山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

ササユリの開花(一途な花)

2024-06-20 17:50:50 | 日記

去る六月一五日にササユリ会を行いました

花の咲き具合を案じておりましたが 丁度よかったとおもいます

又御天気も暑からず寒からずです

 

う~んこの美しさ

一点を見つめてユリの花咲く

私にはこの姿が一途に見えて好きなのです

これを見るために皆さま頑張って手入れしているのです

 

庭のあちこちでまだ蕾の物もあります

ササユリ会を行うと翌日から急にカメラを持った方が現れます

だんだんに咲けばいいのです

 

夏草の生い茂る中でも美しさは変わりません

山中でより美しく咲いて昆虫を集めようとした

ササユリはその美しさゆえに人の目に留まって盗掘される、、、皮肉なものですね

 

この花は寺の下の道沿いに咲きました

このような道沿いでさりげなく咲いてこそのササユリなのです

このような光景が沢山出来ます事を願っております

何せ広い山中に人の気配もなくて、、、

私たちはただ皆様の倫理感に頼るしかありません

 

我が家の裏庭の誰からも見えないところに

六輪の蕾を付けた笹ユリが突然にあらわえれました

皆さん「ササユリの六輪はねちょっと」と

敬遠がちでした

 

ササユリ会の時にはまだ壷です

一七日になりますと会員のなかで

「開花したところが見たい写真をとりたい」何人か集まってきました

住職もカメラに納めました

やはりこの大きいな花は香りも良くて庭一杯のユリの香りでした

翌一八日は静かな雨です

夕方行ってみますと

やはり花の所からポキンです

有り難い事に葉は全部残りました

大きな花の六輪はそれでなくても重そうです

仕方なく私は花のそばでおおきな声で

「昨日写真を撮ったからね皆さま喜んで見ていたよ」そして

「ありがとう」と言って花を四輪積んでユリの足元に置きました

そしてゆったりと支柱をしました

何せユリの語源は揺れるからですので

きっと花には通じたと思います

何時だって花にも心が有ると信じております

まだ咲いたばかりでう初々しくて痛ましかったです

この残された二輪が何時の日か

子孫を残してこのような立派な花をさかせてくれるでしょう

その時わたしは?なんて思わないで!

このようなところにご縁が有った事と

花の持つ不思議な力に支えられて生きて来た私です

 

 

 

 

 

 

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夏は来ぬ

2024-06-11 16:03:56 | 日記

 

日中の暑さに夏が来たと感じます

 

青い夏空にくっきりと思い切り手を伸ばして深呼吸するような花姿「バイカウツギ」 です

名前の由来は花が梅の花に似ていて

茎が中空のための様です

中国原産中国では「山梅花」だそうです

どちらも梅が付きますね

香りは花のみではなく葉にもあるそうです

そういえば近くを通る時ふっと良い香りです

純白の清潔感の花、花ことばも「気品」「品格」とぴったりです

 

ピンクと白に咲きます「箱根空木」 です

別名「源平空木」だそうです

香りは少し酸味のあるグリーンと蜜の香りだそうです

ふ~んあまり気にした事が有りせん

花のさき始めから落ちてゆくまでに様々に色を変えることから

花ことばは「移り気」だそうです

どちらも♬「う~の花の~に御う垣根に~」♪とうたわれますうの花です

この2本だけでも夏、夏、夏ですね

殊に今日この暑さまだ六月なのに、、、、?

 

 

藤の花に似た赤紫の花「にわふじ」です

大変丈夫な植物であちこちの増えております

これは不動堂の石垣に自生しました

ゆったりと花房を揺らして昆虫を誘っております

木々の緑と青空、陽光が一体となってきらめく

初夏の訪れを感じさせてくれる花です

 

 

どこからきたのでしょうか?裏庭の雑草に混じって「ジキタリスクリームいろ」です

遠目からでもくっきりとクリーム色の花が丈高く風に揺れて

「なんだろ~?」と近ずいて見て驚きました

ジキタリスと言えばあの赤と紫の毒々しい花とばかり思っておりました

「優しいいろもあるのだ、」と調べてみますと

やはり毒草です又花ことばも「不誠実」「熱愛」と正反対です

花の美しさと、その毒故でしょう

優しい色に惑わされてはいけませんよね

 

 

お大師様の足元に咲きます「のばら」 です

この野薔薇はピンク色で又香りも良く

皆さまが挿し木をしたいとてあちこちに行って殖えております

蜂,蝶が何時も集まっていて

花ことばも沢山で「しとやか」「かわいい」また「我が心君のみぞ知る」だそうです

この時期の爽やかな風は心の隅々まで元気を届けてくれるサプリメントと思っています

本格的な梅雨を前に楚々とした花姿「なつつばき」 です

個人的に言いますと白が好きです

でもこのピンクも可愛いのです

何せ明日の朝にはポトンと落ちてします

一日花です別名『沙羅」です

花ことばも「はかない美しさ」「哀愁」「愛らしい人」等そのまです

翌朝まだまだ綺麗と思われますのにもう足元に落ちているのを見かけますと

私は「潔い」がぴったりと思います見習いたいですね

長く病んでいますとふっとと感じる時が有ります

 

