風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング2014 最終日 仙台~東京

2014-09-30 | 

9/30(火) 晴れ

今回の北海道ツーリングの走行距離は2300km、伴ちゃんのオドメーターは76,678kmとなった。

そして無事に家まで帰ることができた。正確には足首の捻挫の痛みがまだ少し残っているので無事とは言えないかもしれない。

 

フェリーから金華山が見えたら仙台港はすぐそこだ。定刻の10:30に入港した。

3年前、北海道からの帰りのフェリーで一緒になった仙台に住むライダーに案内してもらった津波による被害を受けた地区を再び訪れた。

転がっていた車や電車はなくなっていたが、草が伸び放題となった集落跡はそのままだった。その中の墓地にはおびただしい花が供えられていた。半分程の墓石は倒れたままだ。

惨劇の記憶を持つ人が生きている限り、悲しみが尽きることはないのだと思う。

 

昔ながらの観光地は寂れ、離農したり廃業して朽ちた建物が点在する一方で、豪奢な公共の建物がある風景は北海道にかぎらず珍しい話ではないが、住んでいたいた人はどうしたのだろうかとか、ひとりで旅をしているといろいろなことを思う。

 

そう言ったことを含めて日本の各地を訪れることは僕にとって意味のあることなのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 9日目 ナウマン温泉~襟裳岬~苫小牧

2014-09-29 | 

9/29(月) 晴れ

早い者で北海道を発つ日となった。最後の日に何をやろうかと考えたとき、やっぱり釣りだな、と思った。

フェリーに乗る苫小牧まで襟裳岬を経由して海岸沿いを行くので、その途中にある川に寄ってみることにする。

まず、近場の道道987号に向かった。森の中をダートが続く。

途中後ろから車が来るのが見えたので道路脇に寄ったところ、運転するおじさんがこんな山の中で何してるのと聞いた。寄り道です、と答えたがおじさんはどこに向かうのだろう。

走っているとなぜか獣臭がした。臭い、臭すぎる。川の見える分岐点でバイクを停めた。

まだ臭い。こんなに臭いことがあるのだろうか。

河原に向かうと臭いはなくなった。この前の大雨で川は荒れていた。ザラ瀬が続き、釣れそうにない。

しばらく行くと大きな淵があってルアーを追いかける魚影が見えた。が釣れなかった。

すると、大きな魚が現れた。サクラマスだろうか。この魚を見られただけでよしとしよう。

バイクをおいた場所に戻るとまた獣の臭いがした。道路には多くの足跡もある。熊かもしれない。

ここはやばそうだ。早いところ立ち去ろう。

しかし、走ってもまだ臭い。そしてようやく悟ったのであった。

臭いはバイクから出ているのだ。牛糞がべったりと車体に付いているに違いない。

臭いよりも早く走ることによって臭いから逃れた。

それにしても道道978号は大型オンロードバイクで走るような道ではない。

泥濘で前輪が急に方向を変えた。目の前に2メートル程の崖が見えた。落ちたら今日帰ることができないな、と思って逆にハンドルを取ったら見事に転んでしまった。

転んだ際に右足がパニアケースの下に引きずり込まれ、足がおかしな方向に曲げられてしまった。

やってしまったか、と思ったが大丈夫そうだ。ブーツを履いていて良かったが、すり減ったタイヤは北海道に渡る前に替えておくべきであった。

 

舗装道路はなんと走りやすいことか。襟裳岬まで一気に走った。襟裳岬は風が強く波も高かった。

お昼時だったので、襟裳岬の食堂 むてき でえりもラーメンとつぶ丼を食べた。冷えた身体にラーメンのスープが染み込んだ。つぶ丼の甘く煮込んだツブ貝がビールを呼んでいる。

 

時間があるので朝露に濡れたテントをパーキングで乾かしたり、コンビニでお茶など飲みながら苫小牧に向かった。

フェリーに乗る前に回転寿しの海天丸でにぎり寿司、セイコーマートで酒とつまみを調達した。毎年思うのだが、北海道の回転寿しのレベルは高い。

 

日が暮れて仙台行きのフェリーに乗り込んだ。

フェリーでは生バンドでジャズを聴いたり、ちょっと古い映画を見たりした。このダラダラ感が船旅なのだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 8日目 屈斜路湖~帯広~ナウマン温泉

