風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

セレンディピティ

2012-07-12 | 渡辺美里

今日7/12は渡辺美里の誕生日だ。おめでとう。

渡辺美里のライヴハウスツアー、セレンディピティ~人生はステージだ~の感想をまとめておこう。

 

4/3(火) 曇り後暴風雨

カッパを来てどこへ行く?バイクでか!?

テレビは台風並みです!台風並みです!と大騒ぎだ。発達した低気圧が大暴れしていた。

電車が止まるかもしれないので早めに現地入りした。今日は渡辺美里のライヴハウスツアー、セレンディピティ~人生はステージだ~の初日、渋谷にやってきたのだ。

雨はまだ強くないので、この装備はちょっとやりすぎだったようだ。もちろん、全然濡れなかった。

開場まで時間があるので行ってみたかったレオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想と言う展覧会に向かった。

こんな天気でも観にきている人はけっこういるものだ。ダ・ヴィンチ周辺やラファエルの絵は生きてるなぁ、と感じた。500年の時を経て出会う名画の数々。お金があったら買っちゃうよな~。ないけど。 

観終わって、まだ会場まで時間があったので喫茶店でケーキセットを注文して時間を調整した。開場時間が近づいてきたのでライヴハウスに移動だ。

ライブ会場に到着すると、ん、客層が違うぞ、と思ったら階上のライヴハウスの開場を待つ人々で、美里ファンの子供の世代に近い感じだ。

整理番号順で入場するのだが、そんなに良い番号ではなかったので、近くより見やすい場所で観る事にした。会場に入って生ビールを飲んで開演を待つ。つまみがないのが残念だ。

今日はツアー初日だが、平日の嵐の日という事で若干余裕のある客入だ。

程なくしてライヴが始まった。頭の両側にLEDライトを付けたメンバーがステージに現れ所定の位置に付いた。そしてメンバーと同じように頭の両側にLEDライトを付けた美里が登場した。

会場を見渡すようにライトが揺れるが、その表情はまだわからない。ステージがライトで照らされるとそこには引き締まった美里が立っていた。

一曲目は「ロマンティック・ボヘミアン」であった。そして「Long Night」と続き少し熱気が上昇した。美里はしゃべりすぎる事なく歌い続けた。中盤は落ち着いた曲が中心で、終盤を一気に盛り上げて、ステージから去っていった。そしてアンコールが数曲あってライヴは終了した。ライヴハウスなので終始盛り上がる歌ばかりかと思ったが、ツアーと同じタイトルの最新アルバム「セレンディピティ」からの歌が半分ぐらい、そしてデビュー間もない頃の歌も何曲か歌った。普段のホールツアーとの違いはステージとの近さ、これに尽きる。

後ろの真ん中で観ていたのだが、歌う美里とよく目が合って(錯覚でもいい)嬉しいやら恥ずかしいやら参った、参った。10代の頃に聞いていた「Long Night」「Teenage Walk」「eyes」など至宝の歌を聴けて大満足だ。

ライヴが終わって外に出たら嵐は去って月が出ていた。

風が相当吹いていたのだね。

 

4/14(土) 雨

柏に来るのは初めてだ。柏は思っていたより大きな街だった。今日はサッカーの試合があったようで駅に向かうレイソルファンの列があった。

ライヴ開始前にホルモン焼き屋でみさともと乾杯した。お腹がいっぱいになってもうこれで終わってもいい感じになったが本番はこれからだ。

会場のPALOOZAに着くとすでに長蛇の列ができていた。今日は土曜日なので仕事が休みの人が多いのでチケットも売り切れたようだ。

整理番号は150番台で真ん中あたりの場所を確保できた。ここはハコが小さいので一体感がかなりある。

 

5/2(水) 雨

朝起きると喉が痛い。昨日のツーリングで雨に打たれてまた風邪をひいてしまったようだ。

美里のライヴツアーもこれが3本目だが、またしても雨だ。場所は渋谷のMUSIC EXCHANGE duo。

今日はデビュー記念日でファンクラブ限定ライヴなのだ。デビュー27年にして初めての限定ライヴだ。ファンクラブ限定だけあって空気が濃い。ももクロのファンがモノノフなら美里のファンは○○モノにしてしまおう。

ドリンクチケットに100円足して生ビールを飲む。500円の発泡酒より600円の生ビールだ。

今日の目玉はなんと言っても「I'm Free」だ。ファンの間では言わずと知れたデビュー曲、フルコーラスで歌うのは珍しい。

ちょっと長めのMC、二股の話題が出たので「結婚して~!」と叫んだ。「みんなに言ってるんじゃないだろうね」か「誰も彼もに言ってるんじゃないだろうね」のようなことを美里に言われたが、久しぶりに穴があったら入りたい気持ちになった。

本編が終了し、あとはアンコールだ。喉が渇いたのでドリンクカウンターに行ってカシスソーダを一気飲みした。

いた場所に戻ろうとしたが、すでにスペースはなく、一番後ろで居場所を探した。ステージは全然見えないが、もったりとした歌が続いたこともあり、ゆらゆらと身体を揺らした。

アンコール前に燃え尽きたライヴであった。

 

5/13(日) 晴れ

晴れ渡った空、絶好のツーリング日和だ。久しぶりの川崎CLUB CITTA'、以前訪れた時と違うなと思ったら建物が変わって小さくなっていた。

ライヴ後、みさともと気持ちよく飲んだ。飲み過ぎで次の日ちょっと辛かった、かもしれない。

 

6/7(木) 晴れ

またまた渋谷のduoにやってきた。

MCで、一緒に働いている女子が吉祥寺の飲み屋で、隣にいたバンドをやっているという若い男の子の相談というか愚痴を聞いた話をした。

煮え切らない男の子に対して「私だったらなんて言うかな」と美里。数秒の沈黙、今だ。

「なめたらいかんぜよ!」

と叫んだ。これは美里がミスセブンティーンのオーディションを受けた際に、台詞を一言いう場面があってこの台詞を決めたらしいのだ。

「それかもしれない」

と低い声で返事をもらえた。

あとで会場にいたみさともから、ストーカーがいるよ、と思ったと言われた。

 

今回のライヴハウスツアー、美里をこんなに近くで見られるのは幸せだ。脳天を突き抜ける美里の歌声。なんども涙をこぼした。

デビューして27年、歌い続けてくれてありがとう。セレンディピティを大切に。

 

7月下旬、仙台と郡山のライヴに行こうかと思ったが、予定が変更になって僕のライヴハウスツアーはこれでおしまいだな。

コメント (6)
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