孫の結婚式に出席出来まして嬉しくてぼ~としておりましたが

雑草の勢いに目が覚めて「ガンバロ~!」と思っても

もうこの暑さ日中には外には出られません

さすがにこの道に来ると爽やかな風と春蝉の鳴き声にホッとです

盛んにキャンプ場に向かう車が多くて驚きです

これから来るであろう梅雨に向け

この戦争による環境破壊を心配して

厳しい夏日が続くであろう事や集中豪雨などに見舞われません様に、、、

と思うのは皆さまも池でなくカエルも巣ずくりで忙しい小鳥たちも皆同じ

穏かな日が続来ますように、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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初孫の結婚(お台場にて)

2024-06-03 16:05:43 | 日記

6月2日初孫の結婚式の招待を頂いてお台場に行ってきました

ホテルの窓から見る東京湾の絶景です

 

孫の計らいで前日の1日にお台場のヒルトンホテルに泊まりました

その夜は丁度お台場の花火大会でした

美味しい夕食後にはホテルの窓からこの様に花火を楽しみました

私たちは娘と孫娘と夫と私の四人です

気楽にのんびりとした楽しい夜を過ごしました

実にこんな良いメンバーでゆっくりできたことは今までには無かったと思って寛ぎました

 

翌日の二日心配しておりました天候も良くて、、、

親族の紹介、結婚式と、順調に進んで、、、、

 

チャペルの鐘を鳴らしました

チャペルの鐘の音は軽やかにお台場中に響き渡り

二人の幸せを祝福しているようです

可愛いい御嫁さんとすっかり成長した孫の笑顔に

私は夢心地です

 

賑やかで楽しい披露宴です

テーブルに飾られた花もほほ笑んで

若い二人を祝福しているようです

豪華で美味しい食事を頂きながら

皆さまから私たちも知らなかった孫のエピソード等を

楽しくききながら、、、、、、、

やはり結婚式のクライマックスともいうべき

両親への感謝の時間です

早く父親を亡くしました孫は

やはり父親の事に触れて、、、

ここまで至るにはさぞかしのご苦労もあったのでしょうと

改めて思い、聞いていて私たちのもう涙、涙になってしまいました

殊に女手一つでそだててきた娘にとってはどれほどの

喜びと安心であった事でしょう

普段あまり愚痴も言わないだけに心の中は察するに余り有るものが有りました

私もあふれるばかりの思いや180枚余りの写真がありますがとてもとても表現出来ません

 

お台場は江戸時代にペルーの来航で危機感を感じた幕府が1

茲に砲台を作ったそうです

砲台の場所、台場に徳川家に気を使って「お」付けてお台場だそうです

1961年に東京湾をうめたてて1974年に完成だそうです

臨界副都心とも言れて緑いっぱいのまるで飯田にでもいるよう雰囲気でした

 

私は車椅子出席させて頂きましたが

家族皆の協力と周りの雰囲気で何一つ不自由なく行ってこられました

最初はもう欠席のつもりでしたが緩和ケアーをしています

東京の孫娘の勧めで出席出来ました

この年で、この身体でこのような慶事に参加出来て

又若い二人のしあわせのおすそわけで私も又しあわせいっぱいの気分になりました

兎に角お世話様になった全てに感謝!感謝!の二日でした

若い二人の末永い幸せを祈った日です

 

家に戻れば今まで陽に焼けないようにと思ってほったらかしておいた

雑草がここぞとってばかりはびこっていて

今日から頑張らなくっちゃ!です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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新緑から深緑へ

2024-05-27 15:44:14 | 日記

天気が良い日にはもう夏日です

 

「ライラック」別名「リラ」 です

甘い香りをいっぱいに咲きます

リラは札幌市の木だそうです

其の為に     みどりなす、北国の町、時計台、リラの花咲く、五月の空に と詠われおります

又その優しい香りから香水のげんりょうともなるそうです

花ことばも恋愛、青春の思い出、恋の芽生え等だそうです

遠くにいても「リラが咲いたな」爽やかな気分になります

 

 

自宅前に咲きます「のばら」 です

この花も咲き始めますと一寸毎朝窓を開けて深呼吸します

私の志福のひと時です

花の美しさや香りは格別ですが何せこのす鋭いとげが?