2014-09-28 | 

9/28(日) 晴れのち雨のち晴れ 走行距離 219km

なんか朝からパラパラと雨が降ってるなと思ったら目の前に虹が出た。

暫くして虹が消えちゃったよ、と思ったらまた虹ができた。ちょっと小さくなった。

なんか幸せな感じがする。今日は3日前に行けなかった帯広の老舗菓子店に行くのだ。

屈斜路湖から弟子屈まで来ると雨雲が近づいてきた。これは山の中は雨だな。

阿寒湖方面に向かうとすぐに雨になった。3年前と同じ場所で雨具を身に着けた。

オンネトーも阿寒湖も本降りの中を走った。傷んだ雨具の所為でまたまた下着まで濡れてしまった。

足寄に入って3年前と同じガソリンスタンドで給油したらスタンドのおじさんが僕のことを覚えていた。

3年前の日記はコチラを読んでね。

帯広で向かったのは柳月スイートピアガーデンだ。柳月の工場なのだが、お菓子を買ったりカフェでお菓子を楽しめるのだ。

工場見学をした後、お土産のお菓子を見繕った。無料のコーヒーを飲んでいたら突然行列ができた。

三方六と言うバームクーヘンの切れ端を販売していた。思わず並んで買ってしまった。一袋1kgで500円と破格の値段である。

そして、次に向かったのは六花亭の西三条店だ。ここでもお菓子を見繕ってからサクサクパイを戴いた。サクサクパイは本当にサクサクで、カスタードクリームたっぷりで、現地でしか食べることのできないことも相まって幸せな気分になれるのだ。

子供がお小遣いで買えるお菓子を届け続ける地元に密着した六花亭、涙が出そうだ。

帯広を次回訪ねるときは個人の菓子店にも足を運んでみようと思う。

 

今日の宿泊予定地はナウマン公園キャンプ場だ。途中、旧愛国駅と旧幸福駅があるので寄ってみた。

愛国駅には国鉄広尾線の歴史や鉄道関連の品々、そして帯広開拓の祖、依田勉三の写真も展示されていた。

次に幸福駅、すでにやばそうな感じだ。幸福の鐘まで用意されている。

駅舎の中は横の売店で売られている切符のようなもので埋め尽くされていた。僕のような人間にはあまり似合わない場所のようだ。西伊豆の恋人岬や嬬恋パノラマラインの愛妻の丘ぐらい恥ずかしい。

ホーム跡は普通で安心した。

 

ナウマン公園キャンプ場は隣がマレットゴルフ場で情緒はないが手入れが行き届いたキャンプ場で無料だ。

宿泊者はキャンピングカーやハイエースで長い旅をするリタイヤした夫婦が多いようだ。

テントを張って、公園横のナウマン温泉ホテルアルコ236に一風呂浴びに行った。

お気づきかと思うが、ナウマンとはナウマン象のことで、ナウマン象記念館もある。まるで廟朗のようだ。

これがナウマン象のようだ。

風呂上がりにレストランで晩酌セット(生ビール付き、1,980円)を頼んだ。想定を上回るクオリティであった。

明日の朝食を少し離れたセイコーマートで調達してからキャンプ場に戻る途中で、ソーセージ、ステーキ、ワインと書かれた暖かい感じのレストランがあった。豚丼やスパゲティもあるようだ。今度ここに泊まることがあったら寄ってみよう。

早いもので、明日はフェリーで帰宅の途につくことになる。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 7日目 厚岸のかきめしを目指して

2014-09-27 | 

9/27(土) 晴れ 走行距離 250km

時間に縛られない朝、湖のほとりで今日の予定を立てる。

地図を見ていたら屈斜路湖に注ぐ川があったの釣りに行ってみることにした。一番近い尾札部川は林道を少し走れば行けるところだった。

長靴やウェダーを持っていないので左岸からのみ釣り上がった。10cmぐらいの山女魚と思われる魚がルアーを何度か追ってきたが、追って来るだけであった。

1時間ぐらい歩いて、まぁ、いいかと帰ることにする。

そこかしこにトリカブトの花が咲いていた。猛毒を持つ植物だ。

キャンプ場に戻って釣りの荷物を置いて厚岸に向かった。

厚岸に向かう途中、自衛隊の自動車の隊列に付いてしばらく走った。

隊列から外れては多和田平に向かった。ここは開陽台と並び地平線が見える場所として有名だ。

曇り空ながら阿寒の山や斜里の山並みが見えた。綺麗な芝生のキャンプ場も併設されている。

そして、厚岸駅前の氏家待合所にやってきた。実は2012年に30数年の思いを込めてかきめしを食べに来たのだけれど、駅の売店で"かきめし"ではなく"かきべん"を買ってしまったのだ。そのときの日記はコチラ、日記を読んだ方が教えてくれたのだ。

