風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング 2021 海沿いを走らないゆるキャンツー 第4話

2022-11-23 | 

9/23(木) 曇り時々雨

今日も予定はない。テントの中でゴロゴロしていたら少し晴れてきたのでバイクに乗って出かける事にした。ずっと寝ていたらどこにいてもおんなじだ。

迷った時の道道291号(吹上上富良野線)、快走路である。そして道道966号(十勝岳温泉美瑛線)に入る。いつも混んでいたので寄ったことのなかった吹上温泉に向かったら、コロナのため立ち入り禁止になっていた。

そのまま望岳台まで走って十勝岳、美瑛岳、美瑛富士を望んだ。写真でよく見えているのは美瑛岳。

望岳台から白金温泉へ下って青い池へ。ここは通る度に寄ってしまうけれど、時期や時間によって池の色が違うので飽きることはない。もとより時間はたっぷりあるのだ。

青い池の近くの道の駅にあるコーヒーショップに寄ろうと思ったら休みであった。以前徒歩で立ち寄った時に親切にしてもらった店なのだ。また来よう。

街に向かって走っていたら前方から雨の壁が近づいてきた。雨の壁は見通しがいいから出会える光景だよな思っていたら、すぐに大きな雨粒が頭と肩に打ち付けてきた。早くカッパを着ねば、運よく近くにあったパーキングに停まってレインスーツを身につけた。

雷を伴った大雨の中をずぶ濡れになって走り、ようやく街に着く頃小雨になった。昨日、キャンプ場で知り合ったライダーがめちゃくちゃ褒めていたレストランに向かった。美味くてボリュームがあってハンバーグがお勧めだと言う。店に入ると不穏な空気に不安を覚えた。やってしまったか、いや、食べてから判断しよう。数あるメニューからカレーハンバーグを注文した。しかし直感は正しかった。店の中は煙草臭いし、料理も美味しくないので、もう来ることはないだろう。店を出たらこの店を教えてくれた方がちょうど駐車場に入ってきた。なんと言う偶然、多くは語らずに別れた、ごめんなさい。

気を取り直して美瑛の丘を気の向くままに巡った。生憎の天気なのでどこも空いていた。そして薄ら寒い。こんな時は美味しいものに希望を託そう。向かったお気に入りのパン屋さんは定休日だった。

再び雷の音がしてきた、と思ったら大雨となった。恐ろしい雷雨であった。美瑛の丘を後にして、びしょ濡れになってキャンプ場に帰った。

夕飯に何を食べたか忘れてしまったが、この写真が残っていた。肉かと思ったが舞茸であった、多分残っていた舞茸を全部焼いたのだと思う。

そして焚き火に溺れていくのだった。


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