日本百名山の一つ、山梨県のみずがき山(2230m)に登ったのは、白馬岳に登ってから後のことであったと思う。この時、オリンパスペンで撮ったカラースライドが今も残っている。
当時は増富までしかバスが入らなかったので、みずがき山へは増富から往復する事になる。橋を渡った先で朝食をとったあと、本谷川沿いに歩き始める。しばらく歩くと、谷が開けてくる。金山である。ここまで来ると、みずがき山の岩峰が見えてくる。
川を渡って富士見平に向かう。展望台があり、みずがき山の全容が眺められる。富士見平までは、ピクニック気分で来られる道だが、ここから先は山登りの道になる。
富士見平から樹林の中を天鳥川に下る。川を渡り、桃太郎岩という岩の傍で小休止する。ここから、みずがき山の山頂までは、直登、直登の可愛げの無い道が続く。
カメラをリュックに入れ、ただひたすら登り、疲れ果てる前に何とか、みずがき山の山頂部に飛び出す。北には、姿も名前も優しげな小川山が見えている。
みずがき山の頂上で昼食をとる。東側には金峰山に続く稜線が見える。頂上一帯の岩の間にはシャクナゲが点在している。開花期は見事なのだろうと思う。
昼食を終え、頂上から大ヤスリ岩を見下ろし、それから、やおら、山を下り始める。上から見た大ヤスリ岩は、それほど大きさを感じないが、下山の途中、近くで見た大ヤスリ岩は、なるほど巨岩なのだと実感させられる。
帰路は、来た道を戻るだけである。時々、金峰山を眺めながら、のんびり歩き、増富に着く。ここで登山者を待ち受けていたのは、小さいバスが1台だけだった。朝は、2台の大型バスで登山者を運んだのに、帰りは何でバス1台だけなのだと思いながらも、後続のバスは当分来そうもなく、仕方なくバスに乗り込む。明らかに定員オーバーとなったバスは、山路を右に左に曲がりながら走っていく。車内は満員すし詰め。身動きできない状態で、ただ耐える。山登りの帰りに、こんな難行苦行が待ち構えていようとは思わなかった。
当時は増富までしかバスが入らなかったので、みずがき山へは増富から往復する事になる。橋を渡った先で朝食をとったあと、本谷川沿いに歩き始める。しばらく歩くと、谷が開けてくる。金山である。ここまで来ると、みずがき山の岩峰が見えてくる。
川を渡って富士見平に向かう。展望台があり、みずがき山の全容が眺められる。富士見平までは、ピクニック気分で来られる道だが、ここから先は山登りの道になる。
富士見平から樹林の中を天鳥川に下る。川を渡り、桃太郎岩という岩の傍で小休止する。ここから、みずがき山の山頂までは、直登、直登の可愛げの無い道が続く。
カメラをリュックに入れ、ただひたすら登り、疲れ果てる前に何とか、みずがき山の山頂部に飛び出す。北には、姿も名前も優しげな小川山が見えている。
みずがき山の頂上で昼食をとる。東側には金峰山に続く稜線が見える。頂上一帯の岩の間にはシャクナゲが点在している。開花期は見事なのだろうと思う。
昼食を終え、頂上から大ヤスリ岩を見下ろし、それから、やおら、山を下り始める。上から見た大ヤスリ岩は、それほど大きさを感じないが、下山の途中、近くで見た大ヤスリ岩は、なるほど巨岩なのだと実感させられる。
帰路は、来た道を戻るだけである。時々、金峰山を眺めながら、のんびり歩き、増富に着く。ここで登山者を待ち受けていたのは、小さいバスが1台だけだった。朝は、2台の大型バスで登山者を運んだのに、帰りは何でバス1台だけなのだと思いながらも、後続のバスは当分来そうもなく、仕方なくバスに乗り込む。明らかに定員オーバーとなったバスは、山路を右に左に曲がりながら走っていく。車内は満員すし詰め。身動きできない状態で、ただ耐える。山登りの帰りに、こんな難行苦行が待ち構えていようとは思わなかった。