泣かせるじゃないか

夜会 Vol. 14の初日に行ってきた。青山劇場に着くとすでに長蛇の列、劇場前の大きな円柱それぞれが夜会の絵で飾られている。

ロビーに入るとどよーんとした空気が漂っている、中島みゆきのコンサートはいつもこんな感じ。男女問わずおじゃる丸のうすいさんがいっぱいいるのだ。ほんとだよ。みゆきが暗いんじゃなくて、ファンがどよーんなのだ。みんな背負い込んでいるモノがあるのかもしれない。

広めの椅子、シアターコクーンの椅子は最悪だったので、青山劇場はエライエライと思った。今回の夜会は当日券の発売があるらしい。前売りは完売したそうだ。でもオークションでは定価割れしてるのもあるので、この値段でコクーンの２倍の枚数にしたことでダフ屋行為はなくなったってことか。会場前でもダフ屋はひとりしか見なかったし。でチケットの20,000円は高いか安いか、20,000円 x 2000席 x 22公演でまあ８億ぐらい、日産スタジアムのU2は10,000 or 15,000 x ６万人 x 1公演で同じぐらいか。じゃあ22公演あって、近くににみゆきがいるんだからU2よりお得だ、と考えていたら幕が上がった。

指揮をする瀬尾さんの姿がよく見える席だった。今回のは前回の再演だけど、まったく内容が同じと言う訳ではない。もちろん大きな流れは予想したとおり一緒だった、再演だから当たり前か。前回の記憶はブッとんでいたけれど、観てるうちにだんだん思い出して、あぁ、ここはこういう意味だったんだと気づくことが多かった。テーマは転生、まわる、まわるよ、時代はまわるなのだ。視力があんまり良くないのでみゆきさんや出演者の表情があまりわからない。オペラグラス貸してくれてたから借りればよかった。でも、香坂さんや、コビヤマさんの動きはいいね。みゆきさんのステップもカッコよかった。もちろんこれにみゆきさんの歌があるのだ、ってそれがメインだけれど。

昔は言葉の実験劇場とか言ってたこともあるけど、最近は変なコンサートと言ってるらしい。うん、あたってる。口で説明するのは難しいもんね。夢で見た世界を表現したっていう感じか。初めて見た人はなんだろうな、なんだろうなと思っているうちに最後まで観てしまうだろう。そんな不思議な感覚が夜会かもしれない。外れたというか、全然わからん、歌もほとんどなしというのもあったけど、今回のは大満足だった。なんてったって、３回は涙がでてきたもんね。それに全身が震える感動があるんだよね。これもほんとだ。みゆきさんにありがとうと言いたい。

まとめると、こぉーのぉいーしょーおだぁーけーではー、旅はーまだ終わらないーって感じか。

終演してロビーに出るとどよーんはもう消えていた。みんな洗われたんだろうな。

＞追記 1/30
青山劇場の収容人数は2000じゃなくて1200ぐらいのもよう。大阪のシアターBRAVA!もそれぐらいみたいなので、20,000円 x 1200席 x 22で5.3億ぐらいでした。失礼しました。

始まります

1/27から夜会が始まる。運良く手に入れた初日のチケット。無駄にせぬよう目を見開いて、耳をかっぽじって観てくるぞ。今回の「24時着00時発」は再演だけど、場所もシアターコクーンから青山劇場に変わり、まったく違った演出になるかもしれない。この前の夜会「24時着0時発」で使われた歌をまとめて去年発売されたアルバム「転生」を聴いて準備も万端だ。明日夕方になって捕まらないよう素早く帰ってしまおう。みゆきさん、期待してまっせ。

おじさんはスタンドへ

今日の帰り道に久し振りにiPodを全曲シャッフルで聞いた。いきなり美里、そしてアヴィリル ラヴィーン、ミッシェル ブランチ、レイチェル ヤマガタ、みゆきと続く。ぐいぐいと歌う女性が好きだ。そしてU2！！！

4/4(火)、横浜日産スタジアムにU2がやってくる。久し振りだね。というわけで前から約束していた同僚の先輩と観に行くことにする。ぴあの先行でとる予定だ。アリーナは立見のみで10,000円、スタンド１階が15,000円で、スタンド2階が10,000円らしい。アリーナ立見のみって海外公演みたいだぞ。あの人波が目に浮かぶ。やっぱ、雰囲気はアリーナだよな、でも体力が。。。と思ってたら先輩がスタンドにしようって。ホッ。平日だからどうしようか、えーい、休んでしまえ。

