のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

お母さんの夏休み

2019年08月23日 12時21分35秒 | 子育て生活
昨年から、働き方改革の一環で夏休みをとっても長くいただけるようになりました。そのため、ちびっこは保育園に行き、私は私だけの夏休みを堪能するというなんとも贅沢な4日間がありました。

1日目は夕方から高校時代の部活仲間とごはん。(これは早めにお迎えしてちびっこさんも一緒に。)
2日目は免許更新後、両親とお茶。
3日目は妹さんからの誕生日プレゼントでエステ。
4日目は友人と久々の(会うのは実に10年以上ぶり!)ランチ。

どの日もとてつもなく楽しく、実に幸せな4日間でした。ずっと笑顔だった!

勿論、お母さんの夏休みとはいえ、ごはんの準備や洗濯などの家事はありますが、それでもご機嫌で家事をこなせました。4日間共に午前中で家事を終わらせて午後はゆっくり過ごしました。至福のひと時!

ただ、夫さんは16日から普通にお仕事。
私ばかりお休みを堪能するのは申し訳ないので、保育園送迎は朝も夕方も私が担当しました。(通常時は朝が夫さん、夕方が私です。)夫さんには4日間、いつもよりゆっくりとした朝を過ごしてもらいました。
おかげでなんとも幸せな4日間の夏休みの中で、朝だけは、ほろ苦いひとときとなりました。

1日目。
保育園に入った瞬間、「だっこー!」と要求する息子さん。自分のお部屋に入った瞬間「うわーん!!」と泣き始めました。久々の保育園だもんねぇ。ごめんね・・・。

2日目。
保育園に向かう車の中で
「おかあさんとほいくえんいくの、いやだなー。たろくん(仮名)、ぜったい、ないちゃうもんなー。」
と呟く息子さん。保育園についても笑顔で、2階の自分の部屋まで歩き、教室の扉の前でぴたっと立ち止まりました。
「たろくん、ぜったい、なく。」
ともう一度言い、前に進まないように足を踏ん張る息子さん。無理矢理、教室に入ると「うわーん!」と泣いてしましました。

3日目。
保育園に向かう車の中で、早くも
「たろくん、ぜったいなく!」
と宣言する息子さん。保育園に入ると、今日から保育園復帰したお友達が保育園中に響き渡るような大きな声で、なんとも悲痛な悲鳴をあげていて、途端にぎゅっと私にしがみついてきました。そのまま無言で私にしがみつく息子さんを先生にお渡しすると「ふぇ・・・・」と顔をゆがめ、でも涙は我慢。

4日目。
保育園に向かう車の中でやっぱり
「たろくん、ぜったい!なく!」
と力強く宣言する息子さん。
「お母さんのお休みは今日までだから、明日からはお父さんと保育園だよ。」
と伝えると
「やったー!」
とよろこばれました。
保育園につくと、「なんかつかれた・・・。あるけん。」と小さな声で訴え、きゅっと私にしがみつきます。抱っこして教室に向かい、抱っこのまま、先生にお渡しすると、目に涙をいっぱいうかべて「ばいばい」と手を振ってくれました。
‭保育園を出ると、教室の窓から先生と一緒に
「おかあしゃーん!」
と手を振り、私の姿が見えなくなるまで見送ってくれました。

きゅんとして、胸がきゅっとなりました。
今、このときの、こういうふうに素直にお母さんを必要としてくれる息子さんをちゃんと覚えておこう。そう思ったお母さんの夏休みです。


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