2013年、再びこの地を訪れる機会があったのだけれど、時間が合わず素通りしてしまった。否が負うにでも期待は高まるのだ。

かきめし弁当は注文を受けてから作られる。ここで食べてもいいですかと、訊ねると味噌汁を付けてくれた。

かきめしは定食として食べることができるのであった。

これほど醤油が染みたご飯があるだろうか。この弁当をおかずにご飯を食べられそうだ。

と言って、塩っぱすぎると言う訳ではない。果てしなく満足して厚岸を後にした。

釧路まで海よりの森の中を抜ける道道142号線の高速ワインディングロードを走り抜けた。

釧路湿原の西側を走る道道53号を北に向かった。途中で釧路市湿原展望台に寄った。

湿原の成り立ちなどを学べるのだが、展望は湿原と言うより原野を見るような感じで期待に添う物ではなかった。

少し行くとコッタロ湿原と言う案内板があったので向かってみた。20kmほど走ってコッタロ湿原に着いたがよくわからない。

もう少し走ると展望台があった。目の前には急階段、さあどうする。ここまで来たのだから登ろう。

多分300段ほどだろうか。そして湿原の全貌を見ることができた。

北海道の日の入りは早く、6時にはかなり暗い感じだ。スーパーで食材を買ってキャンプ場に戻ったら6時半であった。

キャンプ場横の湖心亭と言う民宿で温泉に入った。7時でおしまいなので忙しないが温まるには十分だ。

客の気配はなく、手入れの行き届かない寂れた館内、だがお湯は素晴らしい。

夕飯は地元産の鳥団子、たもぎ茸、しめじ、舞茸で鍋を作った。きのこの出汁がいい味を作っている。初めて食べたたもぎ茸はとても美味しかった。

酔いが醒めて和琴半島の付け根にある露天風呂に向かった。昨日の教訓を生かしてキャンドルを灯した。昨日の共同湯は真っ暗でヘッドランプを着けてお湯に浸かったのだ。

程よく温まったので湖畔で暫く星を眺めていたら流れ星も見ることができた。流れ星を見るのは久しぶりだったが願いはしなかった。

それぐらい心は穏やかなのだ。昔だったら金金金と3回唱えていたことだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 6日目 大雪高原の沼巡り

2014-09-26 | 徒歩の旅

9/26(金) 晴れ 走行距離 170km 歩行距離 7km

目覚めると快晴であった。濡れたり湿った持ち物が多くなり荷造りに思いのほか時間がかかってしまった。

紅葉の時季、大雪高原へのマイカーの乗り入れは制限されている。国道近くの駐車場にバイクを停めてそこからはバスだ。

7時のシャトルバスが出る直前であったので、7時半のバスに乗ることにしてゆっくりと着替えて濡れたグローブや小物をバイクに干した。 

昨日買ったおにぎりを食べてバスに乗り込むとやる気スタイルの登山客が多数を占めていた。僕はと言えば渓流釣りの時とほぼ一緒だ。

雨具、地図、コンパス、GPS、エマージェンシーシート、使い捨てカイロ、笛、サンドイッチにお菓子多数とこれもほぼ一緒だ。

ダートの道をシャトルバスに揺られること25分、大雪高原温泉に着いた。

入山名簿に名前を書いて、ヒグマ情報センターで講義を聞いてから出発だ。

ここはヒグマの有名な生息地なのだ。講義を聞いているとき、後ろのおじさんが窓の外にテレビクルーを見つけて誰?誰?と騒いでいた。

こういうときは静かに聞くものなのだ。説明が終わってセンターの人が南野陽子さんだと教えてくれた。

さて、行くぞ。歩いてすぐ南野陽子さん一行の横を抜けた。綺麗なお姉さんであった。

前を横切るとき、デラマガ時代にファンでしたとココロの中で呟いた。

思わず声を上げるような黄葉の中を歩いてゆく。いいね。

どちらを向いても絶景が続く。そしていくつもの沼が目の前に現れていく。

 

