風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

東北 2010春 4日目(最終日)

2010-06-28 | 
5/8、雨も上がり天気は上々。今日は田沢湖から裏磐梯を目指す。

辰子姫にさよなら。早朝の湖畔は人ひとりいなくて静かだ。


田沢湖からR105を結ぶK60は朝一番に走るのに丁度いい山道だった。R105を南下して角館の街へ到着した。武家屋敷を見ておこう。桜も咲き終わり若葉が出始めた。早朝にもかかわらず散策の人は多い。黒い木塀が美しい。






今度は是非さくらの花の咲くころに訪れて歩いてみたい。

ここからK11で南下したが旧街道の生活道路なのでスピードは出ない。広域農道に入った方がよかったかもしれない。R13を横手方面へ向かう。

横手からR107を経由して雄平フルーツラインへ。信号の無い広域農道は快適だ。K108、R398を経由して稲庭うどんの本場へ突入。ここはマップルにも載っている佐藤養助本店へ行ってみよう。

やはり早すぎた。まだまだ開店までは時間がありすぎた。R398をそのまま行くと子安峡に続く。15年ほど前にとことん山キャンプ場に泊まったことがあった。露天風呂付きのキャンプ場だ。R398は景色、ワインディング、温泉と楽しめそうだからまた行きたい場所が増えてしまった。

R13に戻り道の駅おがちで休憩。稲庭うどん発見。写真を撮ろうとしてつゆをこぼしてしまった。稲庭うどんのつるり加減が好きだ。


お土産に佐藤養助本店のうどんともう一束銘柄の違うものを購入した。ふっ。

ルートを誤ったのでちょっと休憩。雄大な景色が広がる。残念ながら丘陵地帯を走る最上東部広域農道へ入りそびれてしまった。




大きな川が現れた。最上川だ。道は間違えたが蛇行する川を見ることができた。そう言えば20数年前に最上川下りを体験したようなしなかったような、記憶が曖昧だ。


ちょっと寄り道していこうと立ち寄った銀山温泉。温泉街のある下まで行ってみたらテレビで見たのと同じ川沿いに立ち並ぶ高層木造建築があった。橋の真ん中から見る温泉街はいい感じだ。下には駐車場がないことがわかり温泉街の入り口の高台まで引き返してバイクを止めた。今日はいい天気で革パンは歩くと暑い。

こんな建物が建ち並ぶ。やっぱり雪景色が似合いそうだ。






共同湯でひとっぷろ浴びた。お湯は熱めで身体はぽかぽかになった。風呂上がりに道ばたでずんだ団子を食べた。淡い甘さと緑色が絶妙なコンビネーションだ。


さて、次は蔵王だ。K29を進んで行くとこの先通行止めの看板が見えた。かまわず進んで行くとやはり通行止めであった。。。とほほ。気を取り直して引き返した。

途中路肩にバイクを止めて記念写真。22,222kmのぞろ目だ。


おなかも空いてきたので蔵王の近くでお昼ご飯だ。今日のお昼はそばと山菜の天ぷら。これも黄金のコンビネーションだと思う。


15年前に蔵王温泉に来たときバイクを止める場所が見つからなくて素通りしていたので今回は入湯していこう。蔵王温泉はごちゃごちゃしていてわかりづらいが奥に無料の駐車場があった。

迷わず共同湯へ向かう。ここのお湯はめっちゃくっちゃ熱い。身体を赤くして入ってしまった。


身体が温まったら蔵王エコーラインへ向かう。蔵王林道はまだ通行止めだ。エコーラインの路肩にも雪が残っていた。しかしこのワインディングも楽しい。


せっかくだからお釜を見ておこう。たぶん3度目だと思う?記憶が曖昧だ。だからいつ見ても新鮮な感覚を味わえるのかもしれない。


今来たエコーラインを戻って米沢から裏磐梯を目指す。カーブで止まるほど遅くなり、直線になると加速する車に前を塞がれうっぷ!ときどきこんな車に前を塞がれることがあるが無理は禁物だ。無理をすると危ない。