で、ぴあのサイトを覗いたらストーンズ、ボンジョビ、TOTO、ディープパープルっておじさんばっかじゃないか。演る方もおじさんなら、観る方もおじさんだ。あっ、タイトルが大人のロック道だった。おいおい道はつけなくていいよ。

きっかけは美里

それやもはや美里のオフ会ではないなと思い始めている今日この頃。

東京にも久し振りの雪が降った21日、新宿で美里ともだちの新年会に参加した。きっかけは美里ファンてことなんだけど、なんか昔からの友達みたいな感じがする。なんかすっと話せる人ばかりなんだよね。美里に熱愛だけど、偏愛でない、いろんな部分があって、その中に美里っていう共通項があったという感じかな。

カラオケ、２次会、３次会とまあよくやるよという感じだけど、楽しいときはすぐに過ぎてしまった。エアギターから始まってエアドラム、エアベース、エア鼓、エア乗馬とエア炸裂のカラオケ、腹の底から笑ったぞ。河村隆一や森山直太郎のうたも聞けたし。その後は楽しく飲めて幸せだった。

美里のライヴで集まって話してる集団を横目で見ていたあの頃。食わず嫌いはいけないよ、ってことかな。

紅白舞台裏の美里

家に帰ってライブドアショックのニュースをひととおり見て、チャンネル変えたらゴリエの紅白密着をワンナイでやっていたのでしばらく見ることにした。美里が出るかな？という淡い期待。

そしたらオープニング前の待ち場面で美里が登場。ゴリエと固く両手をつないで挨拶。ゴリエに「姉さん」と呼ばれてた。そのあともちらちらとけっこう映ってんじゃん。録画しとけばよかった。あとのまつり。

それにしても美里の立ち姿はかっこよかった。立ち方がとても美しい。あの姿を見ることができただけでも良かったと思った。

その後空飛ぶグータンにシンディ・ローパーが出たのでこれまた見ちゃったよ。とっても昔、静岡で美里のライヴに行ったとき、同じ日にシンディ・ローパーのライヴもあって、美里が「今日は有名な歌手が来てるらしいけどこっちの方が盛り上がるよ」みたいなことを言ったなぁと思い出した。

豆は食べないでしょう

今日帰りの電車に乗るときにドアの脇のところでカップ酒を飲んでるおじさんがいた。ぼくはそのおじさんと反対側のドアの脇に立った。

しばらくすると高校生の男の子２人がおじさんとぼくの間にやってきた。男の子２人は楽しそうに話をしていた。するとおじさんが近くの方の男の子につまみの豆(グリンピースを揚げたもののよう)を差し出して「豆食べないか」と言った。男の子は「いいです」と断ったが「うまいぞ、食べないか」とまた言った。男の子は「いいです」とまた言ったがまたすすめたので、ついに男の子たちは場所を移してしまった。

もし男の子たちが怒っておじさんに殴りかかったらやっぱり助けなきゃなと思ったのでどこかにいってくれてほっとした。

残ったぼくは声をかけられるのは嫌だから目を合わせないようにして、もしも声をかけられたら飴をなめているので、豆は食べられないよと答えようと準備したけど、おじさんは声をかけてはこなかった。

酔っぱらって電車に乗ったら人に声をかけちゃいけません。

焼酎「美里」

みさともに焼酎「美里」を取り寄せてもらった。電話して取ってくれたそうだ。ぼくはインターネットでこの焼酎を探してたけど見たことないのだ。

オフィシャルのトピックスの2005/11/9の日記に書かれているけど熊本県美里町誕生１周年記念の芋焼酎だ。花の香酒造というところが造ったもので限定ものらしい。

美里はゆっくり飲む時間がないからしばらく飾っておこうと書いてたけど、今日帰ってきてすぐ味見した。甘めで飲みやすい。米、麦、芋だったらやっぱ芋が一番好きかな。

一歩前進

今日「Voyage V」観たよ。Voyageシリーズのテーマは旅なんで今回ももちろん旅をしている美里の姿が写ってる。

「Voyage V」は去年の11月にS＆R Tourの海老名で買ったんで１ヶ月半棚で眠ってた。時間は20分と短め、値段は4000円、だけどライブやテレビ以外の動く美里が見れるのでコレクターアイテムとしてたぶん美里ファンの間では人気商品だ、と思う。

