夏空の下で

6/20、梅雨の合間の晴れの午後。Do As Infinityのニューシングルリリースイベントに川崎のラゾーナまで行って来た。イベントはミニライブと特典プレゼント。特典プレゼントは期待していなかったのだけれど急遽VANちゃんと亮さんからプレゼントが手渡されるとのメールが昨日届いた。これはいくしかない。

到着は13:00、すでに人は集まり始めていた。ファン層は平均30歳ぐらいか。前から10列目ぐらいだけれどステージはそれほど高くなく前には大柄な人が何人かいるのでちゃんと見えるのか不安がよぎる。

もう夏空と言っていい空の下、人だかりの中で待っていると暑くてクラクラしてくる。腕と首筋に紫外線が降り注ぐ。時折吹く風が心地よい。

そして13:30。Do As 登場。おおっ、VANちゃんだ。でもたまに頭、うーんとたまに顔が見えるだけ。しょうがない、亮さんを見よう。亮さんはだいたい上半身が見える。バンドは亮さんのアコギ、パーカッション、キーボード。こじんまりとしたアコースティックなライブはとってもいい感じだった。Do Asを生で見るのはこれで4回目だけれど一番ココロに届いたライブだった。歌ったのはニューシングルから3曲、Timeless、メラメラ、生まれゆくものたちへ、そして冒険者の全部で4曲。パーカッションは松本淳さん。懐かしい、美里の最初の頃のツアーに出てたよね。

そしてCD購入者に特典のプレゼント。順番に並びプレゼントの受け取りを待つ。握手は禁止だけれどひとこと伝えよう。「武道館のライブ行きます！」いやもっとシンプルに「好きです！」いや、プレゼントの手渡しがVANちゃんじゃなくて亮さんだったら？そんなことを考えつつ少しずつ前に進むと手渡しはVANちゃんで亮さんは隣に立っているだけだとわかった。近づくにつれ胸が高鳴る。で、結局何も言えず目を見て微笑んだだけだった。なんかVANちゃんは疲れて見えた。炎天下だし連日のイベントで疲れているのかな。亮さんは目が合って微笑み返してくれた。サンキュ！あまりに一瞬のできごと、でも思い出に残るひとときだった。ちなみにプレゼントはクリアファイルだった。

最初の予定ではすぐ帰ろうと思ったのだけれど、良かったので次の15:00からのライブも観ることにした。炎天下は身体にきついので遠いけれどモールの二階の日陰から観ることにした。観客は数百人から千人ぐらいか。全体がよく見える。でも音は小さく周りで子供が騒ぐこともある。まっ、いっか。15:00、Do As登場。VANちゃんは白地にピンク柄のワンピースにGジャンかな。とってもかわいい感じ。曲はTimeless、メラメラ、生まれゆくものたちへ、最後が陽のあたる坂道だった。

欲を言えば１枚目のアルバムの歌も聴きたかったけれどまた今度ということで。また今度は11/29の武道館かな。

夜シャワーを浴びていて腕を見ると赤くなっていた。首筋もだ。VANちゃんの日焼けが心配だ。

一夜限りのノーサイドステーション

6/18 10:00-12:00、一夜限りのノーサイドステーションが復活。ノーサイドステーションは渡辺美里がDJで1985.12から1987.9と1995.4から1996.3にFMヨコハマで毎週金曜の夜10:00-12:00に放送されていた番組だ。

1期の放送が始まった頃はFM横浜のカバー範囲から少し外れた隣の県に住んでいたのだけれど夜になると電波を拾えたのでよく聴いていた。1期の終わる頃には横浜に住んでいたので放送局のあった産業貿易センタービルに誕生日プレゼントを持って行ったこともあった。

そんな番組が復活！とういことで久しぶりに生で美里の声をラジオで聴いた。当時、TBSのスーパーギャングという深夜放送もやっていたので１週間に2回は美里の声を聴けると言うのは嬉しかった。そして番組で読まれたい、美里を笑わせたいとハガキをせっせと書いたものだった。一番困ったのは美里のスーパーギャングとみゆきのオールナイトニッポンが重なっていたことで一緒に聴くのは至難の業でどちらかを録音しなければいけなかった。一度みゆきのオールナイトと美里のスーパーギャングが合体した日があって狂喜乱舞したものだった。

もちろんオールナイトにもハガキを書いた。美里にハガキを読まれることは何度かあったが、みゆきに読まれることは最後までなかった。でも書いてるうちに読まれることはそんなに重要ではなくなって今の気持ちを伝えることが重要になっていった。

最近、手紙を書かなくなってメールばかりになってしまったけれど手書きはいいよね。と思いつつ復活したノーサイドステーションにはメールを送ってしまった。

放送が始まって美里が話す。やっぱり美里にはラジオが似合う。そして１曲目、サマータイムブルースだ。あっ、これリクエストしたじゃん。リクエストした人の名前が読まれる。