滝見沼

緑の沼

緑の沼から少し行くと沢があり、岩魚が泳いでいた。

式部沼

大学沼

突然つむじ風が巻き起こり、笹の葉が舞い上げられた。

高原沼、向こうに見える山は緑岳だ。

ほとんどの人はこの辺りから来た道を引き返す。

引き返さず先に進む。歩いた者だけが見ることのできる景色だ。

空沼

そこから先は沼は無く、山道と沢が続く。アイヌの人々は沢を伝って熊を追いかけたり魚を釣ったりしていたそうだ。

高原温泉に戻った、思ったよりも早く帰れたので温泉で汗を流した。青空の下、紅葉した山を眺めながら入る露天風呂、冷たい風が心地良い。

シャトルバスで駐車場に戻った。そして屈斜路湖畔のキャンプ場を目指す。

美幌峠から屈斜路湖を見下ろす。日本最大のカルデラだ。

屈斜路湖畔のキャンプ場に着いた。19年ぶりだ。

爽やか風が吹いていた。その風で濡れたテントを乾かすことができた。

弟子屈まで買い出しにでかけて夕食を調達した。湖と星を眺めながら酒を飲む、足りないのは焚き火だけだ。

明日の予定はたてていない。

午後10時をまわり、酔いがさめてから和琴半島にある共同湯に向かった。

共同湯に19年前は電灯が点いていたが今は電気が通っていないようだ。

ヘッドランプを消すと湯船は真っ暗になった。

熱いお湯で身体を温めてテントに戻り、満点の星空を久しぶりに眺めた。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 5日目 美瑛~帯広~層雲峡

2014-09-25 | 

9/25(木) 晴れのち雨のち晴れ 走行距離328km

今日の天気は雨の予報であったが、目覚めると空は明るかった。こう言う誤算は嬉しい。

そろそろ洗濯をしようと思ったのと、甘いものを食べようと思ったので、帯広に寄ってから目的地の層雲峡を目指した。

富良野で向日葵の畑があったので寄り道した。

お昼ご飯はどの辺だろう。蕎麦か豚丼にしよう。

国道を外れかなやま湖沿いを走ろうと思ったらかなやま湖入り口に通行止めの看板が立っていた。

工事の人に聞いてみると道が崩れているそうだ。引き返してR38まで戻ろうかとも考えたが、ちょっと南下してトマム川に沿って行くことにする。

トマム川沿いの道は森の中を行くのだけれど、川が見える訳でもなく変化に乏しいのでもう通ることはないかもしれない。

再びR38に戻り狩勝峠を越えた。蕎麦で有名な新得に入ると雨が降ってきた。

小雨の中、屋根のない場所にバイクを停めるのが億劫になり、蕎麦屋に寄らず街中のガソリンスタンドまで走った。

給油を済ませて雨具を身に着けた。そして以前立ち寄ったことのある帯広のコインランドリーを目指した。

雨足は強くなり古い雨具から水が染み込んできた。濡れたパンツは気持ちの良いものでない。

コインランドリーで洗濯をする間、街でご飯を食べようかと思っていたのだが、雨が強いのでコンビニで買った弁当をランドリーで食べた。

洗濯は1時間弱で終わったが、時間はすでに2時をまわっている。いつもであればキャンプ場に入っている時間だ。

天気がよければ層雲峡まで行かず、上士幌のキャンプ場に行こうと思ったのだが、上士幌に着いてもまだ雨が降っていた。

次は糠平湖だな。糠平も雨が降っていた。うーむ、やはり層雲峡までか。

冷たい雨の中をひた走り三国峠を越えると雨は降っていなかった。今日は帯広経由でなく旭川経由にすればよかったか。

層雲峡に到着したが肝心の野営場が見つからない。温泉街まで行ってもう一度確認すると通り過ぎてしまったらしい。

戻って見つけた野営場はちょっと道を登るようだ。道に枯れ葉が舞い怪しい雰囲気だ。

受付まで来ると8月で閉鎖されていることがわかった。次のキャンプ場を目指すかここを間借りするか。時刻はもうすぐ5時だ。

明日は早いので間借りすることにする。風呂と夕食のため温泉街へ向かった。

気持ちの良い公共温泉に浸かって身体を温めて外に出るとバイクが少し濡れていた。小雨が降ったらしい。

平日のためか海外からの客しかいないラーメン屋で特製旭川ラーメンを食べて外に出たら本降りになっていた。

今日は雨の一日であった。テントに潜り込んで寝てしまおう。雨は強くなっていった。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 4日目 富良野岳と美瑛の丘