米沢を過ぎる頃日が傾いて来た。K2を松原湖に向けて走って行くと西吾妻スカイバレー夜間通行止めの看板が。。。もう夜間か?行けるとこまで行ってみるのが悲しい性だ。

やはり通行止めであった。とほほ。


ゲートの向こうには乗用車が止まっていた。閉じ込められてしまったらしい。暫くして管理の人が来て助けられていたが頼んでも入れてくれる雰囲気ではなかったのでUターンだ。

ここから迂回してキャンプ場を目指すと21時過ぎに到着という感じだ。家に帰ると24時ぐらいだ。ここまで来たから帰ってもいいかな。明日片付けもできるし。ということで急遽帰宅の途へ。どうにか日が変わる前に家に着けた。

今日の走行距離は766km。一般道は460kmを越えているのでかなり走った感じだ。

今回の東北3泊4日ツーリングの走行距離は2,065km。伴ちゃんのオドメーターは22,759kmとなった。

風景、ワインディングロード、温泉、食べ物、こうして旅ができるってことは幸せなことだ。
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チェーンとスプロケット交換

2010-06-27 | バイク
2週間前ぐらいにバイクのチェーンとスプロケットを交換した。

純正のチェーン(RK)とスプロケット(SUNSTAR)。走行距離は23,000kmぐらい。まだ使えるかもしれないけれどちょっと伸びてきて錆も浮いている。


新しいチェーンはRK GV530X-XW、スプロケットはSUNSTAR RS-108。見た目と性能を重視。ドライブスプロケットは防音ゴムが着いていると言うことで純正にしたけどどうだったのだろう。加速も燃費もそのままでいいので丁数はそのまま。


タイヤの回転が軽くなった。
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とほほ

2010-06-27 | バイク
今日は友人とビーナスラインへツーリングの予定であったのだけれど空模様が怪しいので延期となった。

午前中、家で片付けものなどして過ごす。15時過ぎに時間ができたのでお使いと散歩に出かけた。蒸し暑い中バイクに跨がる。汗が噴き出してくる。

まずは最寄り駅で頼まれたものを探すが、ない。次の店にも無い。あきらめよう。

行き先はスカイツリー。両国橋まで来るといい感じで目に飛び込んで来た。スカイツリーが近づくにつれ路上駐車の車が増えて行く。会社から見えるスカイツリーはとーっっても小さいが、足下まで近づくとかなりの大きさだ。太い鉄の柱でできた編み目模様が印象的だ。ビューポイントを求めて辺りをぐるぐる走ったけど結局止まらず、写真も撮らず、次の目的地へ。また来よう。

一ノ橋に到着。バイク用パーキングがあることを確認して行った。バイクを止めて暫くするとゲートが閉まるのだ。


お目当ては麻布十番の浪花家総本店のたいやき。汗をだらだら流しながら店に到着。空いているのでラッキーと思ったら甘かった。50分待ち。あきらめてまた来よう。

もう暑くて頭がぼーっとしているので家へ帰ろう。夏のアスファルトとコンクリートジャングルは殺人的だ。

家へ帰ってシャワーを浴びてビールで生き返る。ふーっ。

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6月22日(火)のつぶやき

2010-06-23 | つぶやき
21:50 from web
@jeweljk I listen to Sweet and Wild 3 times a day. It is the one of the best album I have. I love your voice, songs and heart. Thank you!
by naokeydokey on Twitter
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東北 2010春 3日目

2010-06-19 | 

テントにあたる雨音で目を覚ます。今日は雨の予報だ。田沢湖から猪苗代湖へ向かう予定であったがもう1日ここにとどまることにする。

田沢湖と言えば立つ小僧、もとい辰子像だ。素晴らしい誤変換。辰子は永遠の命と美貌を求めて龍神になったと言い伝えられている。


近づいてみよう。寂しげだ。


辰子像からキャンプ場方面に向かう途中にあった廃校に寄ってみた。良く整備されて今は一般に解放されている。名前は旧生保内小学校潟分校。僕も木造校舎が残る小学校や中学校に通っていた。校舎の色は薄緑であったがが雰囲気はこんな感じだった。


正面玄関から。


そして黒湯に向かう。黒湯は乳頭温泉郷のひとつだ。標高を上げるに連れて雨は激しさを増して霧とともにシールドの視界を塞いでいく。回りを雪に囲まれた穴だらけの道を転倒しないようそろそろと走って行く。

