風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

しらびそ高原でお茶会

2016-09-22 | 

8/7 晴れ

朝ごはんもお櫃を空にしてしまった。これまでの食事すべてでお櫃を空にしてきた。

温泉は食欲を増進してくれる作用があるようだ。

宿泊した渋御殿湯は、1200年の歴史を持つ渋の湯にある宿だ。

商売気はなく、鄙びた山の温泉そのものだ。登山のベースとしては申し分ない。

泊まったのは東館で、年季が感じられる調度品が置かれていた。鏡台の覆いを上げて髪の長い女性が見えると怖いので、覆いは触れずにおいた。

廊下に萬屋錦之介と原田美枝子のサインが飾られていた。昭和59年、萬屋錦之介復帰作の子連れ狼が撮られたらしい。

 

渋御殿湯を後にして、駒ヶ根としらびそ高原に向かう。

バイク仲間の「くねくねつるつる」の集まりがあるのだ。携帯電話の電波が届くコンビニまで下って、バイク仲間のLINEを確認した。

渋御殿湯は近々無線LANが使えるようになるようだ。到着した日に宿の人と思って声をかけた人が、通信会社の人でルーターを設定していたのだ。

 渋の湯から街に下って行く途中にお地蔵様が建っていた。道行く人を見守ってきたに違いない。

国道152号をくねくねしながら駒ヶ根を目指した。高遠まで快走して道の駅南アルプスむら長谷で休憩したとき、私以外のメンバーはすでに駒ヶ根にいることがわかった。

集合時間は11:00だったので余裕だな、と思っていたのだけれど、みんなは恐ろしく早く着いたようだ。よし、急ごう。

分杭峠手前の県道49号で駒ヶ根に向かっていると、バーンと木曽駒ケ岳が現れた。今更ながら駒ヶ根は駒ケ岳の根っ子なのだなと思った。

私が育った場所は富士根と言うところで、富士山の根っ子であった。

 

駒ヶ根に着くと、そこは大観光地で、観光客で賑わっていた。登山者も多く、いいなぁ、と思いながらこまくさ橋を目指してキョロキョロしながら走っていると、シルバーのSV1000Sを発見した。

vasnsさんに違いない、行き過ぎてしまったので横道に入ってUターンしたら、横道の入り口で手を振る人が。近づくとチャンドラーさんであった。ありがとう、いい人だ。

駒ヶ根ファームスの日陰で、vansさん、スーさん、コウタロウさん、そしてwakaba+さんが談笑していた。

スーさんとコウタロウさんは車で参加なので、両手でないと支えられないレンズを搭載したカメラを携えていた。スーさんは飛行機を、コウタロウさんは野鳥を撮るのだ。

wakaba+さんはバイクとは思えないお土産を買っていた。レジ袋にパンがあったのを見逃さなかった。vansさん相変わらずほのぼのとしている。

当初ここで昼食の予定だったが、みんな早く着いたので、しらびそ高原で昼食にすることになった。

 

中央高速で駒ヶ根から飯田まで行き、しらびそ高原を目指した。

チャンドラーさんはしらびそ高原には行かず、そのまま帰って行った。みんなに会うためにだけやってきたのだ。いい人だ。

くねくね道を行きながら、wakaba+さんはしばしば写真を撮っていた。ブログに写真がたくさん載っているのはこうしていたのだな。

しらびそ高原に着くと、コウタロウさんがすでに一服していた。スーさんはなかなか姿を見せない。

スーさんが到着し、ハイランドしらびその軽食コーナーでお昼ご飯を食べた。

私が食べたのは鹿肉のカレー、どこが鹿肉なのかよくわからなかった。

その後、スーさんがコーヒーを淹れてくれた。豆はwakaba+さんが持ってきてくれた極上品だった。

スーさん、ヤカンを忘れてしまって急遽新品を購入したそうだ。仕舞うの困る本格的なやつだ。

青空のもとで飲むコーヒーは美味しい、ビールの次ぐらいに美味しい。

 

