山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

風薫る季

2023-05-12 05:53:20 | 旅行

冬の間枯れ眠っていた田畑に夏野菜が植えられて

俄かに慌ただしくなってきました

 

四月のはじめに播きました馬鈴薯も芽を出してきました

五月晴れの田園に爽やかな風が吹き

蓮池の蛙も人の気配に驚いて慌てて池のなかに、、

田舎ののどかな情景です

 

 

今日十四日は母の日です

私は娘からこんな素敵なプレゼントをいただきました

なんとか自分の事は自分で出来ていてこんなうれしい事はありません

又私は住職の健康管理をしていると自負しているのです

ただカーネーショウンには

このような歴史があるそうです

 

あのフランス革命のおりに

マリーアントワネットに面会に来た男性が胸に飾った二本のカーネーションンに

脱獄を誘う手紙を花の中に入れ渡したそうで

カーネーションの沢山の花弁と下の袋のようなところが手紙の隠し場所になったのでしょう

又マリーアントワネットは殊にカーネーションが好きであってとのことです

その計画は未遂に終わって

マリーアントワネットは

一七九三年十月六日に一人断頭台の階段を上って

フランス革命の終結だそうです

花の歴史を知って驚きです

花ことばは無垢で深い愛情だそうですやっぱりね母だもの

 

 

 

「ハンカチの木」です

趣のある白い花が風に揺れて

新緑に輝く五月梅雨の前に爽快な気分にさせてくれます

ただ二年前に初めて三輪、昨年は十輪ほどでしたのになぜ?

真っ白になるほど咲いて

ひらひらと風に揺れています

私達は「枯れる前兆では?」と感じて

あ日根元を見ましたら沢山の虫の糞

さっそく虫の穴に殺虫剤を思い切り吹き込みました大きな虫がでてきて

ハンカチにの木は無事に難を逃れました

まさに樹木の発するs,o,sでした

私達が気付かなければ来年はこの花には会えなかったとおもえば

まさに植物の知恵に改めて驚きます

花ことばは白いハンカチから清潔だそうです

 

 

 

 

豪華に咲きま誇ります「せいようしゃくなげ」 です

少しずつ気温があがって夏に向かって青葉若葉がキラキラと目にまぶしく感じられえます

道路の傍で咲くのでいつもカメラ目線です

ただ日本シャクナゲの慎ましさはありません

 

 

 

いかにも和風の花「みやこわすれ」 です

春に開花する数少ない野菊の一種だそうです

華やかさはありませんが慎ましく咲いて茶花等に良くつかわれるそうです

比較してはいけませんが私はむしろこの花の慎ましさが好きです

 

 

日を追うごとに柔らかな若芽がしっかりとした鮮やかな緑に変わって

生きていくことの大切さ未来への希望を感じます

薄緑の花がお寺の屋根に有ります宝鐸に似てい所からこの名だそうです

門前の杉林にびっしりと自生して風にゆらゆらと花を揺らしていま

何故か花ことばは「あなたをはなさない、」と一寸怖いです

 

 

昨年池坊の先生から頂きました「日本いちはつ」 です

さすがにお花の先生からのお花はそのまま水盤に飾ってもよいくらいです

菖蒲かで一番早く咲くのでいちはつの名前だそうでです

いちはつのはなさきいでて我が目には今年ばかりの春行かんとす 正岡子規

この短歌を詠まれた翌年1901年旅立ったとのことです

この淡い紫がゆったりとした時の流れを感じます

 

お天気の良い日にはもう夏日を思わせます

♪う~の花~の匂う垣根に~♬と歌われております

「うつぎ」 です

風薫る五月空のもとで軽やかに香りと友のゆれて咲きます

夏の花が咲く季節になりました

花ことばはすてきで「古風」「おとめのかおり」だそうです

枝に垂れ下がって咲くその姿からだそうです

「暑い暑い」と汗にまみれて草との戦いの日々の始まりです

先日の新聞でこの地球上で人類は全生物のわずか23%だそうです

戦争、自然破壊、温暖化皆私達人類によって起されたことですね

たったの23%の人類があたかも地球は私の物と言わんばかりの

生きてきた結果なのでしょう

この綺麗な自然を花々を未来に生きる人のために残して行きいですね

あちこちで見える緑に包まれながら風薫る今こそ考えております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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