昨日の雨はこの2~3日前のあの酷暑を忘れさせてくれました
裏庭の五月の花も葉もしっとりと濡れて
潤いを取り戻しています
早春にあの附入りの葉が美しかった「はなしょうぶ」が
咲き始めました
花は小ぶりで色も濃くてかえって美しいのです
このような花が咲きますと以前の私はすぐに
床前に飾ったのですが
なぜかそんな気持ち成りません
この花は「八重咲きどくだみ」 です
どくだみと言えば雑草の類ですね
葉を揉んで傷の手当てなどの使われて
別名「十薬」ともいわれます
それほど沢山の薬効が有るのでしょう
香りも同じで多分普通のどくだみといっしょでしょう
花ことばは「白い追憶」「自己犠牲」とそのままですね
以前の私はこの花が名が咲きますとすぐに
一輪ざしに射して玄関に飾ったのですが
何故かその気になれないのです
しとしと降る雨に濡れながら
細かい葉にびっしり感が可愛い「銀杯そう」です
花の形が盃に似ていてこの名前だそうです
原産は意外とアルゼンチンだそうです
日向好みだ良く殖えます
花ことばは「平和」「心がなごむ」だそうです
お大師様の足元で香り高く咲きます「のばらピンク」です
控え目なうつくさと香りで魅了されます
花ことばも「上品な美しさ」「純朴な愛」と素敵ですね
草木にとっては恵みの雨でしょう
岩陰にそっと咲きます「なるこゆり」 です
雨にぬれた清楚な花姿に「はっ」とする様な気品を感じます
花ことばも「純粋」「元気を出して」「心の痛みが分かる人」と
今の私の心にぴったりです
雨の音は小さな魔法の様
静かに心をいやしてくれる
傷ついたこと嬉しかったこと
いろいろな出来事が
大地に降り注ぐたびに消えていく
傷ついた事も何のなかったように、、、、
あの手術が無事に終わっホッとして
なぜか心の中は空っぽになった様に
いろんな事ができません
花々を美しいとは感じてもそれを床前に飾ったり
玄関に飾ったり、、、、という気になれないのです
昨日と今日の程良い雨は
誠に心をいやしてくれましたね
でも、、、
人間にとって鬱陶しい雨も草木にとっては天の恵みで
やがては来る酷暑に耐える力を蓄えているのでしょう