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のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ほっと一安心

2020年06月27日 06時23分54秒 | 日常生活
コロナ第二波が訪れた都市として、全国ニュースにも大々的に取り上げられていた我が町北九州も、ようやくようやく落ち着きを取り戻し始めました。
第二波到来のニュースがテレビを騒がせていた頃は、後輩から届いたメールに
「北九州の人って自粛期間中も全然、自粛してなかったんですね。なんで我慢ができないんだろ?民度が低いんですよね。」
みたいなことが書かれてあって、胸を痛めたものです。(未だに胸は痛んだままです。わたし、どんだけ我が町のことが好きなんだろう・・・。)

声を大にして言いたい!
北九州の人たちもちゃんと自粛してましたよー!
だって、どこもかしこも閉鎖閉鎖で、遊びに行けるようなところがまったくもってなかったんだものー!
保育園に行けない3歳児とずっと家にいるのも辛くて、1日1回はお散歩に出ていましたが、行けるところは公園、山ぐらいで、うっかり3歳児連れて足立山で登山デビューしてしまったぐらいなのです。(3歳児、よく頑張ってました。)

第二波もようやくようやく落ち着きを見せて、先々週から分散登園で1日おきに幼稚園が午前中だけ始まり、今週から毎日の登園となり、そして木曜からは!ようやくようやく給食が開始しました!
おめでとう!私!ここまで長かった!
来週からはホームクラス(幼稚園後のお預かりシステム)も開始し、夕方まで預かってもらえそうです。

・・・ただ、もう3週間もすると夏休みが始まるんで、給食はなくなり、お弁当生活になるんですけどね。
早い!早いよう!
小学校の夏休みは今年10日間ぐらいに短縮されるって聞いてますよー。幼稚園も準じてもらっていいですよー。

この期間、いろんなところに明らかな不調があり(しかもなんか人に大っぴらには言いにくいちょっぴり恥ずかしい不調。血尿とか。・・・言ってますけど。)、婦人科系、泌尿器科系の病院に定期的にお世話になっていました。
でもって、どの先生にも言われたのが「原因はストレス」だったのでした。
ストレス!心当たりありまくりですよ!というか、今、ストレス感じていない人なんていないんじゃないの??
と思いましたが、わたくし、どうやらストレスが身体にすぐ影響してしまう繊細な人だったようです。(誰も言ってくれないから、自分で言います。)

とりあえず、少しずつ戻りつつある「日常」にほっと一安心しています。油断し始めています。
油断し始めているけれど、「まだまだ油断ならない」とも思っています。もうね、「今年は安心できる日なんて来ない」と諦めました。

諦めたけど!でもでも!せっかく夏休みが来ることだし、今年の初めから「会いたいね」と言い合っていたお友達にそろそろ本当に会ったっていい頃じゃないのかしらー?とも思っているわけで。
根っから楽天的な自分と、それに準じてくれない繊細な身体のギャップに戸惑う今日この頃です。

心配は続くよ。どこまでも。

2020年05月02日 08時19分07秒 | 日常生活
相変わらず、ちびっこさんと過ごす毎日です。
ただ、大型連休が始まったので、気持ちはぐっと楽になりました。
今年は大型も大型。なんと4月27日、28日もコロナウィルス感染拡大を防ぐために急遽、特別休日となり、4月25日土曜から5月6日までまるっと2週間以上お休みとなりました。すごすぎる・・・。

思い返せば、昨年は平成から令和に変わるため、やはり大型連休で、私たち家族は夫さんのお姉さん家族に会うため、生まれて初めて海を渡り、アメリカの地に降り立ったのでした。
たった一年前のことなのに、もうはるか昔のことのよう。今や日本もアメリカもあのときとはまるで違う世界にいます。

さて今年の大型連休。
できる限り家で過ごすように言われているし、そもそもどこもかしこも休業中で遊びに行くところなんてまったくない大型連休です。切ない。
とはいえ、ずっとずっと家にいると(私が)煮詰まってしまうため、毎日、お散歩には出ています。金毘羅山、平尾台、足立山。すぐ近くのお散歩コースを楽しんだり、オーソドックスに公園ではしゃいだり。
歩くのに気持ちの良い季節でよかった!

