風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

渋谷でオヤジは叫んだ

2011-12-30 | その他音楽

今日から年末年始の休みなのだ。らんらんらん。と思うのも束の間、冬休みの宿題を溜め込んでいる娘への指導と言うかバトルを繰り広げた。

一息ついて、さて、今年の日記は今年のうちに書いておこう。

12/22 渋谷に向かった。復活したECHOESのライヴなのだ。タイトルは「ECHOES連帯の日 TOKYO 2011」国連の友APが共催との事だ。

久しぶりのSHIBUYA-AX、寒風が吹く中開場を待った。ロッカーにコートを入れてしまったので寒いの何の。

そして開場、入場整理番号は早めだったのでセンターの手摺がある場所を陣取った。そしてビールを飲みながら開演を待つのであった。

ライヴハウスは飲めるのがいいね。でもトイレに行きたくなっちゃうので気をつけよう。

客層は男性が7割ぐらいで30代後半が多そうな感じだ。

時間になってライヴが始まる。おおおおおっ!1曲目はJACKだ!!!

そしてカッティング・エッジ、トシ(伊黒俊彦)のベースとヒロキ(伊藤浩樹)のギターがかっこいい。ヒロキは相変わらずお茶目な感じだがトシは何かマッチョになっていた。

そして力なげにドラムを叩くツトム(今川勉)の姿に涙がこぼれてしまった。同情ではなくそこまでしてもやると言う事にだ。

仁成~!とかツトム~!とか叫んだのだけれど40代男が50代男の名を呼ぶのは新鮮だったな。

新曲もやった。そのうち愛のない世界なら、むむむ?これは商業的に成り立たないだろう。でもいいか。

レゲイでZOOを演った、ちょっと面白かったけどアコースティックなアレンジの方が好きだ。それからアンコールのデラシネと東京は聴けて良かった。

全体を通して2000年12月28日に行われた武道館での再結成ライヴに比べたらかなり良かったけど、ECHOESはまだまだやれると思うのだ。

例えば演奏曲数を増やす、仁成は歌詞を覚える、練習中の歌はやらない、とかするともっと楽しめると思う。

まぁ、へんちくりんなのが仁成なのでへんちくりんはそのままでいて欲しいのもファン心理なのだけれどね。

それからGENTLE LAND、TUG OF STREET、訪問者(ヴィジター)、DEAR FRIEND、BAD MORNING、Sandyなんかを次は聴きたいなと思うのであった。

春には東北をまわりたいと言っていたので楽しいライヴをして欲しいと思う。

 

 

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初舞台

2011-12-26 | 日々のこと

平日の昼過ぎ、観劇のため妻と下北沢を訪れた。

タイトルは「アイドル、かくの如し」、岩松了作、宮藤官九郎と夏川結衣が夫婦で芸能事務所を経営する話だ。

お目当ては夏川結衣、意外にも夏川結衣はこれが初舞台とのことだ。

お昼ご飯を食べようと一軒の定食屋に入った。外見も店内も正統な定食屋で店の名は千草と言う。

店を切り盛りしているのはおばちゃんとおじちゃん達で例えるなら肉じゃがや肉どうふだみたいな店だ。

日替わりのサービス定食のカキフライ定食を頼んだ。熱々のカキフライは肉汁たっぷりで美味かった。

一人暮らしだったら通いの店のリストに入ること間違いなしだ。

昼ご飯を食べた後、開場まで時間があったので街をぶらぶらしてから本多劇場に向かった。

ストーリーは難しくないのでつい夏川結衣ばかり見てしまった。

彼女は芸能事務所の社長でビシビシものを言う。僕も叱られたい、そう思えるような演技だった。よくわからない?