しばらくの談笑後、みんな家に帰って行った。スーさんは富山、wakaba+さんは三重、vansさんは静岡、コウタロウさんは神奈川へ。

私は林道のような国道152号を、コウタロウさんのキビキビとした走りに付いていった。

コウタロウさんはバイクも早いが車も早い。良かった、前を走らなくて。

 

今日の走行距離はたぶん、450kmぐらい。伴ちゃんのオドメーターは84,000kmぐらいになった。

今年は全然走っていなくて、まだ1,000kmちょっとぐらいしか走ってないのだ。

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北八ヶ岳2連発

2016-09-19 | 徒歩の旅

7/23 - 7/24 晴れ

今回の山行は北横岳を経て双子池の山小屋で1泊、次の日は縞枯山を周る。

スーパーあずさで新宿から茅野までは2時間ちょっとだ。

茅野から北八ヶ岳のロープウェイ駅まではバスで1時間ほどだ。ロープウェイに乗って山頂駅に着くと霧が出て空気がひんやりとしていた。

山頂駅でカレーを食べた。食事らしいものはカレーぐらいなので下の駅で食事は済ませた方がいいだろう。

霧が晴れるとすぐに暖かくなった。山頂駅付近は観光客で賑わっていたが、登山道に入ると一気に人の数が減った。

可愛い顔をした北横岳ヒュッテで一休みした。ヒュッテ近くの七つ池を見た後、トイレを済ませて北横岳に向かった。

北横岳山頂はガスが出ていて見通しが悪かった。山頂から亀甲池までは大きな岩と木が入り混じる北八ヶ岳らしい道が続く。

亀甲池は亀甲模様が水底に広がることからその名がついたそうだ。亀甲池から少し行くと神秘的な池が現れた。

双子池の雌池だ。池のほとりには色とりどりのテントが張られていた。ジェイソンが出てきそうな雰囲気の水辺のテント泊は理想的だ。

 

双子池の雄池の上に建つ今日の宿、双子池ヒュッテだ。

双子池は湧水でできた池でヒュッテの飲料水としても使われている。

雄池を眺めながらビールを2本空けた。至福の時間だ。

日が沈んで月が出る頃夕飯になった。気温が徐々に下がっていく。

夕食のメニューは野菜の天ぷらと豚汁だ。若い人にはボリューム不足かもしないが、ご飯と豚汁は食べ放題だ。

次の日も良い天気であった。雨池を経由してロープウェイ駅方面に向かった。

雨池の水は半分ほどになっていた。

分岐点から縞枯山に向かう。ここから頂上までは40分の急登だ。滑りやすいので注意して登る。

縞枯れとはこのような景色のことだ。静かな山頂であった。

五辻を経てロープウェイの駅に戻った。駅に向かう道は木道が整備されていた。

ロープウェイの駅の周りは多くの家族連れで賑わっていた。

 

8/6 晴れ

今日目指さすのは天狗岳だ。天狗岳は昨年登っていい山だなと思った。苔むした樹林帯と、ちょっとした岩場を楽しめる。

昨年登った時の様子はこちらの日記をどうぞ。

日の出とともに、前日宿泊した渋御殿湯を出発する。

ここから一旦唐沢鉱泉に向かった。前回パスした西天狗から周ろうと思ったからだ。

鬱蒼とした森の中を行く。妖精が現れるんじゃないかと思わせる森だ。

唐沢鉱泉の裏にヒカリゴケがあると言うので、見に行ったが見つけられなかった。

ヒカリゴケは暗いところで光を反射して光る苔だ。北海道の洞窟で何度か見たことがある。

唐沢鉱泉から天狗岳を目指し、尾根道を少しくと視界が開けて目の前に南アルプスの山々が見えた。

もう花は終わりかと思っていたが、まだ咲いていた花もあった。

西天狗岳から南に見える山々、爆裂火口のある硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳が見える。