2014-09-24 | 

9/24(水) 晴れ 走行距離 98km 歩行距離 10km

4時半にセットしたアラームが鳴ったが、起きられずまた少し寝てしまった。まだ外は暗いのだ。

30分後、運良く目覚めたので外を見ると快晴だ。よし、行こう。身支度を整えて十勝岳温泉へ向かった。

十勝岳温泉から富良野岳に登るのだ。今日は平日なので、登山者も観光客も少ない。

6時過ぎ、登山口を出発した。 

富良野岳に向かう山道はすでに紅葉が始まっている。

荒々しい安政火口周辺を抜けて今来た道を振り返る、火口からはまだ水蒸気が昇っており、監視カメラが置かれている。

これから行く道。

今来た道。言葉はいらない。楽しいね。

風は冷たいが、日頃運動不足の身体はすぐに火照るので、次々と上着を脱いで行く。

前方左手に富良野岳が見える。

早起きしたお陰で朝露に濡れる葉を見ることができた。

 チングルマの綿毛がなびく道を行く。

眼下に広がる景色も美しい。

ときどき、ガサガサと音がしてシマリスが現れる。好奇心が旺盛なのか、人間に慣れているのかはわからないが、近くまでやってきて、とても愛くるしいのだ。

もうすぐ山頂だ。軽装で足早のおじさんが降りてきた。

ちょっと話したが、おじさんにとっては散歩のような山のようだ。普段から鍛えている人は違う。

山頂は気持ちいい。360度見渡した。持ってきたサンドイッチやお菓子を食べた。

今度はビールを持って来よう。

帰り道、先ほどのおじさんが後ろからやってきた。上ホロカメットク山まで行ってきたとそうだ。

そして、登山口まで一緒に話しながら戻った。おじさんは鶴居から日帰りでやってきたと言った。

鶴居を知らなかったので、どこですかと聞くと釧路の隣とのことだった。

昨日は高原温泉に行ったそうで、紅葉が素晴らしかったそうだ。

高原温泉は行こうと思っていたので、これは期待が持てる。

そして美瑛岳から十勝岳の尾根の縦走の紅葉が素晴らしいとのことだった。

北海道の紅葉は場所が限られているので、この時期紅葉の場所を巡るのだと言っていた。

屈斜路湖畔の道路沿いの紅葉も見ごたえがあるそうだ。おじさん、いろいろ情報をありがとう。

何日もバイクで旅行していると言ったら、仕事はどうしてるの?と聞かれた。今が夏休みなのだ。

 

キャンプ場に戻って、お昼ご飯を食べた後、美瑛の丘を巡ることにした。

昨日、観光客で溢れていた青い池、今日は少し混んでいたが行ってみた。

神秘的だが、静かな中で見てみたい風景だ。

美瑛の街に着いて、適当にグルグルした。

そして、セイコーマートで酒とつまみを調達した。

セイコーマートカードありますか?と店に入る度に言われて、ありませんと答えていたのだが、今回は作りませんか?と言われたので、忘れましたと答えた。

すると後付けできますよ、と言われたのだが次に来るのは未定なので、丁寧に断った。って言う程のことではないか。

 

そして、20kmも離れた野営場に向かった。今日の温泉はどこにしよう。

湯元白金温泉ホテルの露天風呂がいいとの記事を読んだことがあったので行ってみた。

なんと混浴、と言っても女性専用の露天風呂もあるので、ほとんど男性用のようだ。

川向こうの山を見ながら浸かれるのでとても気持ちよい風呂であった。

 

明日は台風の影響もあり、天気が崩れると言う。明日は帯広を経由して層雲峡まで行く予定だ。

移動と洗濯、余裕があれば甘味を楽しもう。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 3日目 白金温泉~望岳台