どうやら、大型連休後もちびっこと過ごす毎日は続く模様。まだ幼稚園から連絡はきていませんが、覚悟はしています。おそらく5月末まで。でも、5月末で終われる気がまったくしません。珍しく悲観的です。
それにしても。
この自粛期間が万が一、万が一、最近とみに灼熱傾向にある真夏まで延長してしまったら・・・。さすがにここ最近の異常気象と言ってしまっても過言ではない炎天下の中、お散歩して回る自信はまったくもってありません。でも、イヤイヤ期真っ盛りの3歳児と家の中でじっと過ごす自信もまるでないのです。
どうぞどうぞ、この「STAY HOME」期間が真夏まで続きませんように。切に切に祈るばかりです。


さて。

2020年04月25日 06時48分26秒 | 日常生活
保育園を卒業した息子さんは、もちろん、幼稚園にはまだ入園していません。
入園式2日前に「入園式延期(中止かも。」という連絡が届き、そのまま自宅待機になりました。
とはいえ、北九州市は早々に「両親ともに医療従事者か警察官でない方は、保育園もお休みしてください」という通達を出していたため、どちらにせよ、息子さんは自宅生活を送る運命だったわけで。

なんだか年明けに思い描いていた2020年とはまったく異なる世界にいるなぁ、と思う毎日です。
まさか「ゴールデンウィーク」をどの友人にも会えず、家族だけで、基本的には自宅で、過ごすことになるなんて。
しかも、ずっと「不安」がすぐ傍にあって、毎日、ごくごく普通に笑ったりご飯食べたり、お仕事したりお散歩したりして過ごしているけれど、笑っているときもご飯を食べているときもお仕事しているときもお散歩しているときも、ずっとずっとその「不安」な存在を感じながら過ごすことになるなんて。
年明けには1秒たりとも想像していなかった未来で過ごしています。
しかも、この「不安な毎日」の終わりが見えない。それが何よりも一番、私を疲れさせている気がします。

私は、テレワークで仕事をする毎日。幸いにも会社が「テレワークOK」「フレックスOK」「コアタイムなし」など、色々と柔軟な対応をしてくれているため、毎朝、5時半から仕事を始めてお昼過ぎに仕事を終え、その後は息子さんとゆっくり過ごしています。一日が長い!
息子さんはおかげで「お母さんと過ごす毎日」に慣れ親しんでおり、甘えん坊ぶりにさらに拍車がかかっています。テレワーク中もずっと「おかあしゃんのおひざにいる」と言い張って、私の膝に座って、何かぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃしております。電話会議の際はすぐそばで「うんち!うんち!おしっこ!!」と叫んでいて、上司からは「・・・まあ、いいや。」と呆れられました。・・・いいのか。
仕事中、いろんなことを邪魔されて「こらー!!」ってなるけれど、全部、大人の都合だし、子供は子供で「おかあさん、ずっとおべんきょうばっかり。」と我慢してくれてもいるわけで。なんだか本当に「日常」が恋しいなぁと思う毎日です。

「不安」がすぐそばにあるこんな時こそ、「希望」のことも忘れず、意識して「希望」に目を向けないと。
きっと「希望」だって、ちゃんとすぐそばにいるんだから。とも思っています。
「不安」と「希望」だと、ついつい「不安」のほうに目を奪われてしまうけれど、「希望」はちゃんとある。不安におしつぶされそうだけれど。でも、ある。

いろんな友人たちに会いたかった、会うつもりだったゴールデンウィークは、膝の上に乗ってきてくれる猫さんたちのぬくもりや、息子さんの重みを大切に大切に感じながら、希望に目を向けて過ごします。

タイムマシンがあればねぇ。

2020年02月23日 18時54分00秒 | 日常生活
保育参観の後は、高校時代の友人一家が熊本から遊びに来てくれました。
私より随分早く結婚して、それ以来、お父さんとお母さんのように私を温かく見守ってくれていた友人夫妻でしたが、息子くんがうちの息子のひとつ上と年齢が近いので、家族ぐるみで仲良く遊べる友達一家となりました。

もっともうちの息子さんは申年生まれで動物占いも猿という生粋のお猿さんですが、お友達の息子君は、動物占いは小鹿さん。
小鹿さんと聞くと「やっぱり!似合う!」と思わず手を叩いてしまったぐらい、うちの長男坊とはタイプの違う男の子です。