この野薔薇は一寸花も大きくて見ごたえが有ります

その代わりとげも又大きいのです

なぜ?と思って調べていますと

このとげをあちこちにひっかけて這いあがってゆくのだそうです

又草食動物から身を守っているそうです

成るほど又植物の知恵に驚きです

人気の野薔薇ですのでゲーテのあの詩に154曲も曲が作られているそうです

 

 

純白大きな毬の様な花「おおでまり」

気温の上昇を合図に様々な草木が生き生きと成長です

  子供ら手まりつきつつこの夕べ遊ぶ春日は暮れずとも良し   良寛様

思わず花と手まりを重ねて大好きな良寛様の短歌を思います

ちなみに花ことばは華やかな恋、品格、天国だそうです

濃い緑の中に大きな真っ白い毬の様な花からこのような花ことばが産まれるのでしょう

 

菖蒲科で小さくて可愛い「ひめしゃが」 です

花の細かさから花ことばも可愛くて

「隠れている私を見つけて」「内気な恋」です

短歌も密やかに春野に埋もれヒメシャガよ桜吹雪に吹かれて咲くや、、等です

如何にも木陰で控え目に咲きます花らしいの短歌です

 

住職が長年務めた比叡山を辞する時にその御宿だった

滋賀院門跡寺の御庭に有りました「せっこく」二株分けていただきました

ピンクと白です

白の方は釣りしのぶに着生してとても華やかですが

私の手が届きませんその代わりピンクが近くの木に着生して

こんなにきれいに咲きました

花ことばも「わがままな美人」「潔癖」「私を元気付ける」だそうです

これらはせっこくが持つ美しい外観やその成長過程などからでしょう

 

 

昨日も今日も雨で肌寒い日です

山野に音もなくそぼふる雨は辺り一面を濡らしてやがては渓谷になってゆくのでしょう

雨にぬれた草木の緑は心を癒してくれます

木の香や花の香が漂う良い季節です五月はもう少ししかありません

そんな思いで庭を眺めておりますと今ここに私は生きています、、、と

実感します

 

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春から夏へ

2024-05-17 10:22:24 | 日記

鶯の優しい声からホトトギスの声に変わって、、、

 

山林深くびっしりと咲きます「ほうちゃくそう」 です

はなの形が山門の屋根などにさがっていますほうちゃくに似ていてこのような名前です

花の先が薄緑の可愛い花です

緑の山中に静かにうつむいて咲く姿から

花ことばは「あなたを離さない」だそうです

小さいながらも夏の訪れを感じます

 

 

「みやこわすれ」です

暦の上では小満です

万物次第に長じて天地に満ち始めるだそうです

動植物が成長しゆっくりと命が満ちていく季だそうです

   ♬もう二人はここには戻れない、君が呟いて歩いた帰り道、、、、

    春に芽生えた恋心、計画を練る夏の午後、終わらない秋を過ぎ、、

    手ぶらだった二人には譲れない愛が有る・・・と

延々と歌にも歌われます

都忘れの花の気品や清楚さはそのままやはり茶花として御茶席に飾られるようです

1221年承久の乱に敗れた順徳帝が佐渡に流罪になった折

玉座近くに咲きます都忘れの花に心を慰められて

都の事をしばし忘れたとのエピソード

花ことばも「しばしの慰め」「穏やかさ」だそうです

 

 

 

前ページもありましたがササユリ会の会員の方から頂きました

「利休梅」です

主張し過ぎない清楚な花が茶人に好まれて

お茶席等の飾られますので、千利休さんにちなんでこのような名前だそうです

花ことばはそのまま「控え目な美しさ」「気品」 だそうです

わが家でも初めての花です [Yさん咲きましたよ!有難う!」って

伝えたいです、きっと見ていて下さると信じています

 

 

「いちはつ」の花です

アヤメの中ではいちばん早く咲くことから一初との事です

花弁の中央に白いひらひらした筋が特徴です

花ことばは「火の用心」だそうです

昔は火災を防ぐ植物と言われて萱ぶき屋根の頂上に植えられたそうです

萱ぶき?いったいいつの事?ですね

 

 

雨上がりの裏庭です、春早くに目を楽しませてくれました白根葵も

これから咲くであろう五月の緑も

瑞々しい若葉が人々の心を癒してくれます

草木も夏を迎える準備に入ります

そんな草木たちの輝きをエールと思って見ています

利休梅や都忘れの様なささやかさや控え目はありませんが

華やかにド~ンと咲きます「アマリリス」 です

今年は一寸外に出すのが遅れましたので

色白の花です、却って私にはこの方が好きです

以前に真っ赤な八重咲きを見ましたのですが、それはそれで美しいのですが、、、、?

名前の由来はギリシャで輝くという意味だそうです

彼岸花科の外来種だそうです

花ことばはうつむいてさく姿から「おしゃべり」だそうです

 

池のほとりに咲きます「あやめ」です

「いずれあやめか、かきつた」といわれますが

アヤメには花弁に網目模様がありカキツバタと見分けられるようです

今は春と夏をつなぐ季節、気温の上昇を合図に様々な草木が生き生きと成長する

すがたをみせてくれます池の向こうに見えますハンカチの木の花もゆらゆらとゆれて、、、

 

季節が夏に向かって新緑がうつくしくかがやき

陽光が水面にきらめいています

本格的な夏はまだまだですがもうすでに夏日を感じる時が有ります

四季が二季になったかのように感じられてこわいですね

これから長~~~~~い夏が、きびし~~~い夏が、やってくると思えば

シャンとなければ!と自分に言い聞かせております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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