風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング 2021 海沿いを走らないゆるキャンツー 第9話(最終話)

2023-07-31 | 

9月28日(火) 晴れ

札幌を後にして昨日走った中山峠を再び走る。ワインディングロードをぐりぐりと走って京極へ向かった。「名水の郷きょうごく」で豊富に湧き出る美味しい水を飲もうと訪れたらコロナのため休みであった、残念!

次に向かったのはツーリングまっぷるにあった「ファームレストランじゃがた」、コロッケを食べるのだ、とバイクを停めて店の前まで意気揚々と歩いて行くと閉店していた、残念!うーん、どうしよう。幸いすぐ隣に「農家のそばや 羊蹄山」があったので迷うことなく入店した。

せいろと天ぷら盛り合わせを頼んだ。サクサクの天ぷらと喉越しの良い蕎麦、美味しいものが食べられて幸せだ。今調べたらこのお店はヘリポートがあるので、ヘリコプターでも訪れることができるとのこと!

店舗からは湧水の池と羊蹄山が見える。旅の途中に寄ってみたいお店である。

倶知安からR393のくねくね道をぐりぐり走って小樽へ向かった、小樽が近くなりでタラタラと走っていたら走り屋の車が後ろから来たので道を譲った。少しして速いバイクが後ろから来たので道を譲った。でも最後だから走っておくか、速いバイクを追ったら道を譲った車に追いついてしまった。さっきのバイクと車の後ろをしばらくランデブーだな。程なくしてバイクと車は途中でUターンしてくねくね道へ戻って行った。好きですねぇ。僕もですが。

くねくね道を抜けて小樽の街に入った。海に近い市営駐車場にバイクを停めてメインストリートをぶらぶらした。運河や石造りや煉瓦造りの古い倉庫や商家を眺めながら繁栄していた昔のことを想像する。

これはルタオの本店だから古くないけどね。

お土産を買ったり、スイーツを食べたり、小樽の街をトコトコと歩いた。しかし暑い、タイツ履いて革パンツだから暑いのは当たり前だ。

小樽を十分楽しんでから帰りのフェリーに乗船した。自衛隊の装甲車も乗船していた。

次の日、フェリーは新潟に到着し、関越道で自宅を目指した。途中のSAで蕎麦を食べよう、と思った。出てきたのはうどんであった。どうやら自販機のボタンを押し間違えたらしい。

なんか長いこと北海道にいた感じがする、道内は8日間だったけれどのんびりしてたからかな。

2021年夏のツーリング日記はこれで終わりです。細部の記憶が曖昧でした。日記はすぐに書きましょう。

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北海道ツーリング 2021 海沿いを走らないゆるキャンツー 第8話

2023-07-23 | 

9月27日(月) 晴れ

長年使用しているGPSナビ、古いので新しい道がなかったりすることもあるけれど向かっている方角はわかるのだ。ナビは車載用で防水ではないので雨の場合は取り扱い注意だ。まぁ、そんな不便も好きなのだけれど。これは今回美瑛を周った時の軌跡で、なかなか美しい、と自己満足する。

午前中に六花亭の札幌本店でお土産のお菓子、おやつ用におはぎとマルセイアイスサンドを購入した。アイスサンドは店を出て歩きながら食べてしまう。六花亭は心のオアシスなのだ。

ホテルに戻ってバイクで札幌駅近くのレンタルバイクショップへ向かった。なぜって、なーんと我が子がバイクの免許を取るので一緒にツーリングに行って欲しいと頼まれたからだ。免許を取るの意味は、今日の午前中に取得予定と言うことだ。え、免許取れなかったらどうするの?と言う心配はあったが、心配しても埒がないのでその時はその時である。レンタルショップの近くで待っていると無事に取得できたとの連絡を受けた。次は初ツーリングへの心配だ。まぁ、バイクは乗ってなんぼ、走ってなんぼだと思うので、頑張ってくれ。

しばらくして娘がレンタルバイクショップに到着して受付を済ませた。緊張している様子だ。そしてショップのお兄さんにバイクの説明を受けた、まずは駐車場内で発車と停車の練習、そしてぐるぐると周る練習、まぁ、初ツーリングなのでトコトコ行こうではないか。今日の行き先は中山峠だ、2車線の走りやすい道路なので大丈夫だろう。その前に腹ごしらえだ、琴似にある洋食店を目指した。とりあえず信号が変わるときは無理して突っ込まず止まること、歩行者には最新の注意を払うこと、エンストしてもパニックにならないこと、などなどを伝えた。当たり前だけれど最初から街中をスイスイ流すのは難しい、ドキドキに違いない。それでもなんとか走って琴似に到着した。

目的のお店は定休日であった。うーむ。どこにしよう、路地を回るとすぐ近くにオニオンチョッパーズと言う雰囲気の良いお店を発見、駐車スペースもあったのでここでランチにしよう。僕はカニクリームコロッケオムライス、娘はクラムチャウダーオムライスをチョイス、いろんな一皿があって決めるのが大変であった。とても美味しくてお腹もいっぱいになった。

街を抜けると中山峠へ向かう道は適度にくねくねしてくる。バイク乗りには快適な道路だけれど、初ツーリングでは恐怖かもしれない。

後ろを走る姿を見ているとまだまだ体を倒せない、って当たり前だ。カーブを曲がりきれずに飛び出していかないかと少しヒヤヒヤしたけれど無事に中山峠に到着した。来る前に六花亭で買っておいたおはぎを食べて休憩した。休憩中にワインディングロードの走り方について伝える、カーブの手前で減速、行く先に目を向けて体重移動で曲がり、立ち上がりに向けてアクセルを開ける、って難しいよな。まぁ、とにかくカーブの手前で減速だけは覚えておこう。

左が今回娘がレンタルしたブロス250、なかなか乗りやすいらしい。向こうに見えるは羊蹄山、ここまで来られてよかった。

来た道を引き返す、ずっと下りだけれど、来る時よりも余裕を持って乗れているようだ。札幌に戻るとすっかり日が暮れていた。

ご飯の時間を入れて5時間、距離105kmのツーリング、初めてのツーリングにしてはなかなか良かったのではないだろうか。バイクをニコニコして返す娘にレンタル店のお兄さんたちも嬉しそうだった。

あれから2年、娘はセローに跨ってふらりとツーリングに行ったり、オフロードも走っているようなので(北海道のオフロードって川とか)、事故だけは気を付けてくれ!

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