が、タイプが違いすぎる故なのか、まったく喧嘩することなく穏やかに仲良く遊んでくれました。うちの息子さんは、現在、絶賛、仮面ライダーなどのヒーロー系(怪獣、恐竜含む)ですが、お友達の息子君は車!なんといっても車!外車大好き!クラッシックカー万歳!バイクも好き!という子で、興味を向ける対象がまったく異なっていたことも穏やかに遊べた一因なのかも。
夕方、「そろそろ帰るよー。」と声をかけられた息子君は小さな声で「まだかえりたくない・・・」とお返事して、それを聞いたうちの長男坊が「おとまりしてもいいよ。」って言う、なんとも胸キュンな展開を見せてくれました。
か、かわいい・・・。

我が家でお茶をしながら、しみじみと
「なんかさー、のりちゃんが一人暮らしをしていたときの私たちに、今の私たちの姿を見せてあげたいよね。あの頃の私たちからは想像もつかないような未来に今、いるよね。」
と言われて、本当にそうだなぁ・・・としみじみと思ったのでした。

本当に!
あの頃はあの頃で毎日がとっても楽しかったし、幸せだったし、友人にも恵まれていたので、自分を取り巻く環境にとってもとっても満足していたんだけれど。
それでも、今の私たちはあの頃、自分たちが欲しがっていた未来よりもさらに幸せなところにいるなあと思うのです。
というか、自分が予測できなかった未来のほうにおる。きっとあの頃の私も憧れていたけれど、憧れれば憧れるほど、叶わなかったときのことを思うと怖くて予測すらできなかったほうの未来。
そう考えると、考えれば考えるほど、不思議だなぁ、と思いに浸っていると、友人が
「まさかのりちゃんにちゃんと好きな人ができるなんて、思いもしなかったよね。」
と笑ったのでした。

そこ?!そこから?!
・・・でも。
うん。確かに。
その言葉は、間違いなく友人たちから最も多くかけられた言葉です。
ある友人に至っては「男に、というか、そもそも人に興味ないんだと思ってた。」と言っておった。(そして、あながち間違っていない、と思う自分もいるのです。)
そう思うと、縁って本当に不思議!出会うとき、出会うタイミングで、未来は変わっていくんだろうなぁとしみじみ思うわけで。
間違いなく、夫さんは、高校時代や社会人なりたての頃に出会っていたら、友人にすらならなかったと確信できるぐらい、所属するカテゴリが異なる人なんですが、その夫さんと今、こうやって仲良く暮らしている。本当に本当に不思議!

なんだけど、あの頃、十分に幸せだった私に胸を張って「今はもっと幸せだよ。」と言える未来にいるなぁ、と気付かせてくれた友人家族の来訪でした。(どうぞこれから怒涛の大どんでん返しなんかありませんように。人生、まだまだ長いからなぁ・・・。)

次は夏休みにお泊りで遊ぶ予定。
お酒を持ち込んで、今日よりもっともっと話す気満々です。(これは確定。)

あっという間の9連休

2020年01月04日 08時18分20秒 | 日常生活
9連休も残り2日。
休みというものは、あっという間なんだな、と実感しています。
年々お正月感は薄れているし、特別なことは何もしていないし、なんなら紅白だって最後までちゃんとは見ていない!けれど、初日の出を見に行き、駅伝を楽しみ、年賀状を書き(!)、お散歩がてら近くの神社まで歩き、年賀状を出し(!)、親戚11名でコストコのお買い物を楽しみ、夜は17名でご飯。お正月らしいことはほとんど何もしていないけれど、(おせちもがめ煮ときんとんしか作りませんでした。そしてきんとん失敗しました。一年に一回しか作らないからなかなかうまくなりません・・・。)それでもやっぱり楽しい楽しいお正月でした。

今年の目標は、楽しいことをちゃんと楽しむ。そして、今すべきことをちゃんとする。
ついつい嫌なことに目を奪われてしまい、ネガティブな感情に振り回されてしまうけれど、よくよく考えると、私の毎日は幸せだと思うことの方が多いので、その「幸せなこと」をちゃんと楽しみます。
そのうえで「しなければいけないこと」にちゃんと取り組む。例えば掃除とか掃除とか掃除とか。あとはお仕事関連のお勉強とか。(どんどん小声になっています。)
が、がんばる。かも。・・・がんばらないかも。

