山登りとなりました。
なんてったって、道のりは本格的な登山なのです。
小学校の遠足で行くようなハイキングコースではないので
舗装された道が用意されているわけもなく
猪たちが餌を探している痕跡が見られる獣道を間近に
自分たちで次の足場を考えながら上っていく2時間半。
朝まで降っていた雨が足場をさらにずるずるにしており
大人も子供も汗だく、泥だらけになりながら、必死になって上りました。
道のあちこちには丸々と肥えた20センチはありそうな
長く長く太ったミミズがうねうねしており
その様子にちびっこたちはきゃあきゃあ言って大騒ぎ。
明らかに毒キノコだと思われる美しいきのこたちにも大興奮。
非日常との対面がつまった山登りです。
頂上までの道のりの途中、今回絶対にちびっこたちに見せようと
教師たちで決めていた防空壕でひと休み。
昼間にも関わらず、懐中電灯がないと真っ暗で
奥も見えないようなスポットです。
そこにちびっこたちがひとりずつ入って、奥の壁を
触ってくるという肝試しのようなイベントを用意しました。
生意気盛りの男の子たちもややびびり気味で入って行きます。
防空壕の奥には野生の蝙蝠まで住んでいます。
帰ってきたときには、一様に達成感を満喫し
何往復もしたがるちびっこたち。
蝙蝠の姿にも興味津々、時間を忘れて食い入るように見つめ続けます。
どうやら野生の動物自体、珍しいみたい。
・・・・とは言え、ここでそんなに時間とってられないから。
ここがゴールじゃないんだから。
と、言いながら、防空壕が何のために作られたのかを説明する教師。
戦争があって、敵から逃げるためにね・・・と説明していると
ちびっこのひとりが
「それって100年前ぐらい?
江戸時代の終わりぐらいの話?」
と質問してきました。
「もっともっと最近。
たった60年前の話ぞ。
やけん、牧師先生は現実に経験しとるとぞ。」
わあわあ騒いでいた子供たちも神妙な顔をして聞く姿に
「実際にその場所に行き、そういった場所での経験をしている人から
そのときの話を直に聴く」ことの有益度を感じたり
「こどもたちの心に自然に入っていくようなカリキュラムの設定と
そういった場の提供」が必要なんだな、と考えたり
でも、そこまですることの大変さを思ったり
学校教育、地域教育、そして家庭での教育について
考えさせられる一場面でした。
登山の途中では6年生が1年生の荷物を持ってあげたり
お互いに危ない足場を教えあったり
どうしても遅れがちになってしまう人たちを
要所要所できちんと待っていたり、
みんなと一緒に山登りをした牧師が72歳だと知って
「72歳でこんなきついことできると?すごいねー。」
と、心から感心したり
お互いにお互いを思いやる行動が自然に取れた素敵な体験でした。
今年の教会キャンプのテーマは「つながりは喜び」。
聖書の箇所は
「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。」
という箇所です。
ぶどうはいくつもいくつも実が一緒に連なっている。
一粒でなることはない。
私たちもみんな一緒に過ごしている。
ひとりで生きているわけではない。
お互いに支えあって、連れ立って生きてるんだよ。
というメッセージを子供たちに伝えました。
・・・ほんの少しでも伝わっているといいな。
ちなみに本日の説教では、昨日、登山に借り出された牧師が
登山のときのことをメッセージに盛り込んでおりました。
「私ひとりだったら、この山に登れ、と言われても
躊躇することなく、回り道をして帰っていたと思います。
でも、みんなで登ることになって、仕方がなく登ってみた。
途中で引き返そうかな、と思うけれども
要所要所でみんなが私を待ってくれているわけです。
それがまたプレッシャーで
イヤだなー、先に行って欲しいなーと思うけれども
待ってるものはしょうがない。しょうがないからそこに行く。
すると、またみんなで出発する。
出発するからまたついていく。
するとひとりだったら絶対に登らない山にも登れるんですね。
無事に頂上にたどりつき、景色を堪能できました。
思うんですけれども、こういうのが支えあうってことなんですね。
待ってくれる人がいるってこと。
それが支えると言うことなんです。
そして、支えてくれる人がいるってことは
ただそれだけで、ものすごく大きな力になるんです。」
でも心が弱ってるときって、その支えが見えないと不安になっちゃうんですよね。
背中や手足を沢山支えて貰ってるはずなのにね。
のりぞうさんに感謝。
確かに「支え」って目に見えないから不安ですよね。
感じてるはずなのにね。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
ぎゃぐ移動?
・・・・ごめんなさい。またモトネタがわかりません。
最近、難易度があがっていませんか?