名前はなかった。

と思ったら歌が終わって名前を読まれた。ラッキィー！好きな人に名前を呼ばれるのは嬉しい。

放送中聞いたことのある名前の人もいたのでみんな長年ファンやってるよなと感心。僕もそのひとりだけど。

放送の翌日、今のことだけど、思い出せるのは新曲「あしたの空」のジャケットは美里祭りの行われる赤レンガ倉庫のところで撮ったもの、美里祭りではスペシャルガリガリ君を販売するってことだけ。うーん、身を入れて聴くのは難しい。膝を抱えてラジオを聴いていた頃が懐かしい。

新緑 '09 伊豆・箱根編

金曜日の夜。週末の天気、土曜日はいいらしい。明日はツーリング行くよーん。目指すは伊豆の棚田と仁科峠のナベ石。帰りは仙石原の和菓子屋で饅頭を買って帰ろう。

6/13 7:00に出発。休みなしで東名沼津まで。今日は半時計回りで伊豆へ入る。国道414はそれなりの混み具合だった。県道17へ入ると車は極端に少なくなる。海と魚の脂の匂いを感じながら南下する。

戸田の港にて小休憩。


戸田峠を目指していると北山の棚田というのがあったので寄ってみた。ここは地図で見逃していた。田植えが終わったばかり。ここの棚田はどこも一般に貸し出しているようで楽しんでいる人が沢山いた。


西伊豆スカイライン、それに続く県道411を気持ちよく走る。伊豆スカイラインよりも空いてるので走りやすい。

仁科峠にて。ここから歩いてナベ石を目指す。


クマザサ生い茂る道。ここを中島みゆきも登ったのだ。


途中イノシシの足跡を発見したり、過激な配色の巨大な毛虫に悲鳴を上げたりしながら頂を目指す。標高があるとは言え革パンとライダージャケットはさすがに暑い。

おおっ、これがナベ石か。みゆきも登ったことだから僕も登っておこう。またもや毛虫が。こっちへくるんじゃない。

ナベ石から見下ろした宇久須の海。


じゃーん。これがナベ石。大きさはトラックぐらいかなぁ。満足。


ここから県道59を東へ。下ノ段棚田を経て旧天城トンネルへ向かう。県道59はちょっと狭いところもあるけれど楽しい道だ。地図上の下ノ段棚田あたりで前を行く警官を発見。場所がよくわからないので道を聞く。「このあたりに棚田はありませんかねぇ？」「聞いたことないねぇ。田んぼだら」あっ、懐かしの静岡弁。一緒に地図を見るもののわからずじまい。また今度来るかと旧天城トンネルへ向かう。

国道414沿いのいのしし村が閉鎖していた。来たことはないがけっこう有名な場所だった。そして旧道へ。いきなりダート。轍付き。ありゃりゃ。そのおかげで対向車もほとんどこない。

緑濃い木々に囲まれた林道をしばらく進んで旧天城トンネルに到着。トンネルの入り口は苔むしていい感じ。川端康成も通っただろう。石川さゆりも通ったかもしれない。


写真を撮ってからトンネルへ。中はひんやり。全長445.5メートルのトンネルを抜けて。


そして国道414に戻った。ここからは湯ヶ島まで北上し県道59の棚田とわさび田に寄って伊豆スカイラインを目指す予定。湯ヶ島の鈴木屋というそば屋で昼ご飯を食べた。頼んだのは天ざる。待っている間にBikeJIN/培倶人一冊読破。そこにこの店の紹介もあった。へー80年も続く老舗の店なんだ。名物は山嵐丼とのこと。イノシシの肉で見た目は豚のバラっぽい。あとから来た人が山嵐丼を注文していた。ようやく天ざる登場。お腹が空いていたので写真を撮るのを忘れてしまった。海老、椎茸の天ぷらが美味しい。だしの効いたつゆがうまいのでそばつゆで割って全部飲んでしまった。残念だったのはトイレの消臭剤の匂いが漂ってくること。トイレ近くの席は避けた方がいい。

県道59を東へ。途中荒原の棚田があるらしいがまたどこかわからない。えーい、パスだ。そして伊豆最大級の筏場のわさび田へ。ここは凄いね。


冷川ICから伊豆スカイラインに乗った。中高速コーナーの連続。いいねぇ。最近コーナーのスピードも出せるようになってきて楽しい。

熱海峠、箱根峠を経て箱根へ。おおっ、観光地だ。気を付けて走ろう。箱根神社のある芦ノ湖の東の県道75を抜けて仙石原へ。お気に入りの松月堂菓子舗でゆたて饅頭とシナモンポテトを購入。