そして。
今年も毎日ばたばたと過ぎていくことは間違いないので、気が付いたら一年終わってた!ということにならないように意識して「会いたい人に会いに行く」ことを心がけます。
会いたいけれど、なかなか頻繁には会えない人が多すぎる。それもまたとても幸せなことだと認識して会いたい人に会いに行くのです。・・・夫さんを振り回しすぎないようにしなければ。

さようなら、こんにちは。

2019年12月31日 07時08分33秒 | 日常生活
2019年も残すところ1日。

昨日はひたすらに掃除して過ごしました。
普段、掃除がおざなりなこともあって、悲鳴をあげるほど(比喩ではなく本当に。)汚い箇所が多々あり、恥ずかしくなったので、来年は定期的にプチ大掃除をしたいと思います。
・・・というこの宣言は、なんだか「明日からダイエット」宣言と似ている気がしないでもないのですが。いや、がんばる。

でもって、夜は年賀状のデザイン作成とあて名書き。
・・・まだそこ?!
はい。そこです。
おそらくメッセージ書くのもポストに入れるのも年が明けてから。
平日の夜はちびっこと一緒に寝ることにしたため、まったく取り組む時間がなかったんです。という言い訳を年賀状1枚1枚に書いて回りたい。
とはいえ、年賀状を書くより先に他人様のブログを読んだりテレビを見たりすることを優先してしまった自覚はあるため、言い訳(というか嘘)は書きません。
来年は、来年こそは大事なことを優先させられる素敵な大人になりたいものです。

今年は思い返せば色々色々あって。
心が忙しい一年でした。
アメリカに行ったことなんて、はるか昔のことのよう。え?今年でしたよね?という気持ちです。夢のように楽しい一週間でした。

後半は「ふたりめ欲しい!」という思いとの戦いの毎日。
結局、授かることなく、今年を終えました。
長男坊があまりにもかわいいので(大変なこともたくさんあるけれど。)ふたりめどころか、三人目も四人目も五人目も何人だってどんとこーい!という気持ちだったんですが、我が家はひとりっことなってしまいました。残念。
でも、こう宣言できるぐらいには、この「欲しかったけれど、できなかった」という気持ちと向き合えるようになりました。
今までは、年齢的に諦めないないといけないと思ってはいるけれど、高らかに宣言してしまうと来ないこと確定させるみたいで(言霊信奉者なんです)宣言できませんでした。
まだ心のどこかで「でも、来てくれるかも。」と思っているし、来てくれたら「ばんざーい!」って叫ぶこと間違いなし、だし、「来れるんだったらおいでー!」と願っていて、未練たらたらありまくり、ではありますが。
でも、家族三人で仲良く暮らせればそれでいい。今だってものすごーーーーーーーーーーーーーーーーく幸せ。と思える境地に(ようやく)なりました。今ある幸せに目を向けられるようになるまで時間がかかりました。

あ。
家族三人ではなくなったんでした。
家族三人+二匹。
数日前からなんと猫を飼い始めました。

夫さん、夫さんのお母さん、私の親戚、と至るところから渋い顔をされまくりましたが、我儘を押し通しちゃいました。
夏頃からありあまった母性のやり場がなく、保護猫さんを見に行くようになり、「飼いたい」という思いを募らせるようになりました。
甘えん坊で常に愛情不足気味な長男坊に余った愛情を注ぐべきだとも思ったのですが、なにせ男の子。あと10年もすれば私から離れていくわけで。なおかつ、長男坊も動物が大好きだし、愛情不足気味の甘えん坊さんなので、猫を飼うことで情緒が安定しないかしら?とかも思ってみたり。
なんやかんや理由をつけていますが、猫を飼うことに不安もあって、秋まで定期的に保護猫カフェに通って自分と息子の様子を見て過ごすうちにどんどんどんどん猫さんに魅了され、ついでに息子さんもどんどんどんどん猫好きになって、「猫飼いたーい!」というテンションになってしまったのでした。

