のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

九首目:今来むと・・・・

2007年04月23日 23時17分16秒 | 百人一首
今来むと 言ひしばかりに 長月の
  有明の月を  待ち出でつるかな


■のりぞう的解釈
 今から行くよって、あなたが言ったから
 長い長い長い長い長い夜をずっと待ってたの。
 夜明けの月が見えるまで
 あなたをひたすら待ってたの。

  注:文法書などまったく調べてません。
    のりぞうはこういう意味だと思ってます。
    という解釈ですので、十中八九間違ってる
    ところや浅いところがあると思います。
    信じ過ぎませんように。

■ひとことふたことみこと
 この歌はのりぞうが好きだった、という歌ではありません。
 でも強烈に印象に残っている歌。

 のりぞうが小学校六年の頃、クラスで百人一首が
 大流行したのです。昼休みになると毎日のように
 百人一首で遊んでました。毎日のように遊んでいると
 それぞれに「おはこ」ができてくるのです。
 「この歌は○○ちゃんが好きな歌だよね。」
 ってみんなが認めるような歌がそれぞれに一枚は
 できるわけです。

 この歌は大好きな友人「ぽた」のおはこでした。
 ・・・・あだなが「ぽた」。
 のりぞうの周囲には変わったあだ名の方が多いです。
 ちなみに当時ののりぞうのあだ名は「てらぞう」でした。
 当時も今もつけられるあだなが微妙です。

 そうそう。歌の話でした。
 この歌を好きだと公言していたぽたは
 この歌を「いかこんぶ」と呼んでました。
 「いま こんと」 → 「いか こんぶ」
 もうね、おやぢギャグと同じレベルです。
 それでも、当時はみんなが
 「おお!そうやって覚えると取りやすいねー!」
 と感心してたのです。

 そういうわけで、この歌、すっごく切ない歌なのに
 のりぞうの中では「こんぶの歌」です。
 まあね。小学生のちびっこに
 百人一首の侘びさびの世界は伝わりにくいよね。


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2 コメント

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 (虚仮)
2007-04-24 18:13:20
「まちい」で「鶴」かな。

そうなんですよ。鶴なんです。
しかも、「まちい」で、ですよ。
ありえません。
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お返事☆ (のりぞう)
2007-04-24 23:01:30
■虚仮さん
 ・・・・うーん。今回、今ひとつ虚仮さんの興奮に
 ついていけてません^^;
 そうです。つるなんです。

 でも、のりぞうは心の中で読むときはいつも
 「待ち出づるかな」と省略しちゃってます。
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