黒湯に到着する頃グローブはぐしょ濡れになっていた。


砂利の駐車場から温泉場へ下っていくと木造の古い建物が建っている。このひなびた感がたまらない。ここは迷わず露天風呂へ。先客が2組、カップルだった。目のやり場に困ってしまい皆に背を向ける。まだまだ修行が足りない。暫くして誰もいなくなり貸し切り状態を満喫する。乳白色の駆け流し温泉、雪景色と茅葺き屋根から滴る雨、最高だ。食堂があったので何か食べよう。朝から何も食べていない。まだ開店前であった。あまりにも時間があるので喫茶コーナーでコーヒーを飲んだ。

おやつに食べた乳頭まんじゅうの包装。温泉饅頭の頭に干しぶどうが乗っていた。駐車場にカメラを置いてきてしまったので現物の写真は無い。


十分ゆっくりして男女別の内湯に向かう。こちらは広々としていて外には露店も付いている。すっかり身体はホコホコになった。そろそろ食堂が開く時間だ。これまた民家のような雰囲気でおばあちゃんちみたいだ。うどん、そば、カレーなど定番のメニューが並ぶ。頼んだのはおにぎり定食。おにぎり2個に味噌汁、温泉卵、いぶりがっこ、おからの煮物が付く。おにぎりはおばちゃんが今握りました!という感じで大き目だ。素朴だが味が身に染みる。

さて、帰りにもう一度露天に入って行こう。ここのお湯は何度入ってもいいね。と、気分は上々、雨の道をピトピトとキャンプ場へ向かった。

キャンプ場に着いたらテントが水たまりの中にあった。おーまいがーっ!!!雨の中、ずりずりとテントを避難させた。急に眠気に襲われてしまい、雨の中眠りについた。まだ14:00だけど。。。

目が覚めると雨は上がっていた。テントの左に見える平な部分が水たまりとなっていた部分だ。


夕焼け空になっていたので湖畔に向かった。


空と湖は表情を変えていく。


何はともあれ乾杯!最高だ。


太陽も隠れてしまったので乾杯だ!黒湯で買った焼酎をお湯で割って飲む。


昨日と同じ今日も鍋。一人分の料理を作るのは難しい。

そして焚き火だ。子供の頃から焚き火が好きだった。家の手伝いでかまどの当番をよくしたものだった。


今日の走行距離は53km、ゆったりとした1日だった。

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修学旅行 2日目 京都編

2010-06-19 | 
夕方近く近鉄で京都へ到着し宿へ向かう。地下街を通ってバス乗り場へ。銀閣寺方面のバスに乗るのだけれど途中の東山五条に行くバスがあったので乗ってしまう。道はけっこう混んでいた。

バス停から宿までは歩いて15分ぐらいか。途中でたいやきを食べて休憩する。せっかくだから京都っぽい景色を見ながら歩こう。八坂の塔。


石塀小路は料亭や旅館もあっていい雰囲気だ。


小路を抜けたら宿に到着だ。泊まった部屋からは高台寺の緑が見える。


暫く休んで外を散歩する。八坂神社に到着。


疲れて宿に戻る家族と別れ京都の街へ向かった。まずはがま口のまつひろ商店へ行ってみた。ここは渡辺美里お気に入りの店なので美里ファンとしては押さえておきたい。店の中は女の人でいっぱいであった。妻と娘に小さながま口をお土産に買った。


京都は長い歴史があるのでどこへ行っても有名スポットがあるのだけれど、今行ってみたいのは龍馬が京都の街を駆け抜けた頃のスポットだ。

超級スポットの池田屋跡。以前はパチンコ屋、今は池田屋と言う居酒屋。ここで多くの血が流れたのがにわかに信じがたい。


龍馬が身を寄せていた酢屋。現在も材木商を続けている。ここは繁華街で若い人がいっぱいいた。


そして近江屋跡。坂本龍馬・中岡慎太郎遭難の地だ。現在はコンビニとなっている。せっかくなのでコンビニの中を一周してみた。ここで死んでしまったのか。


その後、高瀬川沿いを歩いて一杯できるところを探した。なかなかピンと来るところがないが、幕末に志士達がうろうろしていたかと思うと不思議な感じだ。

高瀬川沿いはあきらめて鴨川を渡った。信号が青に変わるのを待っていたら目の前にいい感じのおでんやを発見して中へ入る。おでんはどれも職人の技で作られた上品な味。大根、卵、蛸、葱鮪、湯葉、ベーコン巻き、葱鮪。これらをビールと熱燗で戴いた。静かな時が流れる大人の空間であった。後で知ったが100年以上続く有名店であった。納得。京都に行く機会があったらまた食べてみたい。


