夢七雑録

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飛鳥山公園、旧古河庭園、六義園をめぐる

2022-05-03 06:29:27 | 散歩道あれこれ

前回は、“つつじまつり”の根津神社から駒込駅まで歩いたが、今回はツツジの名所でもある、飛鳥山公園、旧古河庭園、六義園を経て駒込駅まで歩く。

王子駅の近くにある飛鳥山公園に行く。この公園には約10種、15000株のツツジが植えられており、ツツジの名所になっている。

飛鳥山公園には、北区飛鳥山博物館や紙の博物館、それに渋沢史料館もあるのだが、今回はツツジが主目的なので、入館はまたの機会ということにして、旧渋沢庭園を散策するにとどめて外に出る。本郷通りを東に進んで国指定史跡の西ヶ原一里塚を過ぎ、古代の豊島郡の役所(郡衙)跡があったという滝野川公園を経て先に進む。

平塚神社前の交差点を渡って南側の歩道を先に進み旧古河庭園に入る。なお、旧古河庭園と六義園の共通券である園結びチケットだと割引になる。洋館の前を通ってバラ園とツツジ園を見て回る。

心字池に沿って日本庭園内を散策したあと、ツツジ園とバラ園を経て展望台になっている四阿から四方を見渡す。しばし休憩ののち、旧古河庭園の外に出る。

六義園へは、本郷通りを南に駒込駅方向に行くのが分かりやすいルートだが、今回は本郷通りを王子方面に後戻りし、西門の先の角を左に入って、旧古河庭園沿いの道を下る。緑が多く静かな道である。坂を下り終えた先の丁字路を右に入ると、六阿弥陀詣での対象になっている無量寺の門に出る。門前を左に折れ突き当りを右に、三つ目の左側の角を左に入り交差点を渡る。さらに進んで商店街を横切ると、道は上り坂となる。この道は染井坂通りと呼ばれ、駒込小の横を通って坂を上がり切ったところに、“門と蔵のある広場”と呼ばれる小公園がある。この公園は旧丹羽家の跡地で門と蔵が残されている。先に進むと染井通りに出る。ここを左に行き、“私の庭みんの庭”という一寸気になる小公園を過ぎて、その先、染井橋でJ R を渡る。先に進むと駒込橋の交差点で本郷通りに合流する。六義園の染井門はすぐそこにあり、連休の期間はこの門が開いている。

染井門から六義園に入り、つつじ茶屋、吹上茶屋、千鳥橋を渡って池の向こうの吹上茶屋をしばし眺める。

池に沿って歩き、田鶴橋の向こう、藤代峠のツツジの群落を眺めたあと、渡月橋を渡り藤波橋を渡って染井門から外に出て、駒込駅に向かう。

 

時間に余裕があれば、根津から王子まで歩くことも考えられる。この場合は正門から六義園に入り、開いていれば染井門から外に出て、染井通り、染井坂通り、無量寺、旧古河庭園、飛鳥山公園、王子の経路で歩くことになるだろう。


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