猫飼い初心者なので、保護猫カフェのオーナーさんには初心者で不安があること、そのため、できれば人慣れしている子がいいことを伝えたところ、
「人慣れしている子だったら、留守の時間が長いと寂しいかも。仲が良い子と二匹の方がおすすめですよ。」
とアドバイスをもらい、猫さんの兄妹2匹、クックとベッポが我が家にやってきました。

初日はごはんも食べず、お水も飲まず、トイレもせず、じぃっと様子をうかがうばかりでしたが、三日目にして、傍に来るようになり、追いかけっこをするようになり、健康的なうんちもするように!
とってもとってもかわいいです。
きっとこれから飼い続けていくうちに大変なこともたくさん出てくると思うけれど、ずっと仲良く穏やかに暮らせますように。
直近の課題はお仕事始まってから、猫さんとのふれあい時間をどう捻出するか。来年も楽しい一年になりそうです。

クリスマスおめでとう

2019年12月25日 17時10分08秒 | 日常生活
クリスマスの街並みや街の雰囲気が好きです。
イルミネーションがキラキラと輝いていてきれいだから。
キラキラと輝くイルミネーションを見て、街を歩く人たちがとても幸せそうに楽しそうにしている様子が見られるから。
誰かのことを思ってプレゼントを選ぶ人たちがたくさんいて、暖かい気持ちがいろんなところで行き交っていることを感じられるから。

ずっと前に友人が
「お祈りってね、その人のことを思っている時間のことだと私は思ってるよ。
 誰かのことを思い出して「元気かな?」って思う時間は、もうそれだけでお祈りなんだよ。
 その人のことを思ってお祈りしているってことなんだよ。難しく考えなくていいんだよ。」
と言ってくれたことがあって。
その言葉からすると、大切な誰かを思ってプレゼントを選ぶ人が多いこの季節は、誰かのことを思ってのお祈りが満ち溢れている幸せな季節。

・・・そりゃ、(私が勝手に)浮かれ気分にもなるわけだ。


そんな大好きな季節のさなか、何気なく手に取って久々に読み進めた谷川俊太郎さんの詩。
私が通っている教会がクリスマスシーズンになると必ず伝えていることを短い言葉でそっと、丁寧に壊れないようにささやいてくれていました。



「大きなクリスマスツリーが立った」

 キラキラ 光っていて
 この世じゃないみたいに きれいだけど
 これも 人間がつくったものだよ


 夜のあいだに 大いそぎで
 ビニールテープを巻いたりして
 時々 ビリッと感電したりして
 つくった人は 寒くて寒くて
 きれいかどうかも 分らなかったよ


 キラキラ 光っていて
 永久に 消えないみたいに まぶしいけど
 いつかは こわしてしまうんだよ


 すぐに 新しい年が やってきて
 これも あっという間に古くなる
 きれいなもののいのちは 短いのさ


 ほんのちょっと にぎやかな気分になって
 あとは 夢のように 忘れてしまうんだ


 キラキラ 光っているものは
 どうしても どこかに 影をつくる

 影しか 見えない人だって いるんだよ
 影のほうがいいと すねてる人だって いるんだ

 そんな人にかぎって ほんとうは
 もっともっと キラキラと 明るいものに
 それが 何かはよく分らないくせに
 もう 泣きたくなるほど こがれているのさ

12月いろいろ

2019年12月22日 06時56分43秒 | 日常生活
12月も終盤になりました。
気が付けば、あと一週間で年末年始のお休みに!早い!年賀状1枚も書いていない!やばい!
・・・今年は焦らず年末のお休みに入ってから書こうかと思います。・・・いや、焦ったほうがいいな。ちゃんと焦ろうかと思います。

と書くと、面倒くさがっているように思われそうですが、私は年に一度、その人のことを思い浮かべて「元気ですかー?」と綴る時間が嫌いではないのです。
本当は会いたいけれど、会えるだけの時間はない。ちょくちょく会っているけれど、年の瀬という一年の節目に改めてその人のことを思い、言葉を探すひととき、好きなんだけどな。
・・・つい先日、「儀礼的な年賀状は廃止することにしました。」と伝えてくれた人がいて、私への年賀状は儀礼的なもので特に心はこもっていなかったのね・・・と寂しく思ったのでした。(いい年してすねてます 笑。)

