夢七雑録

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六月の旧古河庭園と飛鳥山公園

2019-06-15 08:26:16 | 公園・庭園めぐり

梅雨時の花、菖蒲と紫陽花を見に旧古河庭園と飛鳥山公園を訪ねてみた。

(1)旧古河庭園

駒込駅から本郷通りを北に、坂を下ってまた上がると、交差点の左側に旧古河庭園がある。入口で入園料を支払い、コンドルの設計による洋館を回り込み、南側のテラス式前庭に行く。この前庭もコンドルの設計でバラ園のようになっている。バラを見ながら前庭を歩いていくと、老いても品格を失わないであろうバラを一本見つけた。そのバラには、イングリッド・バーグマンの名が付けられていた。

旧古河庭園は高低差のある地形を生かして、上を洋風庭園とし下を日本庭園としている。黒ボク石を積み重ねた崖を下り樹林の間を抜けると、心字池を中心に日本庭園が広がっている。京都の庭師、小川治兵衛によるものという。今の季節、池にはショウブが彩を添えている。この庭園にはアジサイもあるが、数は少なくあまり目立たない。

(2)飛鳥山公園

旧古河庭園を出て王子方面に向かい、一里塚を過ぎて飛鳥山公園に入る。園内には博物館があり、その近くにはアジサイもあるが、数は多くない。公園から線路側に下りて、線路沿いの飛鳥の小径に行く。飛鳥山の崖地にはアジサイが植えられていて、飛鳥の小径はアジサイの小径のようになっている。

 


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