これが本日の宿、力弥。うーん、日本の香り漂う宿だ。


お土産のアイスを食べながら別れた後の話を聞いた。美味しそうな鮨弁当と漬け物があったのでそれを買ってきて宿で食べたそうだ。

お父さん、酔っぱらってる?

もちろん、飲んだら酔っぱらわないともったいないよ。

明日は早朝から散歩だから早く寝よう。おやすみ。
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東北 2010春 2日目

2010-06-13 | 
夜が明ける。非日常の始まり。


国設薬研野営場は明るいフィールドだ。管理人室に500円と書き置きを残し出発した。


かっぱの湯は現在入湯禁止となっているとのことだったけれどこの目で確かめに。橋の上から眺めたかっぱの湯は滔々とお湯をたたえていたけれど立ち入り禁止じゃ仕方ない。


そして恐山へ向かう。峠はまだ雪が残っていた。ふきのとうが沢山顔を出していた。


もうすぐで恐山、ぐつぐつ煮えている。


三途の川。って恐すぎ。誰もいないので渡る勇気はなかった。


これも恐い。


幻想的な風景。


大きなお地蔵さんがお出迎えだ。


誰もいない恐山でコーヒブレーク。なんというか思わず手を合わせてしまう雰囲気だった。


陸奥半島を南下して奥入瀬渓流を目指した。奥入瀬は15年ぶりだ。






青森県に


ぶつかった。


十和田湖に到着。早めのお昼ご飯。十和田湖と言えばひめますだ。


そして乙女の像、高村光太郎最後の作品。力強い。


次に目指したのは八幡平。極上のワインディングが続く。


そして後生掛温泉へ。どろどろとしたお湯でお肌はすべすべ。


今日は早めにキャンプ場へ。ここは田沢湖。フラットな場所にテントを張った。フラットな場所には危険が潜んでいた。


今日の夕飯は比内鶏の団子鍋。スーパーで売っていたきりたんぽは1人では食べきれないので割愛。

締めは稲庭うどんでしょう。

おなかがいっぱいになったら焚き火、そして2日目の夜は更けて行った。

今日の走行距離は343kmだった。





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修学旅行 2日目 奈良編

2010-06-13 | 
今日もいい天気だ。

奈良公園を横切って春日大社へ向かう。


春日大社の参道で鹿がお出迎え。神々しい。


しかし、鹿は野生動物。気をつけよう。


長い参道を歩いて本殿に到着。何をお願いしたんだっけ?

ここは西回廊


次に東大寺へ向かう。東大寺と言えば大仏だ。

東大寺に入って三月堂、四月堂を外から眺めて次に目に飛び込んで来た二月堂。これはテレビで見たことがある。松明が印象的なお水取りで有名な建物だ。ごいす。


つばめ


この鐘楼も大したもの。そこら中国宝だらけだ。


そして大仏殿。で、でかい。中学校の修学旅行で来ているはずなのだが記憶にない。。。


創建当時の模型。塔は100メートルに達したと言う。すごすぎ。


冷たい苺大福がおいしかった。


そして興福寺の五重塔。


興福寺では国宝館へ。おっ、教科書で見たことのある仏頭だ。そして千手観音、迫力あり過ぎ!そして阿修羅像で有名な八部衆。みんなが阿修羅像に惹かれる理由がそこにあった。もうとにかく惹かれてしまう感じなのだ。生きているうちに見ることができてよかった。

その昔、お金と権力があったら神社やお寺を造ってみたくなるだろうなと思ったのだった。

興福寺で古の記憶に感動の涙を流した後は現実に戻ろう。右はご存知せんとくん。そして左はまんとくん。


シカになろう!クリスマスでも使えそう。


まわる~まわる~よ。


これから京都に向かう。
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