毎週末はついつい予定を入れ込んでしまうため、昨日も皿倉山への登り納め練習会、町内のお年寄りへのお饅頭配り、教会のこどもクリスマス会へ参加と慌ただしい一日だったのですが、どれもこれも楽しくて「あぁ、私、今、とても幸せなんだな。」と実感できた一日でした。
皿倉山の登り納め練習会は長男と一緒にケーブルカーで参加予定だったのですが、ケーブルカーは午前10時からしか運転しておらず、長男と共に行けるところまで行くことに。長男は舗装された車道のほうは、刺激が少なく、飽きてしまうのか、すぐに「あしがいたくなってきたー。だっこー。」と言うので、山道散策コースへ。冷たい空気の中、落ち葉を踏みしめたり、木の実を探したり、鳥のさえずりを聞いたりしながら、楽しく3合目まで登りました。3合目まで登ったところで「そろそろ降り始めたほうがいい時間」(頂上まで登った人たちが降り始めるであろう時間)に差し掛かったため、記念写真を撮り、また山道を降りたのでした。長男とこんなふうに登山(登り切っていないけれど)を楽しめる日がくるなんて。来年は5合目、6合目辺りまでの登山を目指します。

そして、午後はこどもクリスマス会。
圧倒的に人手が少ない教会の教会員にも関わらず、時間ギリギリになって行き、完全にお客様で楽しみました。
後半、サンタクロースさんも登場し、長男は大喜び。「サンタさん、ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとこわかった。けど、うれしかった。トナカイさん、おらんかったねぇ。」と何度も言っていました。
なんでも「サンタさん、まままま(我儘)いわんひとのところには、プレゼントもってまたくる。」んだそうです。来るかなぁ。どうかなぁ。

朝からたくさん動いたためか、珍しく(生まれてからの3年ちょっとで1度あるかないか、ぐらい珍しく)夕方に寝た長男はそのまま起きなかったので(何度か泣いて起きましたが、目は開かず、そばに行って、なだめるとまた寝ました。一度、ベッドから落ちて泣いていましたが、自分で起きてベッドに上り、また寝ていました。・・・そこはなだめる必要、ないんだ。それにしても、こんなに起きないなんて、本当にめずらしい。)、夫さんとゆっくり鍋をつつき、録画していた「一万人の第九」を鑑賞。年末気分をさらに堪能しました。初めて歌詞をゆっくりと味わいながら聞いた歓喜の歌は、本当に歓喜の歌で、ベートーヴェンの生きていた時代から、人々の願いは変わらず、そしてその願いは今もなかなか叶えられないでいるんだということを考えさせられた時間でした。

さて、今週は珍しく日曜にお仕事です。そのため、クリスマス礼拝は出られないけれど、その分、イブ礼拝を楽しみます。
私が行っている教会のイブ礼拝は、ろうそくの光だけが灯される静かな時間です。暗闇にそっと輝くろうそくのあたたかい光がとても好きなので、今から楽しみです。

そして!
金曜日は我が家に猫さんがやってくる予定です。ビッグイベント!
・・・自分で「飼いたい」と言い始め、わがままを通しておきながら、未だに不安もたくさんあって。
どうぞ、猫さんと迎える初めての年末年始が猫さんにとっても私たちにとっても良いひと時となりますように。と切に願う毎日です。

想い出がいっぱい

2019年11月02日 07時18分10秒 | 日常生活
9月29日は祖母の一周忌でした。

祖母が亡くなって1年。
亡くなったのは、祖母が入所していた施設に両親、妹一家と一緒に行くことにしていたその日の朝でした。大急ぎで向かったけれど、到着したときには既に祖母の心臓は止まっており、最後のお別れには間に合いませんでした。

寂しかった。
けれど「悲しい」という気持ちはありませんでした。
ずっとずっと結婚できないことを心配してくれていた祖母に夫さんを会わせられました。
私のウェディングドレス姿も見てもらえました。
更に更に長男坊にも会ってもらえました。
長男が生まれる少し前、祖母は心臓の動きが悪くなって入院し、「かなり悪い。どうなってもおかしくない。」と言われていました。それでも持ち直してくれた。もう十分。
本当に本当にありがとう。