さて時間はまだ15:00、おまけで県道401へ。これまた空いていて気持ちいい。

帰宅は16:50。バイクを磨き上げてビールに突入。今日の走行距離は420km。早くもココロは次のツーリングへ。北へ行こうかな。

新緑 '09 信州・上州編

ETCも着いたことだし明日(6月7日)はビーナスラインに行ってみようかな、と思っていたらツーとものコウタロウさんからツーリングのお誘いのメールが来た。

コウタロウさんの作ってくれたプランはビーナスライン、つまごいパノラマライン、チェリーパークライン、榛名湖周辺と盛りだくさんの内容だ。600kmを越えるらしい。

行き先が一緒なので「はーい、行きます」と返事をした。集合は談合坂SAに8:00。この2週間前のツーリングで30分の遅刻をしたので今回は気合いを入れて6:00に出発した。

首都高に永福から乗った。初めてのETC。おおっ、すばらしい。止まって手袋外してカードまたは現金をなんてさようなら。雨の日はもっといいだろうね。

談合坂SAに着いたのは7:20。早すぎ。ぶらぶらしているとトイレの案内のところにツバメが。


コウタロウさん、15分の遅刻で到着。でも彼には15分の貯金がまだある。この前は僕が30分遅れたからね。

そして一気にビーナスラインへ。観光道路なので車は多い。少し走って白樺湖の見える駐車場で。


次は三峰展望台で景色を見ようと駐車場をあとにする。右手の車山の草原が見事だ。三峰展望台は民間の施設だった。トイレに行ったら小さな箱に100円入れてねって書いてあった。がまんできないので100円入れた。大と小で値段を分けてくれればいいのに。僕の後の若い人はは入れてなかった。それはまずいでしょ。窃盗罪になるかも？

朝ご飯が早くて軽かったので五平餅を食べた。ちと大きい。


いい感じのコーナーをバイクが行く。


この道はとっても気持ちいいけど観光の車も多いので行くなら早い時間がいいと思う。

美ヶ原を抜けて小諸経由でチェリーパークラインを目指す。途中の千曲ビューラインは適度な中速コーナーがあって気持ちの良い広域農道だ。

小諸でちょっと迷ってからチェリーパークラインへ。とっても楽しい山岳ワインディングでぐんぐん標高を上げて行く。眼下に小諸の街が見える。晴れ渡った日には富士山も見えるらしい。

梅雨前の太陽。


さて、車坂峠に着いてここからはダートだ。最初はゆっくり。切り立った崖もけっこうあった。開けた道ばたで。


そしてつまごいパノラマラインへ。嬬恋のキャベツ畑の中を気持ちよく走る。さすが日本一のキャベツの産地。それにしてもここは北海道の景色にとても似ている。

途中愛妻の丘という凄い名前の丘が。キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ大会があるらしい。嬬恋っていうのは日本武尊が海の神を鎮める為に身を投じた妻のことを恋しいと嘆いたことに由来するらしい。そうかそうか。




浅間山も見える。手前の木がいい感じ。


うーん、18:00には家に着きそうもない。北軽井沢経由で榛名湖へ。日没１時間前。


帰りの高速は大渋滞みたいでナビだと榛名湖から５時間近くかかりそう。やっぱり高速は混んでいた。家に着いたのは21:00丁度。今日は620km、良く走った。

それにしても木々の緑が美しかった。道を覆う新緑をこんなに綺麗だと思ったのは生まれて初めてかもしれない。歳をとっても新鮮なことってあるもんだね。

元祖と本家

中島みゆきの夜会Vol.16は赤坂で今晩屋の再演だそうで。その名も「～夜物語～本家・今晩屋」、Vol.15が「～夜物語～元祖・今晩屋」。元祖と本家。みゆきらしいお遊び。HPのお知らせはこちら。11/18から１ヶ月間。どの日に行こうか。U-20シート 5,000円てのがある。若い人もみゆきを見たいもんね。U-50だったら余裕でオッケー、そんな席ないか。

エンジンバー

バイクの立ちごけや転倒に備えてエンジンバーを着けよう。と思い注文から３ヶ月。

不良品の返却を経てようやく届いたレンテックのエンジンバー。


雨が降りそうなあいにくの空模様の週末なので家でおとなしくバーを取り付けよう。

説明書を読んで作業に取りかかる。

うむっ。エンジンバーを取り付ける為に今エンジンを固定しているナットを外さなければいけないのだがこれが固い。手持ちの工具では無理と判断。

近くのよろず屋にT字レンチを買いに行くが売っていなかった。T字で大丈夫だろうか。めちゃくちゃ固いし。やっぱりインパクトレンチが必要だよな、でもインパクトレンチは高い。

うーん、いつも行くバイクショップは持ち込みパーツの取り付けはやっていない。インパクトレンチをレンタルするか？オークションで落とすか。

取り付けられないので洗車してピカピカに。ご飯を食べてくつろいでいたらにわか雨でびしょびしょに。こんなもんかな。

つづく

咲いた

雨の中シャンテロゼミサトが咲いた。ちょっと小さめ。栄養が足りないのかな。葉っぱが多すぎるのかな。薔薇は綺麗だねぇ。


つぼみはもうひとつ。右上にはバイクの後輪。