山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

寂しき 秋草

2013-09-01 17:08:23 | 日記


色み始めた稲穂の黄緑に良く映えて
秋の訪れをいちだんと感じさせてくれる 「われもこう」
夕日を浴びながら、
爽やかな空気と、秋独特のわびしさを漂わせて
草むらに疎疎と咲いています。

私たちは勝手な生き物で、
自分の都合の好い様に、環境を作ろうとしています。
その結果、こんなにも可愛らしい秋を代表する花々も
次第に姿を消してきました。

もう一度、環境やあらゆる生命に感謝し
護っていく気持ちを持たなければ 私たちの生命も危ういのでは・・・・


  われもこう、すすき、かるかや 秋草の
  寂しき限り 君に送らむ      牧水




夏の終わりを飾るにふさわしい 風情ある花 「まつむしそう」

「まつむしそう」とは誰が名付けたのでしょうか?
素敵な名前とはおもいませんか?

耳を澄ませば、微かに
「チンチロ、チンチロ、チンチロリン♪」って聞こえてくるような・・・




日当たりのよい草むらに
丈夫な つるになって咲く嫌われくさ 「ぼたんづる」
でも 香りも良く
花はこんなにも綺麗!

一雨ごとに涼しさを増して
足早に秋がやってきました。
殊にこの季節は 咲く花に、枯れゆく花に
命の尊さ、物の哀れ、人の哀れを感じる、
そんな季節ですね。


コメント
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