2014-09-23 | 

9/23(火) 晴れ 走行距離 53km 歩行距離 9km

辺りが明るくなって目が覚めたが、まだ眠かったのでもう一度寝た。

起きたのは7時半ぐらいであった。ご飯を炊いてレトルトのカレーを食べた。

早く起きられたら十勝岳に登ろうと思っていたのだけれど、もうすぐ9時なので近くの遊歩道を歩くことにする。

ウグイス谷遊歩道、白金温泉から十勝岳の登山口である望岳台までの遊歩道だ。

距離は3.8km、普段運動をやらない身体には適当だろう。

すぐに深い森となった。

暫く行くと何やら要塞のようなものが現れた。新しい遊歩道を作っているようだ。

でも、ほとんどの道はそのままで、歩道脇のシラタマの木や苔を楽しみながら登って行く。

立派な遊歩道より、分岐点に道案内を作って欲しいと思うのであった。

視界が広がって雪に覆われた旭岳とその仲間の山達が見えた。

針葉樹の中を行くトレッキングはカリフォルニアの州立公園の景色を思い出させた。

こちらは十勝岳とその仲間達だ。

望岳台が近づくとこんな感じになった。あまり、歩く人はいないようだ。

望岳台に着いてビールを飲んでご飯を食べようと思ったらレストハウスは休業中であった。

それでも望岳台の駐車場はけっこういっぱいで、登山や景色を楽しむ人がけっこういた。

ビールが飲めないのであればすぐに帰ろう。

来た道を帰るのはなんなので、白金コースと言う遊歩道へ入った。

これが失敗で、笹が覆い被さり、風景もへったくれもなく、ただ歩くと言う感じであった。

上りのコースは2時間半かかったが、帰りのコースは45分で歩いてしまった。

ご飯を食べ損なったので、野営場に戻ってソーセージとトマトを入れたラーメンを作った。

野営場の下を流れる美瑛川、ちょっと釣りをしてみたが、釣れる雰囲気はなかったのでさっさと引き上げた。

歩道脇には鹿の糞が至る所にあった。どうやら獣道になっているようだ。

そして、美瑛の街まで買い出しにでかけた。同じ美瑛町なのに片道で20km以上あるのだ。

温泉は昨日と同じ銀瑛荘に入った。片付けられていない宿の中、やる気の無い宿の人、でも鄙びた温泉は素晴らしい。

と思っていたら、銀瑛荘はこの9月で廃業したそうだ。

明日は美瑛岳に登ろう。とアラームをセットした。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 2日目 小樽~余市~羊蹄山~富良野~白金温泉

2014-09-22 | 

9/22(月) 晴れ 走行距離 398km

午前5時前、フェリーは小樽に到着した。空気は冷たい。

まだ暗い運河に少しだけ寄った。すぐに一緒のフェリーで上陸したライダーがやってきた。

そのライダーは今日富良野まで、その前に鱗友朝市に行くと言う。

こちらは美瑛まで、お先に鱗友朝市に行きますと言って運河をあとにした。

鱗友朝市はこじんまりとした魚介市場で、何軒かの食堂が併設されている。

味さきと言う店でサーモンイクラ丼を食べた。良い一日になりそうだ。

次回は旬のさんまが入ったイクラ丼を試してみたい。

平日の早朝、国道を走る地元の車の速さに、ここは北海道であることを実感する。

今日は美瑛の白金温泉にある野営場まで行くのだけれど、まずは寄り道の一個目、余市のニッカウヰスキーだ。

まだ、開いていない。6時だもの。

また今度~、と言って羊蹄山方面に向かった。

道端で地図を確認していたら、自転車に乗った綺麗なお姉さんがおはようございます、と声をかけてくれた。

そして、今日の天気は最高だ。ちょっと冷たい風が心地よい。

京極町のふきだし湧水に寄って、甘い水を飲んだ。羊蹄山の周りには湧水地が何ヶ所もあるのだ。

羊蹄山を後にして支笏湖へ向かった。支笏湖はアクセスできる水辺が限られているのだけれど、

ライダーハウスとキャンプ場のあるあたりの水辺は居心地が良さそうだった。

北海道の農家の庭先には花が咲き誇っていることが多い。

苫小牧とむかわを経由して沙流川沿いのR237を上って行く。

日高峠を越えたら富良野まではもう少しだ。

富良野で、昼食をとろう。今日の気分はラーメン、以前混んでいて入るのを諦めた支那虎へ向かった。

ラッキーなことに空いている。

がぁーん、次の店を探そう。ほどなくして富川製麺所に到着した。地味な佇まいだ。

ザンギ、北海道の唐揚げだ。ジューシーで程よい味付けであった。

そして味噌ラーメン、化学調味料は一切使っていないとのことで素朴な味だ。

昔、実家で食べた自家製うどん(小麦粉、味噌(大豆、麦、米)まで自家製)に近い味であった。

外で食べるラーメンの味は濃すぎることが多いのだけれど、ここのは優しい味だ。

そして、何より店員さんの効率の良い働きっぷりが気もちいい。

是非オーナーは店員さんに給料をたくさんあげて欲しい。

富良野から吹上温泉を経て白金温泉へ向かった。

国設白金野営場にテントを張った。少し休んでいたら雷雨となった。

歩いて近所の温泉、銀瑛荘に向かった。渋い温泉宿で身体を温めた。

温泉から上がると雨は上がっていた。左が美瑛富士、右が美瑛岳だ。

その宿で買ったビールを飲みながら野営場に帰った。

バイクに置いたままだったヘルメットを抱えて車止めのロープを跨いだ。

身体が前にくるりとして、地面に叩き付けられた。顎と右手を擦傷、両膝を打撲して痣ができた。

転がったヘルメットはスタビライザーが割れてしまった。幸いカメラはほぼ無傷であった。

良い一日であったかどうかは、眠るまでわからない。張られたロープを跨ぐときは気をつけよう。

野営場からは美瑛富士が少しだけ見える。明日は近くの山に登ろうと思う。

時おり寒さに目が覚めたときに聞こえる美瑛川の流れる音、木々の葉がこすれる音、降る雨の音のどれもが優しい。 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ツーリング2014 1日目 フェリーで出発

