人の目を求めずに咲く小さな野の花の美しさ(久保田万太郎)
日中の暑い日差しを避けて木陰の入ればそこに・・・・
夏草が生い茂る中に楚々と咲くちいさな野の花「とらのお」と「きうりふね」
庭に植えなくても充分に可愛くて美し野の花
時々吹いてくる爽やかな風にその身を任せて揺れています
なんと涼しげなのでしょう
ふと陽射しの暑さを忘れてしまいます
春先に葉の頂きに紫の可愛い花を咲かせてくれた「しらねあおい」
今はこんな可愛い実を付けて夏の暑さにじっと耐えています
花は勿論ですが私にはこの実の姿も趣が有って好きです
「がくあじさい」の花はこの部分で周りの大きな花に見えますところは
飾り花と言われますそうです
なるほどこんなにびっしりと花が咲くのだと
感心してしまいました
そう言われてみれば兎に角良く殖えて
きがつけばそこかしこ生えて花が咲いています
微妙に花の色が違っていて逞しい植物の生きざまというべきです
日暮らしゼミの声が聞こえるような頃になりますと
蒸し暑い一日が終わって涼風がたちます
淡い黄色の花ガ明りをともしたように咲きます「ゆうすげ」です
虫が付きやすくてなかなか種が出来ません
この頃になますと一日が静かに終わっていくと
思えてホッとします
「ぎぼうし」類です
花の美しさは勿論ですが
種類によっては附入りの葉が
風に揺らいでいる様は涼しげで夏の風物詩ともいえます
早い物で一年が半分以上すぎました
毎年同じ花を同じように投稿できますことは
我地方は転変地異もなく無事に過ごせています事こんな有り難いことはありません