私は祖母にたくさんたくさんかわいがってもらいました。
大学時代、ホームシックで病んでいたときは、実家よりもかなり近かったために毎週末のように祖母の家に泊まり、たくさんたくさん甘えました。

踊りや茶道、着物が好きで、楽しんでいた祖母。
私も妹もお盆は、祖母があつらえてくれたお揃いの浴衣で、盆踊りに連れて行ってもらっていました。

食器も大好きで、よくノリタケの食器を購入していました。
私が結婚する際、祖母の食器を譲り受けたため、我が家の食器のほとんどは祖母が使っていた懐かしいノリタケの食器です。3人家族なのに、お味噌汁の汁椀もご飯茶碗も10人分ぐらいある食器もちの我が家ですが、それでも譲り受けたのは祖母のコレクションのごくごく一部。段ボールにいくつもあった食器の中から、選び抜いた食器です。

食器が好きな祖母はもちろん料理も大好きで、食材に惜しみなくいいものを選び、得意料理の煮物や唐揚げ、てんぷらをぱぱっと作ってくれました。ぱぱっと作るのに味がこっくり染みた手羽先の煮物は特に大好きで、私にとっては思い入れのあるメニューです。炊き込みご飯、豆ごはん、タケノコの煮物、芋のてんぷら、手羽先の煮物、おでん、おはぎ、ぜんざい。祖母の用意してくれる食事は、季節の変化を感じさせてくれるものばかりでした。

「料理酒は、料理酒として売られているものよりも安くていいから日本酒を使った方がいいよ。」
「お砂糖は白砂糖より黒砂糖のほうがコクがでるんよ。」
「着るものは別にいいものじゃなくていいけど、食べるものは少しでいいけん、いいものがいいよね。」

料理をまったくしなかった私が覚えている祖母の教えです。
もっとちゃんと色々と教えてもらっておけばよかったな。
一緒にお料理をして、作り方をもっと見ておけばよかったな。
綺麗好きで、料理好き。編み物も縫物も得意。冬になると綿入れ半纏を手縫いで作ってくれました。リカちゃん人形のスカートもピンクの毛糸で編んでくれました。
尊敬するところがとても多いのに、小さいころの私はそのすごさに気付かずにいました。
色々教えてもらって、もっと一緒に楽しめばよかった。そんな後悔がたくさんあります。

認知症が進み、施設に入ってからの祖母は、とてもとても穏やかになりました。
話し方もゆったりとし、口癖は「ありがとう。」
遊びに行くと、とても喜んでくれて、疲れたらやんわりと「遠いけん、もう帰り。」と言われていました。
甘いものやたこ焼き、お好み焼きを持っていくと、すごく喜んでおいしそうに食べてくれました。
若いころの祖母は少し気難しかったり、気が強かったりするところもあって、色々と悶着の思い出もあるけれど、それらを「そんなこともあったね。」と懐かしく思い返せる「いい想い出」にしてくれるぐらい、素敵な年の重ね方をした祖母でした。

できることならば、私も祖母のように年を重ねたい。
認知症でいろんなことを忘れても、「ありがとう」を忘れない人でいたい。
そして、一周忌で祖母のように思い返してもらえる人でありたい。
私の大きな目標です。

ありがとうとよろしくとトラウマ

2019年09月14日 07時15分02秒 | 日常生活
4回目の結婚記念日を迎えました。
ようやく4年。でも、思い返すと、あっという間の4年でした。
そして、あわただしくも楽しい、とても幸せな4年間でした。

と、言いつつも結婚記念日の前日は、あまりに疲れた素振りの夫さんに絶望し、息子さんを連れてプチ家出したんですが。

教会の水ようごはんで夕食を取り、妹さんちでおやつを食べて、お風呂に入って帰宅しました。近場に居場所が色々あるってすばらしい。迎えてくれる方々に感謝です。

帰宅後も夫さんと会話することなく過ごしましたが、結婚記念日当日の朝に駆け込みで仲直りをしました。(仲直りというか、私が機嫌を直しただけですが。でも、ひとりで機嫌をなおせない面倒くさい性格なので、きっかけを作ってくれた夫さんには心から感謝です。)