西天狗から見た東天狗、いい感じだ。

西天狗で少し休んで、東天狗に向かった。空気が少し薄い。標高2600mぐらいだからだ。

東天狗から見た西天狗、西天狗の方が東天狗より6m標高が高い。

 東天狗から黒百合平方面に向かう。天狗の坪庭を通って行こう。

スリバチ池には水があった。

黒百合ヒュッテが見えた。お昼ご飯を食べようと決めていた。

山菜うどんに持っていたファミマのウズラ燻製を投入した。ウズラ燻製はコスパ最強携帯食だ。

ハナアブが飛びまわる中、素早く食べ終えて下山の途についた。

途中の分岐で、歩荷の方が休憩していたので、少しお話してお礼を言った。

彼がこうして運んでくれるから山の中でうどんを食べることができるのだ。あと、ビールも。

分岐点にある湧き水のポイントも教えてもらった。すくって飲むと甘い感じがした。

湧き水が甘いのは土の香りが付いているからだろうか。いろいろな理由があるようだが、旨いものは旨いのだ。

早々と宿に着いてしまったので、温泉に入ってさっぱりした後、ビールを飲みながらバイク旅の文庫本を読んだ。

そして、明日のツーリングのルートを思案した。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌縁

2016-09-18 | 中島みゆき

中島みゆき RESPECT LIVE 歌縁(うたえにし)が2017年の新春に各地で開催されるとのことだ。

歌縁の公式サイトはこちら->

歌縁は昨年東京と大阪で開催されたライヴで、きっと反響が大きかったのだと思う。

 

みゆきファンとして御多分に洩れず、昨年の11月29日中野サンプラザ公演を観に行った。

満島ひかりの「ファイト」は心に響いた。以前観た演劇でも身体の奥底から放たれるオーラを感じた。

圧巻は中村中の「元気ですか〜怜子」だった。これは凄い、凄すぎる。黙って聞こう。

そのあともみゆきの歌が身体に染み込んだ歌い手がみゆきの歌を唄う。

研ナオコの「あばよ」もよかった。みゆきの歌が似合う人の筆頭だと思う。

みゆきが蒔いた種が大きく花開いたことを実感することのできたライヴであった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥多摩5連発

2016-09-17 | 徒歩の旅

5/29 晴れ

7ヶ月ぶりの山行で足慣らしに選んだのは奥多摩の高水三山だ。高水三山は高水山、岩茸石山、惣岳山の三山のことを言う。

コースタイム4時間半なので、10時ぐらいに登山口に近いJR青梅線の軍畑駅に降り立った。駅前には子供を筆頭に大勢の登山者がいた。

女性トイレは長蛇の列だ。駅前でストレッチをして日焼け止めを塗ったら出発だ。

踏切を渡って都道193号を歩いているとバイクがけっこう走っている。この道は都道53号につながっていて、飯能方面に抜けられる。

何度か訪れた地秩父方面のツーリングを思い出しながら登山口を目指さした。

都道から外れると小川が流れていて魚影が見えた。山女魚だろうか。

道路脇にはヤマアジサイが咲いていた。

しばらく行くと行き止まりに釣り堀があり、そこが登山口であった。

久しぶりの登山なのでゆっくりと登っていく。日差しが強く汗が出てくる。

高水山の頂上近くに高水山常福院と言うお寺があった。味わいのあるお堂で刀が納められていた。

岩茸石山の頂上はにお昼ご飯を食べる人で賑わっていた。

父の作った空豆をつまみにビールを飲む。山で飲むビールは果てしなく美味い。

トマト缶でパスタを茹でた。トマト缶ひとつは、ちょっと量が多すぎた。

おなかがいっぱいになってビールも飲んだので一気に体が重くなった。

まぁ、ゆっくりと行こう。しばらく歩いて惣岳山を抜けて御嶽駅方面に向かう。

これは白いヤマアジサイっぽい。

昔話に出てきそうな今にも動き出しそうな大きな木があった。

鉄塔をくぐる。空を分割する骨組みが美しい。

足慣らしとしては丁度良いルートであった。

 

