風になれたら

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山を歩いて風になる

北海道ツーリング 2021 海沿いを走らないゆるキャンツー 第6話

2023-03-26 | 

9月25日 (土) 晴れ

朝霧も乙なものです。

8時40分、星に手のとどく丘キャンプ場を出発した。今日は上川を経て士幌のヌプカの里を目指す。今回の旅程で目指せる近隣のキャンプ場はもうそこしかないのだ。

快晴の空の下のんびりと走った。久しぶりに雨の降らない日なのでフニャフニャな状態なのだ。途中にある層雲峡の辺りは紅葉真っ盛りであった。

峠道に入るとのんびりした気分を一変、ぐりぐりと峠を目指してバイクを倒しまくった。三国峠に着くと昼過ぎ、久しぶりに峠のカフェでカツカレーを食べようと思って勇んで店に向かうと、入り口に列ができていて当分入れそうになかった。仕方ない、次の店だ。次の候補は三股山荘一択である。この辺りは山の中なので温泉街を除けばご飯を食べられるのはこの2軒だけだが、どちらもおすすめである。

三国峠から大きな橋と白樺の道路を抜けて三股山荘に着くと満席で入れず、やはりここもだめなのか。時間を調整しようと三国峠を往復して戻ったけれども、やっぱり満席で入れず。

えーい、もう温泉に入ってしまえ。そこで近くの幌加温泉の鹿の湯へ向かった。ここも好きな場所である。ぬるい湯から熱い湯まで梯子して冷えた身体が温めた。

再び三股山荘へ戻ると入店することができた。店内の人数を制限していたのですぐに満席になってしまうようだ。お目当ての「畑のランチ」はジャガイモがもうないとのことだったので、ランチではなくジャガイモとスープ抜きの単品をお願いした。それと梨味のチーズケーキとコーヒーのセットを頼んだ、主食の炭水化物がないがよしとしよう。山荘のお母さんに何度か来たことあるよね、と聞かれた。はい、前を通る時はだいたい寄っています、と答えた。マスクをしているとなかなか顔が分からないらしい。ここは何度来ても優しい味が身体に染み込むお気に入りの場所なのだ。

ヌプカの里に着くと受付がもう少しで終了するところで危なかった。ちなみにキャンプはなんと1区画500円、1人ではなく1区画なのだ。コロナの影響で営業しているキャンプ場が限られているので結構賑わっていて、テントを張る場所がほとんどなかったので建物近くの道路脇にテントを張ったのだが、近場はライトが明るくて人も沢山通るので失敗であった。まぁ、1日だけなので我慢しよう。翌朝知ったのだけれど、奥には静かで灯りのないサイトがあったのだ!次回訪れる機会があったら是非そちらにしよう。

テント泊最終日なので、夕飯は余り物の茄子と卵の焼き物となった。明日は札幌へ向かうのだ。

 


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