ビールを飲む姿がいい。そして間違いのない美しさだった。

それから津田寛治がかっこ良かった。惚れてしまったぞ。

ちゃんと演劇を観るのは初めてだったが、なかなかいいんじゃんと思ったのだった。

 

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ばりほれとんぜ

2011-12-23 | 中島みゆき

赤坂にやってきた。TBSには南極大陸の大きな広告が掲げられていた。

そう言えば録画はしたけど第1回しか見ていない。もう終わっちゃったし。

中学生の頃に観た映画「南極物語」の夏目雅子が眩しかったのを思い出した。

本日のお目当ては中島みゆきの夜会 VOL.17 2/2だ。夜会ももうVOL.17か。

夜会を久しぶりに友人と観に行った。彼女は生みゆきは初めてだと言う。

2/2は歌が沢山歌われるので初みゆきとして問題はないだろう。

これがウインター・ガーデンだったら大変だ。犬となって転げ回るみゆき、槲(かしわ)の木となった能楽師が詠う。

2/2は再再演で以前観た事があるのだけれどストーリーはほとんど忘れている。だから新鮮な感じを受けるのかもしれない。

みゆきはオーラが出てるような存在感があるのにどこまでもどこまでも透明だ。

好きです、みゆきさん。

舞台も演出も隙がなく、一時も目を離す事ができない。そしてみゆきの歌で進行して行くストーリー、心地良い。

1幕が終わった休憩時間に2/2と言う名のカクテルを飲んだ。

ライチリキュールにグレナデンシロップとソーダ。甘々なのだ。

開演前にのし紙付きのお土産を買った。丁度僕で売り切れとなった。

箱の中身は文明堂のカステラだ。

久しぶりにカステラを食べたけど甘くて美味しかった。こちらは文明堂から贈られた特製巨大カステラ。

 

それから数日、自分の中で今回の夜会はかなり消火不良だったのでもう一度観に行こうと決めた。

前売りチケットは持っていないので当日券を買うことにした。夜会では予定を立てにくい人の為に毎日当日券が用意されている。

当日券は抽選なのでACTシアターの窓口で抽選券をもらった。抽選開始まで時間があったので広場でスケートをする人を眺めて過ごすことにした。

スケートリンク脇のスターバックスで血糖値の上昇を気にしつつも季節のおすすめのトフィーナッツラテを注文した。

恋人同士、友達同士、親子連れ、独りの人。スケートをしている人たちは誰も楽しそうに見える。長閑な風景だ。

抽選時刻が近づいたので窓口近くに向かった。時間になって応募者の出席が取られる。全員で13人だった。

そして抽選が始まる。当たれ!と念じた。「5番です」あっ、当たった。窓口でチケットを購入。なんと前から4列目、くじ運は強い。

2回目と言う事で展開が分かっているので歌われる詩を楽しむ事ができた。

みゆきの歌を聴くと映像が浮かぶのだが、夜会はみゆきの描く映像を感じる事ができるので贅沢だ。

休憩時間にジャスミンと言う名のカクテルを飲んだ。ピーチリキュールにジャスミンティーとソーダ。

お茶みたいに飲みやすい。ジョッキで行けそうだ。

帰り道、電車の乗り換え時にJRから地下鉄に向かう人々は酔いも回って幸せそうな顔に見えた。

ココロに余裕ができると道行く人も幸せに見えてくるから不思議なのだ。

同じ時代に生まれ、みゆきの歌に出会い、みゆきに会える幸せに感謝だ。

ばりほれんとんぜ!みゆきさん!

 

ばりほれとんぜはみゆきさんのニューアルバム「荒野より」に含まれる曲のタイトルだ。 

東京公演は終わり、来年2月に大阪公演が始まる。

 

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ムーンライトダンス

2011-12-11 | 日々のこと

今日は皆既月食だよと妻が言う。あっ、忘れてた。ダウンを羽織って外に出た。

薄い雲が流れて行く中、月が欠け始めてきた。

家の近くの林に棲むカラス達が鳴きながら上空を飛び始めたが暫くすると静かになった。

カラスはねぐらに帰っていったようだ。

ゆっくりと欠けていくので時々外に出て観察する事にした。

全く見えなくなるかと思ったらそうではなくて月の姿がぼんやりと見える。

桃みたいだな。

コメント (8)
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