6/19 晴れ

再び高水三山に登った。2回目だと土地勘ができて気持ちにかなり余裕ができる。そして、写真もあまり撮らなくなるので、目で楽しむ機会が増える。

札幌黒ラベルが切れていたので、もらったプレミアムモルツを持ってきた。ビールを飲むと体が重くなるのだが、ハイキング的登山のお供としてビールは欠かせない。

 

7/16 曇り

2回の山行で、もう少し歩けそうだったので川苔山に登ることにした。

奥多摩駅から東日原行きのバスに乗って川乗橋で下車する。川苔山も人気の山で登山者が多い。

しばらく登山口まで舗装された林道を歩く。杉林の登山道をしばらく行くと渓谷沿いを歩くことになる。

すっかり夏になったが、ここは涼しい風が吹いていた。渓谷の道はかなり高さがあるので、落ちたら命の保証はないだろう。

途中大きな滝があった。滝があることを知らずに登ってきたので得した気分だ。

名前は百尋の滝、百尋はないけれどけっこうな高さで、涼しい空気が漂っていた。

ここから先に少し岩場があって、それを抜けると急登が続く。もうひと頑張りだ。

綺麗なキノコが生えていた。多分、食べられないだろう。

登り坂が少し緩くなり、分岐点に出たら川苔山の頂上はもうすぐだ。

頂きでお昼ご飯を食べた。景色はごらんの通りでガスっている。

下山は今きた道ではなく、本仁田山を抜けて奥多摩駅に向かうルートを取った。

これも綺麗なキノコだ。

選んだルートは滑りやすい急坂が2ヶ所ぐらいあって慎重に下りた。登山道に蜘蛛の巣が張っているので今日一人目の通過者のようだ。

奥多摩の山は下りが延々と続く感じがする。降りても降りても杉林だからかもしれない。そして最後に人家が見えてくるとホッとするのだ。

 

7/30 晴れ

茹だるような日々が続いていた。こんな時は家にいるより山で汗を流した方がいい。

向かったのは鋸山経由の大岳山だ。奥多摩駅から最初に愛宕山を目指す。

久しぶりに愛宕山の急階段を登った。急階段の写真はこっちの日記を見てくれたら幸いだ。

愛宕山から鋸山を経て大岳山へ向かう尾根道は好きな道だ。

富士山は見えなかったが、大岳山頂は良い天気だった。

大岳山から御嶽山を経て下山した。やっぱり山は天気が良いと爽快だ。

 

8/27 曇り時々雨

今年初めての鷹ノ巣山、鷹ノ巣山は頂上までずっと上り坂が続くので、登り甲斐のある山だ。

終点の東日原でバスを降りると、ちょこんとした稲村岩あたりに雲が立ち込めていた。

雨がパラついていたので、雨具を着て登り始めたが、蒸し暑いのですぐに脱いだ。

稲村岩の下までやってくると雨が降り出したので、また雨具を来た。脱ぐとすぐに雨が戻るのは定石だ。

雨の中、急登を続けていく。雨は弱まる気配はなく、登山者にも出会わない。雨が続くので途中で引き返そうかとも思ったが、これも修行だと登り続けた。

頂上近くで初めて人とすれ違った。頂上に着くと新しい山頂の碑が建っていた。この一部は私の税金だと思うと可愛いものだ。

昼ごはんを食べおわると、2人連れのおじさんがやってきた。今日であった最後のパーティーであった。

おじさんたちが写真を撮りあっていたので、撮りましょうかと声をかけた。

視界はこんな感じだ。雨は続き、標高1,736mなので少し肌寒い。

下山は奥多摩湖方面の水根沢林道を選んだ。雨なので、道幅の広い林道を歩こうと思ったのだ。

石尾根から水根沢方面に下って行くと、道は渓谷沿いの道になっていった。水根沢は紅葉の時期に素晴らしい景色を見せてくれそうな渓谷だ。

林道はどこだろうと地図を見るも、今歩いている細い道が林道のようだ。切り立った崖の上の細い道を何kmも歩く羽目になってしまった。

高いところは数10mの垂直に近い崖で、落ちたら命の保証はなく、気を張り詰めて歩き続けた。雨で地盤が緩み、崩れかかっていたり、滑るところも多かった。

渓谷沿いの道を抜けて舗装道路に出てホッとする自分がいた。

 