今回の行き先はヨーロッパの小さな国、って小さな国が多いけどね。ここがSAXの誕生したところなんだ、へー。それと熱狂的美里ファンならどこかで見たことのある風景。見ていると自分もそこに行った気になっちゃうから不思議。熱狂的美里ファンなら買いだ。そうじゃない美里ファンなら友達から借りて見てね。

さて「Born Final」はまだ棚の中だ。すこしずつ、すこしづつ観よう。

今日うちの娘(7)が「メロディ」を歌ってたよ。ゆっくりめの曲とわかりやすい詞は歌いやすいみたい。

届くうたを歌いたい

紅白見たよ。美里が出るんじゃ見逃せない。歌うは「My Revolution」

オープニングは全員出演なので美里もいる。左の一列目だね。オープニングの後の細川たかし、川中美幸の歌で美里が手拍子なんてもう見ることのできない映像だろう。来年以降も紅白出れば別だろうけど。

スキウタ１位の「世界に一つだけの花」をみんなでって言ってたけど、ずっと歌っていたのは美里と五木ひろしだった。

そしてあと30分ぐらいとなり美里登場。すでに美里の瞳は潤んでいる。届くうたを歌いたい、歌う想いと、ファンへの感謝の言葉を話してからステージへ。司会の仲間由紀恵が次の世代に向けて歌い継いでいきたいと語ってくれました、と紹介して「My Revolution」が始まった。

ギター、ベース、ドラム、キーボードとシンプルな構成。ギターは稲葉さん、ベースは有賀さん、ドラムは松永さんだよね。キーボードはだれだ？と思っていたら歌の途中でメール、おいおいこの大事なときに！みさとも１号からだった。キーボード誰？わからんと答える。2005はみさともとの出会いがたくさんあった。なんでこんなに出会いがあったんだろうね。ひとりひとりが一歩前に出たからかな。

美里は歌いながらこの20年、そして2005のことを思い出しただろう、ぼくも勝手に思い出していた。「My Revolution」があったから、今こうしてファンをやってるんだよね。美里の声はやっぱりここちよく、ココロに入ってくる。最後の最後には美里の大きな瞳から涙がこぼれ落ちそうだった。

聞き終わり余韻にひたる暇もなく、うちの母、妹、妻が口をそろえて天童よしみとかぶる、かぶるって言っていた。おい、こらっ、美里は体を鍛えてるんだよ。でも綺麗でしょ？うたもうまいし。かなり控えめな反撃。

舞い上がって見てたんであっという間のできごとだった。実家から帰ってきて録画したものをひとりで見てたら、こっちも涙が出てきちゃったよ。1/2に放送されたメーキング番組で終了直後の美里を見ることができた、美里はうるうるしちゃったよと言っていた。感想を書いてFM熊本の番組にメールした。

そう言えば武部聡さんがだれかのときにパイプオルガン弾いてたな。うーん、誰のときだったんだろう。

NHKホールに美里は似合う。美里がふれあいホールだけじゃなく、NHKホールもやれるようみんなライブへ行こう！

ライブ！ライブ！夏祭りだよ！

おぉ！！！！！

今年も美里の夏がやってくる。2006は山中湖畔で夏祭り！とオフィシャルのメッセージで発表された。どんなライブになるんだろう。まだ詳細は発表されてないけどV20にもましてわくわくどきどきするね。この年になってもこういう楽しみがあるって幸せだ。暮れ行く空に浮かぶ富士山、湖畔の花火、もう勝手に夜のライブにしちゃってる。うーん、でもみんなどうやって行ったり帰ったりするんだろう。オールナイトライブ？いやいや、それはないか。バスのピストン輸送に臨時電車、はたまた長距離バスかな？

富士山をはさんで山中湖の反対側に実家があるので、こどものころ山中湖にも何度かいったことあるけど絶景の富士山を見ることができる場所だよ。でも富士山はどっからみても美しいんでみんな自分の住んでるところからが一番って言うんだけどね。

みなさん、今年もよろしくお願いしますね。