そんなこんなで結婚生活も5年目に突入しました。
結婚記念日当日は、朝、仲直りができたので、夕食はいつもよりこじゃれた感じの高級食器を出しました。
夫さんもちびっこもがっつりとしたお肉が大好きなので、鶏南蛮にタルタルソースを添えて。
そして、ちびっこさんがとてつもなくポテトが好きなので、ジャガイモのガレットを焼きました。
我が家なりのお祝いメニュー。ささやかなお祝いです。

できれば、少し夫婦でゆっくり過ごしたいな、と思い、夕食後はちびっこのリクエスト通りに本を読み、満足した頃合いで「ねんねするよー!」と寝室に誘導しました。

が、何か察するものがあったのか、ちびっこさんは
「おとうさんとおかあさんといっしょにねたい。」
とおねだり。夫さんと私でちびっこを挟み、寝かしつけを行いました。

なのに!
全然、寝ないちびっこさん。
「おちゃ、のむ」
「おしっこいく」
「あ、おもちゃわすれとった。」

・・・全然、寝ない。
22時になり、とうとう寝ない我が子にあきれ果てた夫さんは自分のベッドに移動。携帯でニュースを見始めました。
その15分後、ようやくようやくちびっこさん就寝。
寝るまでに1時間以上、かかったよ!なんなんだ!

というわけで、22時半ごろから夫婦二人でお祝い第二部を開催しました。
夫さんがおみやげに買って帰ってくれたケーキを楽しみ、そして結婚式で歌った讃美歌「善き力に我囲まれ」にふたりで耳を傾けました。

善き力にわれかこまれ 守りなぐさめられて
世の悩み共に分かち  新しい日を望もう

過ぎた日々の悩み重く なお、のしかかるときも
さわぎ立つ心しずめ  み旨にしたがいゆく

たとい主から差し出される 杯は苦くても
恐れず、感謝をこめて   愛する手から受けよう

輝かせよ、主のともし火  われらの闇の中に
望みを主の手にゆだね   来たるべき朝を待とう

善き力に守られつつ 来たるべき時を待とう
夜も朝もいつも神は われらと共にいます


結婚式にふさわしいとはあまり言えない歌詞なのかも、と今更ながらに思いますが、でも、この曲は私の人生の指針だなぁ、と改めて思いました。この曲のことが大好きだったふたりが思い出されて、寂しくなり、と同時に、この曲を一緒に聞ける人がいる幸せを噛み締めました。
この曲を毎年、忘れることなく、自ら一緒に聞いてくれようとしてくれるところが、夫さんの素敵なところです。

というわけで、どうなることかと(私だけが勝手に)もやもやしていた結婚記念日も、無事に穏やかな気持ちで終えることができました。

12時を過ぎたころ、未だに夜泣き率の高いちびっこさんが、一人で寝かされていることに気付き、怒って泣きながら起きてきたため、またもや家族3人でベッドに入りました。
ちびっこさんを寝かしつけた後、夫さんに
「たまには夫婦ふたりでゆっくり過ごしたいね。恋人同士みたいな感じでなかなか過ごせないね。」
と伝えたところ、夫さんは
「ちびっこがおる限り、無理やね。実家に預けんと。」
と至極もっともな回答をし、その瞬間、寝入ったと思ったちびっこさんが「きぃー!!」と泣きながら、足をジタバタさせたのでした。

・・・お、怒ってる?

「うん。怒っとるんやろ。今、置いて行かれることに敏感やけんね。」

そうなのです。
来るべき100キロウォークに備え、先々週、我が子を実家にお泊りさせたのですが、無事にお泊りを終え、にこにこしながら「おかえりー!」と出迎えてくれたちびっこさんはその後、あまり実家に行きたがらなくなり、実家に行って大好きな従兄姉たちがいてもすんなりと帰るようになり、なんなら夜泣きの際に
「おうちかえりたい・・・・。」
と言うようになったのでした。これは、完全なるトラウマ。

「練習のために泊まらせて、100キロウォーク本番のときにめちゃめちゃ泣いてお泊りできんパターンやね。」
と他人事のように言う夫さんと、置いて行かれると思ったのか、眠ったまま(驚いたことに、目は開いていないのです。半分寝たまま、怒りながら泣き)必死に私にしがみついてくる息子さんに挟まれて、ある意味、最後の最後まで、とても幸せな結婚記念日となったのでした。