奥多摩は奥深い。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツーリングライダー祭り

2016-09-11 | 

6/4 - 6/5 晴れ

今までで一番好きな雑誌を聞かれたら、Out Riderと答えるだろう。

Out Riderはツーリングを主軸として、キャンプや温泉などの楽しさを教えてくれた素晴らしい雑誌だ。

今では何誌か似たような雑誌があるが、その草分け的な存在であった。

 

そのOut Riderが創刊30周年を迎え、Out Riderを支えてきた人たちが集まったHUB倶楽部 (Hub Club)、Hokkaider (ホッカイダー)合同でツーリングライダー祭りが開催された。

Out Riderはこちら->

HUB倶楽部はこちら->

Hokkaiderはこちら->

 

開催場所は清里の伊予ロッヂだ。今回はHub Clubのお手伝いをすることができた。

会場で到着する参加者の誘導を行った。ほとんどの参加者はバイクでやってきた。

 

参加者は約100人、大広間に参加者が集まり、歴代編集長のトークでイベントが始まった。

司会は野岸泰之さん、歴代の編集長の3人、村田桂三郎さん、秋元庄三郎さん、菅生雅文さんが創刊当時からの貴重な話をしてくれた。

最初の出版社でアダルト雑誌から得た十分な収益があったために、Out Riderが産声を上げ取材も贅沢にできていたとのことだ。

その後Out Riderは廃刊になったり出版社が変わったりして今に続いている。

続いて、ナチュラルツーリングコンビ、寺崎勉さんと太田潤さんのトークだ。

ナチュラルツーリングとは、おっさん達が林道をバイクで進み、野宿して酒を楽しむと言うOut Riderの名物コーナーだっだ。

思い出を世間話のように話してダラダラと進んで行く。役に立たない濃い話でとても盛り上がった。これでいいのだ。

 こちらはHUB倶楽部の野岸さん、太田さん、松本よしえさん、そしてHokkaiderの小原信好さん。

チャリティオークションでテレホンカードを落札した。

夕食後、酒宴が繰り広げられる中、大じゃんけん大会が行われた。酔っ払って行うじゃんけん大会は盛り上がる。

豪華景品に会場の熱気もムンムンであった。その後も酒宴はみなが眠くなるまで続いた。

参加者の方々、編集長の方々と話すことができて充実した時間であった。

 

スタッフ個人所有のものを含めてずらりと並べられたOut Riderと関連書籍、懐かしい表紙が並ぶ。

野岸さん、松本さんが用意してくれた懐かしいグッズが壇上に飾られていた。

伊予ロッヂはビッフェなのだけれど、そのクオリティは高い。これは朝食で、おかずの種類はもっとある。

ロッヂの前に並べられたバイク、日本各地からライダーが集まっていた。

主催者のみなさん、ありがとうございました。

赤シャツと呼ばれたスタッフTシャツと参加者へのマフラータオル。

じゃんけん大会でもらったSOTOのバーナー、ST-320、カセットボンベを使用できる(他社のカセットボンベはもちろん自己責任で)

ギア的に美しい意匠だ。折りたたむと手にすっぽり入る感じも良い。

難点は重さと火力の弱さだろうか。バイクツーリングで強火を必要としないのであればこれで十分だろう。

そしてもう一品、Hokkaiderのステッカーコンプリートセットだ。

ノートPCとクーラーボッックスにまずは貼ってみた。いい感じだ。

今度の北海道はパニアケースやバイクにも貼って走ろう。

 

