山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

さりげないひとこと

2017-06-10 10:19:01 | 日記
梅雨入りの蒸し暑い日に



『バラの花が綺麗に咲いたから」と友が
花束にして届けてくれました
彼女ががどれほど苦労をしているか知っている私は
「せっかくここまでさかせたのに」と
言いますと「私はこの花束を作っている時 幸せをかんじるの」とニコニコ顔です
その言葉を聞いた私は思わず友の顔を見つめました
今まで見たことのない美しいと感じました
花屋さんで作るような物ではありませんが
何処のよりも美しいバラです





若葉も日を追うごとに力強く
緑が濃くなって自然の中で息ずく樹木の素晴らしさを
あらためて感じられる季節になりました
「カルメン」と「ももいろやまぼうし」 です




穏やかな日々が続く事を願いつつ
若草のおりなす美しさに心を寄せて
「にっこうきすげ」と「みやこわすれ」です
ニッコウキスゲは
華やかな黄色で生命力にあふれています
みやこわすれは木立の中で静寂な木漏れ日を浴びて楚々と咲いています



三国志で有名な楚の国の項羽の愛妻で世界三大美人ともいわれす虞姫が
戦になった時夫の足手まといにならないようにと
自害したそうです その時そばに咲いていたといわれます
「虞美人草」この赤はその時の血の色とも言われるそうです
さすがに美しい花ですが儚さもかんじます
コメント (2)
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