2014-09-21 | 

9/21(日) 晴れ 走行距離350km

今年の夏期休暇と言うか秋期休暇の行き先はどこに行こうかと考えたとき、やっぱり北海道が候補に上がった。

困ったときの北海道、取り敢えず北海道、それだけ懐が深いと言うことなのだ。

このところ、気温が下がって新潟へ向かう関越自動車道は寒いぐらいであったが雨でないのが幸いだ。

新潟港に着いて小樽への渡航手続きを済ませた。小樽へは明日の早朝着くのだ。

フェリーに乗ったら、早速お風呂で身体をさっぱりとさせて、サッポロクラシックを飲みながら旅の計画を立てる。

まぁ、天候次第なのだけれど、大体の計画を立てた。大雪山の周辺を主に巡ろうと思う。

2時間飲んでいたら眠くなってきたので、椅子に座ったまま眠ってしまった。

目が覚めると沖縄民謡のコンサートがあるとのことなので聴きに行った。

三線を弾くと言う古い知人を思い出した。

北海道へ向かいながら聴く沖縄の唄、なんか不思議な感じだ。

唄うは新潟の三条に在住のきよ里さんだ。思いがけずいい唄が聴けて涙が出た。

一人旅は感傷的になるものだ。

そして、一眠りしていたらレストラン営業のお知らせで目が覚めた。

眠ってばかりいるのは、前日や前々日の睡眠時間が少なかったからだ。

明日からの旅に備えて高タンパク、高カロリーの食事を取った。

その後、シアターで映画を観てから、心地良い波の揺れを感じながら眠りについた。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富山に日帰り?

2014-09-14 | 

9/14(日) 晴れ

僕「週末に富山に行ってくるよ」

妻「泊まり?」

僕「日帰り」

妻「富山に日帰り?」

僕「ごんさんとコウタロウさんと一緒だから」

妻「それ本名?」

 

仕事を除くと久しぶりに4時起きだ。5時半に中央自動車道、藤野PAに集合するためだ。

まだ暗い中、家を出る。前日、空気圧チェック、リアブレーキパッド交換を済ませ、準備はオッケーだ。

まだ5時だと言うのに中央自動車道は車がいっぱい。間に合うか?ごんさんの顔が目に浮かんだ。

約束の時刻の5分前に藤野PAに到着するとnonameさんの姿を見つけた。コウタロウさんはまだいない。計算どおりだ。

少ししてコウタロウさんが到着した。

次のチェックポイントは諏訪SAだ。nonameさんは大月まで並走した後、富士山の周りを巡ったそうだ。

諏訪SAの後のチェックポイントはR361の道の駅飛騨たかね工房だった。R361ではだいたいここに寄っている。

帰りだったら飛騨牛の昆布巻きなんかがお土産に良いだろう。


車であれば東海北陸自動車道で向かうところだが、R158を黙々と進んだ。次のチェックポイントは道の駅庄川だ。

チェックポイントではなく、正しくは休憩ポイントだな。

朝ご飯を食べていなかったので飛騨牛の肉まんを食べた。ごんさんは五平餅を食べていた。

何やら鐘と太鼓の音が聞こえて装束の男達が道の駅にやってきた。庄川神社の秋祭りらしい。

庄川の連獅子舞はなにやら有名らしい。踊りに見入った。

このままではとっても間に合わないので、白川郷から高速道路で五箇山に向かった。

白川郷は連休で良い天気とあってインターチェンジから車が連なっていた。

 

待ち合わせ場所の村上家でスーさんとワカバさんが待っていた。

ちょっと話してから拾遍舎に向かった。ここは蕎麦と五箇山豆腐の店だ。

スーさんが豆腐を注文してくれた。素朴な味で食べやすい。日本酒に合いそうだ。ビールにも合いそうだ。

天ざるを頼んだ。自分のざるは写真を撮り忘れたので、これはごんさんの大盛りだ。

 

勝手に山菜の天ぷらを想像していたが、家庭的なボリュームのある天ぷらであった。

次回はざると揚げ出し豆腐を食べてみたい。

ワカバさんは所用のため、ここで伊勢にトンボ帰りだ。

 