走れ!熟年ライダー達。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹富島と波照間島へ(後編)

2016-09-08 | 

4/30 - 5/8 前半は曇りがち、最後は晴れ

水温の上昇で多くの珊瑚が白化したニュースを聞いてなんだかなぁ、と思う。もう9月だ。


6泊した新田荘を後にして石垣の離島ターミナルに着いた。残念なことに波照間行きの1便が欠航した。

風が強いと欠航してしまうのだ。2便も欠航した。時間があったので、売店でモズクを家に送ったり、お土産を買ったりした。

すると、ある売店で新田荘のお母さんを見つけた。船で10分だから、ちょっと買い物にといった感じだ。

お母さんにアイスクリームをご馳走になった。ブルーシールの紅芋であった。

新田荘で知り合った、今日一緒に波照間に渡る人と全部欠航したら今日泊めてくださいね、と言って別れた。

3便も欠航した。

4便は出た。結局7時間も離島ターミナルで過ごしてしまった。

 

波照間まで約1時間、けっこうな波でアトラクションのようだった。

波照間に着くとどこにも宿の人がいなくて、どうしたもんじゃろのーと思った。

少しして車がやってきた。思ったよりも早く船が着いたようだった。乗った船は増発便で先に出た船を追い越していた。

宿は港から一番遠い集落にある「うりずん家」だ。ここを選んだ理由は貴重な泡盛「泡波」が飲めるからだ。

 

ニシハマ、今まで泳ぐ気はなかったが、この海の色を見たら飛び込まずにはいられなくなった。

シュノーケリングのセットを借りてリーフの淵まで泳いだ。色取り取りの熱帯魚が珊瑚礁に浮かんでいる。

大きな魚が手の届きそうなところをプカプカしているのだ。

淵にはウミガメが泳いでいると聞いていたが、引き潮の流れが速かったので恐れをなしてUターンした。

 

とりあえず一周がモットーである。バイクを借りて風を切った。

とりあえず端っこもモットーである。

日本最南端(有人島)の碑の前で自撮りしようと困っている女性がいたので、迷わず写真を撮ってあげた。

3ヶ月ぶりの波照間だと言う。嵌まったら何度も来てしまう場所なのだろう。

そのお返しの写真がこれ、一人旅だと自分の写真はほとんどないので貴重だ。

星空観測タワー、夜になると真っ暗けなので、星空観測にはうってつけの場所だ。

前日、星空観測で満点の星空を眺めることができた。新月だったので星明かりを体験できた。

ここでも自撮りで困っていた家族の写真を撮ってあげた。

波照間空港、飛行機の認可待ちで空港が開く目処はない。

広がるサトウキビ畑、黒糖は特産品だ。

ヤギの親子、低い姿勢でカメラを向けたら突進してきて肩に乗ってきた。

 

夜になると同宿の人たちとサトウキビ畑の中を真っ直ぐ伸びる道に南十字星を探しに行った。

昼間の温かさが残ったアスファルトの道に寝転んで空を眺めていると、地球と宇宙に挟まれてなんだか不思議な感じだ。

ほとんどの宿泊者が一人旅であった。

「うりずん家」は居心地のよい宿だ。ご飯のボリュームが少ないので外食にしてもいいかもしれない。

 

一緒に旅立つ人がマジか!?と思ったというザック。左が僕ので、右がその人の。

 

2泊した波照間を後にして石垣島に渡った。波照間には独特の時間が流れていた。それはとても心地よいものだった。

ねっとりと暑い空気がまとわり付く石垣の街をぶらりとしてから鮮やかな色の魚が混じる近海物の寿司を食べた。

離島ターミナルに建つ具志堅用高像、また来るからね〜。

 

お父さんのブログって格好つけてるよね。今、娘がそんなことを言った。 

そのとーり!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする