山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

夏はきぬ(雑草との戦い)

2023-05-19 18:08:05 | 旅行

連日の猛暑日と周りに咲く花々に

穏やかな優しい春は過ぎて厳しい夏がきた、、、と

認めざるをえません

 

「ぎぼうし」の葉です

どこから蕾がでてもよいように準備をしているのでしょう

 

春一番に投稿しました「檀紅梅」の葉です

他にも色々と面白い形がありますが

此の葉はまるで芸術品の様な形です

秋には黄葉して更に趣があるようです

 

 

池の傍で真っ白に咲きます「やぶでまりです」

この花には懐かしい思い出があります

入院して鬱々と暮らしておりましたら

友がニコニコ顔で両手いっぱいにヤブデマリを惜しげなく抱えてきてくれんました

花はやがては散るのですが私は何日も花に支えられました

苦くて苦しい思い出です

あの日から十年です

なんとか今も生きています

すべていつも皆さまに支えられていると実感です

 

あちこちで雑草が気になっております

ピンクに咲きます「うつぎ」 です

純白の花も美しいのですがこの花が咲きますと

やはり夏だなと実感です 草木も人間の営みも

来るべき季節に向かって大きく動き出す時です

茎の芯が空洞になっていて空木(うつぎ) だそうです

 

昨年は眼の手術でこの花の咲く朝に家を出ました

二泊三日の予定ですので「すぐに戻るから待っていてね」と

声をかけました

「のばらは」少し花弁をこぼしながらも咲いていました

花ことばも痛手からの回復とピッタリです

 

「りら」も満開を迎えました

甘い香りで香水の原料となり

又ハート型の花弁から

花ことばは「思い出」「初恋の香り」だそうです

又別名をライラックとも言います

 

 

「クレマチス」が風に揺らいでいます

日本に入ったのは桃山時代だそうです

klema は蔓という意味だそうです

私には鉄線と言った方がぴったりと思います

その細い茎の大きな花を付けることから

花ことばは「精神の美」 「旅人のよろこび」 だそうです

今年はどの花もおおきくて綺麗に咲きます

 

 

「れんげつつじ」 です

美しい大きな花には毒がありまして

躑躅と漢字で足片が付くのはこのつつじのせいだそうです

昔中国でこののつつじを食べた羊が足踏みをしながら

息絶えたと伝えられえるからだそうです

花ことばはその華やかさから「情熱」「堅実」だそうです

 

 

儚さ、移ろいやすさの、代名詞の様な花「むらさきつゆくさ」 です

雑草のつゆ草は日本に自生しておりますが

むらさきつゆくさは明治時代に北アメリカから渡来したそうです

午前中には花が咲いて午後にはしぼむ一日花です

儚い花ですがなかなかどうして

霜が降る頃でも道沿いに咲いてほぼ野生化しているようです

そのためか花ことばも「ひとときのしあわせ」等だそうです

私は毎日雑草に追われて暮らしております

季節が早いだけ手足が不自由な私には雑草の勢についていけないのです

 

先日あの朝ドラのらんまんで

「雑草という草は無いどの草もここで花が咲く意味がある

ここで生きる理由がある」って言っていましたね

でも私には綺麗に草が採れて整然としたお庭を見ますと

ほっとするのですそして自分の不自由さを思ってしまうのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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