スーさんが南砺と砺波の街を見下ろす閑乗寺公園を登った絶景ポイントに連れて行ってくれた。

閑乗寺公園までは瑞泉寺参道に寄ってくれた。石畳の道の両脇に木造の商店が並ぶ味のある街だ。

どうです!この風景、日本海、能登半島、富山湾、そして散居村。

田植えの時期の夕陽は水の張られた田んぼが輝きそれはそれは美しいとスーさんが教えてくれた。

大人のままごと、と言ってスーさんがコーヒーを淹れてくれた。

ワカバさんからいただいたフルーツ大福とスーさん持参のマグカップを並べてみた。

リラックマのマグカップがいいな、と思っていたらごんさんが選んでしまった。

次はどーもくんだな、と思っていたらスーさんが選んでしまった。

いい景色、淹れたてのコーヒー、いい仲間、人生を楽しむ時間だな。

赤とんぼ、もうすぐ秋がやってくる。

ツーリングなんでバイクの写真も入れておこう。

砺波IC近くのますのすし本舗源で頼まれたお土産を買ってバイクのシートに括り付けた。

まだ陽があったので断熱材の替わりにツーリングマップルを挟み込んだ。

神通川沿いのR41を飛騨方面に向かっていく。神岡まで来たとき、大きな工場とその臭いにかつて公害の街であったことが思い出された。

安房峠道路を抜けると松本へ向かうR158は恐ろしい渋滞であった。

中央自動車道に松本から乗って、双葉SAで夕飯を食べた。今日はタンパク質が必要なので、カツ丼を食べた。

そして、待ち受けていたのは勝沼から25kmと言う事故渋滞で、ほとんど動いていない。

車の人は家に着くのは完全に深夜だなと思った。

すり抜けをせざるをえないが、車のテールランプに目がしょぼしょぼしてしまい、ごんさんとコウタロウさんから遅れてしまった。

渋滞を抜けて、八王子で降りるコウタロウさんにランプで追いつくことができた。

きっと渋滞を抜けてゆっくり走ってくれていたのだろう。

家に着いたのは午前零時ちょうどであった。

源で買ったお土産の品。近所の知り合いへのお使いものもいくつか購入した。

 そしてスーさん、ワカバさん、nonameさんからのお土産の数々。

おにぎりせんべいは静岡にいた頃はよく食べていたが、関東では見かけないので久しぶりだ。

みなさん、短い時間ではありましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

久しぶりのロングツーリングでお昼前にかなり体力を消耗してしまったけれど、何かを食べる度に力が出てきた。

朝ご飯は食べてから出かけましょう。

 

 今日の走行距離は892km、伴ちゃんのオドメーターは73,983kmとなった。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広重ってすごい

2014-09-13 | 日々のこと

9/13(土) 晴れ

世田谷美術館に「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」を観に行った。

用賀駅から世田谷美術館までは歩いて20分弱、用賀プロムナードいらか道を歩いた。

世田谷美術館に到着した。この展覧はあと3日だからかけっこう混んでいる。

行きたいなと思っていたが、なかなか日程が合わず今日を迎えた。

この後、京都と名古屋を巡るとのことだ。

目玉であるモネの「ラ・ジャポネーズ」は圧巻だった。でかい、そして着物の武者が飛び出して来るようだった。

ゴッホの「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン婦人」の髪の流れと背景の花の流れ、なんだこれは?!と思わずにはいられない。

モネの「睡蓮」なぜか落ち着ける。

それにもまして歌川広重の浮世絵の数々の素晴らしさ。構図、描写、色、なんだろう、これは。

印象派の画家達が浮世絵を集めまくったことが感じられた。そしてその他にも影響を与えた工芸品、平和で成熟した江戸時代に行ってみたくなった。

感動しまくって表に出た。木漏れ日の下、ベルギービールを飲みながらのランチは最高だ。

いらか道をまた歩いて駅に向かった。これは狸か猫か。

家への帰り道、村岡花子のフェスタがたまたまあったので寄ってみた。

家族との写真や直筆の原稿が飾られていた。丸い暖かい文字で書かれていた。

今日は心が穏やかになる一日であった。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U2 New Album Songs Of Innocence

2014-09-09 | その他音楽

9 September 2014

スーパームーン

無料

U2 Songs Of Innocence

無料ー>iTunesへ

やってくれた。魂の音を聴くべし。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋、みゆき三昧

2014-09-03 | 中島みゆき

この秋から半年、毎日中島みゆきを聴くことになろうとは。NHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌に決定だ。

麦の唄 c/w 泣いてもいいんだよ / 中島みゆき (Short ver.) [公式]

「マッサン」の舞台である余市のニッカウヰスキーに行ってみようかとふと思うのであった。

余市は積丹半島の付け根の街で、幼いみゆきさんが暮らした岩内と半島の反対側に位置し、10代と20代に傾倒していた椎名誠の別荘もあるのだ。

 

そしてニューアルバム「問題集」の発売、夜会の新作「橋の下のアルカディア」の公演と続く。この待っている時間も楽しい。

夜会は初日のチケットを入手できた。今年の運はすべてこれに使ってしまったかもしれない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする